昨日は北風が冷たく寒い1日でしたが、今日は風
も治まり、埼玉県内はは穏やかな日和となりました。
今日のレポートは、15年前から埼玉県内を中心に
カントリーウオークしているグループの、15周年記念
例会の模様です。
======================
2008年2月11日(祝・月)
立春が過ぎても厳しい寒さが続くこの冬だが、この
日は好天で風も無く、絶好のウオーク日和となった。
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/52/58.465,139/40/16.149&scale=250000)
集合は、いつもより1時間早い9時に、さいたま市
立浦和博物館前。JR北浦和、さいたま新都心、東
浦和駅からのバスなどで集まったのは18人。
出発前に博物館を観覧し、記念の昼食パーティの
みに参加の2人に見送られ、9時9分に出発した。
さいたま市立病院前を東に抜け、見沼代用水西縁
(みぬまだいようすいにしべり)に下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/8b/c89e1a633c82c13c5681da76eefee0fd.jpg)
北面の土手には、9日の降雪が残っていた。
桜並木の続く左岸の遊歩道を700mあまり進み、
樹木畑の広がる見沼田んぼを北に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/fa/9443f20d9034669d6d86b43356b69d28.jpg)
中間を貫く芝川の橋を渡って片柳一丁目の台地へ
上がり、まず熊野神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/0875610499a26eefd5a836181ae693f0.jpg)
杉やカシなどに囲まれた境内の日陰にも、雪が残
っている。正面の石段下には、真っ直ぐに伸びた太
いクスノキが立つていた。
樹木畑と斜面林の間を西に向かう。車も通らず昔
ながらのカーブのままの古い道で、緑もいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b2/ee5b154a8262a6c1bf6e8a07ea689ada.jpg)
「山」集落に入り、杉木立に囲まれた山邑(やまむ
ら)神社前を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7a/dcf53c565f203af01b31cee21727bfc7.jpg)
このような名前の神社は初めてだ。
もとは養鶏場だったという想い出の丘霊園のトイ
レを借り、樹木畑や屋敷林など、さいたま市内とは
思えぬ静かな里道を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5d/90d39f932c906173e48d2e8c5994c1d4.jpg)
ちょっとした林間を上がって御蔵集落の旧家、尾
島家を訪ねた。
広い屋敷の中に、さいたま市天然記念物のクマガ
イソウとイカリソウの自生地がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/90/c4c6ba0d3465c6348d7416bb8637094a.jpg)
竹林のクマガイソウは約3000株あり、県内最大
の自生群落だという。開花は4月中旬から5月上旬
ころになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b9/36b4d2a6f7024d017b9f4f9786919beb.jpg)
御蔵の、屋敷林を背にした民家や、10㎝前後に
伸びた麦畑、枯れ枝の樹木畑などの間を進み、カシ
に囲まれた愛宕神社前に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/a21fd08a7a26b0371321fdbf26641179.jpg)
神社には算額が奉納されているというが、社殿内
で見えなかった。
県道65号を横断し、近くの中山神社へ裏手から
入った。旧中川村の鎮守で、大宮の氷川神社と浦和・
三室の氷川神社の中間にあり、中氷川神社ともいわ
れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d6/651d95269bdb15a749a5ac43690dfb6e.jpg)
本殿の背後にあり、覆い屋に保護された旧社殿は、
板葺(いたぶき)きで前方の屋根が長い二間社と呼ぶ
造り。
桃山期のものと考えられ、旧大宮市文化財に指定
されていた。
境内はうっそうとした森に囲まれ、西に延びる長い
参道は300m以上あり、鳥居までの間を第二産業
道路が抜けていた。
さらに西へ進み、中川集落の円蔵院に入る。遠く
からも目につくのが境内の中心にある大イチョウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/31/c848ad676f0f9fe8dc8d95d416206da7.jpg)
高さ23m、幹回り4.7mあり、大きく枯れ枝を広
げていた。
ここは、猛暑だった14年前の7月3日の例会で、
イチョウの木陰で暑さを避けて昼食をした想い出の
場所。その時には気づかなかったが、地蔵堂前に
はりっぱなシダレヒガンザクラもある。
境内の樹木はよく手入れされ、紅梅の1本が見ご
ろになっていた。
台地を下り、再び見沼田んぼへ。この辺りには、
名前の通りの水田が残り、その向こうに首都高さい
たま線の高架と、さいたま新都心の高層ビルが近づ
いてきた。
田んぼを南に進み、首都高が並行する芝川の左
岸堤防へ。流れは汚れているが、コガモ、オオバン、
ヨシガモなどの姿が見えた。
上山口新田まで進み、芝川の西側にあるさいたま
市下水処理センターに入る。
広い構内の一角に、ビオトープになっていて池に
沿って遊歩道で巡れる自然庭園と、みぬま見聞館と
呼ぶ建物がある。
見聞館2階の展示室には、見沼の自然を紹介した
パネルなどがあり、自然庭園が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/62/cc3a4f0d35cfca092354a01624a15343.jpg)
見沼代用水西縁のあさひ橋際に出て、用水沿いを
南に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a6/efead786b4784dde0ff8e0a917f7bd65.jpg)
JRさいたま新都心駅に向かう道筋にあるイタリア
料理店「イルクオーレ」に12時半に着いた。
直行で参加の5人を加え、奥の部屋を借り切って
のパーティが始まった。
おいしいイタリア料理のコースを味わいながら話が
はずむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/03246864e10e6036746f5fd6439e32cd.jpg)
半ばからは、一人ひとりが15年の思い出や感想
などを述べる。15時に宴は終了した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5d/c684f6deb119e8e80d28b9fcbcbb6546.jpg)
店の横の広場で寄せ書きと記念撮影をして散会する。
(参加 18人、距離 10㎞、地図 浦和、歩行地
さいたま市)
も治まり、埼玉県内はは穏やかな日和となりました。
今日のレポートは、15年前から埼玉県内を中心に
カントリーウオークしているグループの、15周年記念
例会の模様です。
======================
2008年2月11日(祝・月)
立春が過ぎても厳しい寒さが続くこの冬だが、この
日は好天で風も無く、絶好のウオーク日和となった。
集合は、いつもより1時間早い9時に、さいたま市
立浦和博物館前。JR北浦和、さいたま新都心、東
浦和駅からのバスなどで集まったのは18人。
出発前に博物館を観覧し、記念の昼食パーティの
みに参加の2人に見送られ、9時9分に出発した。
さいたま市立病院前を東に抜け、見沼代用水西縁
(みぬまだいようすいにしべり)に下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/8b/c89e1a633c82c13c5681da76eefee0fd.jpg)
北面の土手には、9日の降雪が残っていた。
桜並木の続く左岸の遊歩道を700mあまり進み、
樹木畑の広がる見沼田んぼを北に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/fa/9443f20d9034669d6d86b43356b69d28.jpg)
中間を貫く芝川の橋を渡って片柳一丁目の台地へ
上がり、まず熊野神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/0875610499a26eefd5a836181ae693f0.jpg)
杉やカシなどに囲まれた境内の日陰にも、雪が残
っている。正面の石段下には、真っ直ぐに伸びた太
いクスノキが立つていた。
樹木畑と斜面林の間を西に向かう。車も通らず昔
ながらのカーブのままの古い道で、緑もいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b2/ee5b154a8262a6c1bf6e8a07ea689ada.jpg)
「山」集落に入り、杉木立に囲まれた山邑(やまむ
ら)神社前を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7a/dcf53c565f203af01b31cee21727bfc7.jpg)
このような名前の神社は初めてだ。
もとは養鶏場だったという想い出の丘霊園のトイ
レを借り、樹木畑や屋敷林など、さいたま市内とは
思えぬ静かな里道を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5d/90d39f932c906173e48d2e8c5994c1d4.jpg)
ちょっとした林間を上がって御蔵集落の旧家、尾
島家を訪ねた。
広い屋敷の中に、さいたま市天然記念物のクマガ
イソウとイカリソウの自生地がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/90/c4c6ba0d3465c6348d7416bb8637094a.jpg)
竹林のクマガイソウは約3000株あり、県内最大
の自生群落だという。開花は4月中旬から5月上旬
ころになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b9/36b4d2a6f7024d017b9f4f9786919beb.jpg)
御蔵の、屋敷林を背にした民家や、10㎝前後に
伸びた麦畑、枯れ枝の樹木畑などの間を進み、カシ
に囲まれた愛宕神社前に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/a21fd08a7a26b0371321fdbf26641179.jpg)
神社には算額が奉納されているというが、社殿内
で見えなかった。
県道65号を横断し、近くの中山神社へ裏手から
入った。旧中川村の鎮守で、大宮の氷川神社と浦和・
三室の氷川神社の中間にあり、中氷川神社ともいわ
れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d6/651d95269bdb15a749a5ac43690dfb6e.jpg)
本殿の背後にあり、覆い屋に保護された旧社殿は、
板葺(いたぶき)きで前方の屋根が長い二間社と呼ぶ
造り。
桃山期のものと考えられ、旧大宮市文化財に指定
されていた。
境内はうっそうとした森に囲まれ、西に延びる長い
参道は300m以上あり、鳥居までの間を第二産業
道路が抜けていた。
さらに西へ進み、中川集落の円蔵院に入る。遠く
からも目につくのが境内の中心にある大イチョウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/31/c848ad676f0f9fe8dc8d95d416206da7.jpg)
高さ23m、幹回り4.7mあり、大きく枯れ枝を広
げていた。
ここは、猛暑だった14年前の7月3日の例会で、
イチョウの木陰で暑さを避けて昼食をした想い出の
場所。その時には気づかなかったが、地蔵堂前に
はりっぱなシダレヒガンザクラもある。
境内の樹木はよく手入れされ、紅梅の1本が見ご
ろになっていた。
台地を下り、再び見沼田んぼへ。この辺りには、
名前の通りの水田が残り、その向こうに首都高さい
たま線の高架と、さいたま新都心の高層ビルが近づ
いてきた。
田んぼを南に進み、首都高が並行する芝川の左
岸堤防へ。流れは汚れているが、コガモ、オオバン、
ヨシガモなどの姿が見えた。
上山口新田まで進み、芝川の西側にあるさいたま
市下水処理センターに入る。
広い構内の一角に、ビオトープになっていて池に
沿って遊歩道で巡れる自然庭園と、みぬま見聞館と
呼ぶ建物がある。
見聞館2階の展示室には、見沼の自然を紹介した
パネルなどがあり、自然庭園が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/62/cc3a4f0d35cfca092354a01624a15343.jpg)
見沼代用水西縁のあさひ橋際に出て、用水沿いを
南に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a6/efead786b4784dde0ff8e0a917f7bd65.jpg)
JRさいたま新都心駅に向かう道筋にあるイタリア
料理店「イルクオーレ」に12時半に着いた。
直行で参加の5人を加え、奥の部屋を借り切って
のパーティが始まった。
おいしいイタリア料理のコースを味わいながら話が
はずむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/03246864e10e6036746f5fd6439e32cd.jpg)
半ばからは、一人ひとりが15年の思い出や感想
などを述べる。15時に宴は終了した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5d/c684f6deb119e8e80d28b9fcbcbb6546.jpg)
店の横の広場で寄せ書きと記念撮影をして散会する。
(参加 18人、距離 10㎞、地図 浦和、歩行地
さいたま市)