2014年6月26日(木)【続き】
さらに先へ、国道339号に合する手前が金木小学校。校門の近くに「明治高等小学校
之跡」碑が立ち、『太宰治ゆかりの地「思ひ出」』の表示もあり、昭和11年作品「思ひ
出」に登場していることがうかがえる。
国道に入り、400mトラックもある学校の広い校庭沿いの歩道には、ソメイヨシノの
古木が続き、よい緑陰となっていた。
国道が右からの車道に合し、大きく左カーブした両側が芦野公園。左手、豊富な木々に
囲まれた池の周辺で、ヤマボウシが咲いていた。
国道の右側が芦野公園駅↑。駅に接して津軽鉄道が開通した昭和5年(1930)から
使用していた、旧芦野公園駅舎を活用した喫茶「駅舎」に入る。
この辺りは太宰治が子どもの頃に遊んだ場所とか。
ここが今日のチェックポイント。チェックのスタンプをもらい、12時48分になって
いたので昼食もすることにした。ここの人気メニューの一つ、金木特産の馬肉を使った
「激馬(げきうま)カレー」を頼む。
馬肉入りカレーライスは初めてだが、美味しかった。
「駅舎」では土産物の販売もしており、古い看板や電話機が飾られ、太宰治作品「津軽」
の一部を記した木版のパネルもある。
30分後に「駅舎」を出て現用の無人の駅に入り、当時と変わらぬと思われる周辺の豊
富な緑陰を眺める。
駅の東側、飲物などの売店が数店並ぶ前を通過して踏切を渡り、線路の北側一帯の広い
エリアに広がる芦野公園に入った。
約2,000本あり「日本さくら名所100選」に選定されているという、桜並木の下を
線路沿いに進む。
さらにクロマツの林を抜けて右に回り込むと、再び桜並木となる。
樹間から「芦野湖」と呼ぶ大きな藤枝溜池の一部が見え、「津軽三味線発祥之地」碑が
立っていた。
近くには、同じ金木出身の歌手、吉幾三作詞の「津軽平野」歌碑↑などもあり、少し先に
は太宰治の銅像が、芦野湖を渡る吊橋際には、りっぱな「太宰治文学碑」もあり、6月19
日の生誕の日には全国のファンがここに集まるという。
広大な池を眺めながら桜松橋と呼ぶ吊橋を渡った。
橋の先を右折して、芦野湖の一部が枝分かれ状に細い池となって南に伸びた部分の、林間
に設けられた遊歩道を南進する。
池の南端近くで木橋の「太宰橋」を渡る。樹間から、先に渡った桜松橋が望まれる。
芦野公園駅東の踏切に戻り、東側の「こども広場」に回ると、昭和46年(1971)
に初飛行したという、超音速高等練習機「Tー2」が展示されていた。
2人乗りの操縦席をのぞいてみたら、やっと座れるだけのスペースで狭い。
往路をゴールの斜陽館に向かうが、金木小のそばの信号で左折するのを忘れ、少し迂回
になる国道を500mほど進む。標識に従い太宰通りに入り、斜陽館に14時15分に戻
った。
コース地図にゴール印をもらい、道路を挟んだ金木観光物産館「マディニー」を少しだ
けのぞく。
太宰治の著書を販売するコーナーもある。
金木駅には14時29分に戻った。
14時41分発のワンマンカーに乗り、津軽五所川原駅に15時ちょうどに着いた。
13分後発車のJR五能線下り列車は、弘前行き直通で全席指定の快速「リゾートしら
かみ3号」である。
急ぎ駅のみどりの窓口で指定席券を確保し、3編成あるというリゾートしらかみのひと
つ、「橅(ぶな)」号に乗る。
奥羽本線への接続駅、川部駅ホームの標識。
今日の宿泊地、弘前駅には15時51分に着いた。
(天気 快晴、距離 6㎞、地図(1/2.万) 金木、歩行地 青森県五所川原市、
歩数 11,700)
文学にうとい私は、太宰治の作品を読んだ記憶が無い。これを機会に、津軽を舞台にし
た「津軽」や「思ひ出」くらいは読んでみたいと思う。
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さらに先へ、国道339号に合する手前が金木小学校。校門の近くに「明治高等小学校
之跡」碑が立ち、『太宰治ゆかりの地「思ひ出」』の表示もあり、昭和11年作品「思ひ
出」に登場していることがうかがえる。
国道に入り、400mトラックもある学校の広い校庭沿いの歩道には、ソメイヨシノの
古木が続き、よい緑陰となっていた。
国道が右からの車道に合し、大きく左カーブした両側が芦野公園。左手、豊富な木々に
囲まれた池の周辺で、ヤマボウシが咲いていた。
国道の右側が芦野公園駅↑。駅に接して津軽鉄道が開通した昭和5年(1930)から
使用していた、旧芦野公園駅舎を活用した喫茶「駅舎」に入る。
この辺りは太宰治が子どもの頃に遊んだ場所とか。
ここが今日のチェックポイント。チェックのスタンプをもらい、12時48分になって
いたので昼食もすることにした。ここの人気メニューの一つ、金木特産の馬肉を使った
「激馬(げきうま)カレー」を頼む。
馬肉入りカレーライスは初めてだが、美味しかった。
「駅舎」では土産物の販売もしており、古い看板や電話機が飾られ、太宰治作品「津軽」
の一部を記した木版のパネルもある。
30分後に「駅舎」を出て現用の無人の駅に入り、当時と変わらぬと思われる周辺の豊
富な緑陰を眺める。
駅の東側、飲物などの売店が数店並ぶ前を通過して踏切を渡り、線路の北側一帯の広い
エリアに広がる芦野公園に入った。
約2,000本あり「日本さくら名所100選」に選定されているという、桜並木の下を
線路沿いに進む。
さらにクロマツの林を抜けて右に回り込むと、再び桜並木となる。
樹間から「芦野湖」と呼ぶ大きな藤枝溜池の一部が見え、「津軽三味線発祥之地」碑が
立っていた。
近くには、同じ金木出身の歌手、吉幾三作詞の「津軽平野」歌碑↑などもあり、少し先に
は太宰治の銅像が、芦野湖を渡る吊橋際には、りっぱな「太宰治文学碑」もあり、6月19
日の生誕の日には全国のファンがここに集まるという。
広大な池を眺めながら桜松橋と呼ぶ吊橋を渡った。
橋の先を右折して、芦野湖の一部が枝分かれ状に細い池となって南に伸びた部分の、林間
に設けられた遊歩道を南進する。
池の南端近くで木橋の「太宰橋」を渡る。樹間から、先に渡った桜松橋が望まれる。
芦野公園駅東の踏切に戻り、東側の「こども広場」に回ると、昭和46年(1971)
に初飛行したという、超音速高等練習機「Tー2」が展示されていた。
2人乗りの操縦席をのぞいてみたら、やっと座れるだけのスペースで狭い。
往路をゴールの斜陽館に向かうが、金木小のそばの信号で左折するのを忘れ、少し迂回
になる国道を500mほど進む。標識に従い太宰通りに入り、斜陽館に14時15分に戻
った。
コース地図にゴール印をもらい、道路を挟んだ金木観光物産館「マディニー」を少しだ
けのぞく。
太宰治の著書を販売するコーナーもある。
金木駅には14時29分に戻った。
14時41分発のワンマンカーに乗り、津軽五所川原駅に15時ちょうどに着いた。
13分後発車のJR五能線下り列車は、弘前行き直通で全席指定の快速「リゾートしら
かみ3号」である。
急ぎ駅のみどりの窓口で指定席券を確保し、3編成あるというリゾートしらかみのひと
つ、「橅(ぶな)」号に乗る。
奥羽本線への接続駅、川部駅ホームの標識。
今日の宿泊地、弘前駅には15時51分に着いた。
(天気 快晴、距離 6㎞、地図(1/2.万) 金木、歩行地 青森県五所川原市、
歩数 11,700)
文学にうとい私は、太宰治の作品を読んだ記憶が無い。これを機会に、津軽を舞台にし
た「津軽」や「思ひ出」くらいは読んでみたいと思う。
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