あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

箱根への小旅行② 強羅公園と大涌谷経由で芦ノ湖海賊船(神奈川)(その2)

2014-07-21 17:59:52 | 国内旅行
 2014年7月17日(木)(続き)

 箱根強羅公園の観覧を終えて正門を出て、さらに坂を下り箱根登山鉄道の強羅駅に行く。


 昨日は気付かなかったが、駅正面にはスイス レーティッシュ鉄道との姉妹提携の掲示
や、箱根登山鉄道が土木遺産に認定されていることの掲示、「関東の駅百選」の認定証
などがあり、構内にはレーティッシュ鉄道から贈られた大きなカウベルも吊されていた。


    

 強羅駅から箱根登山ケーブルカーで早雲山(そううんざん)に上がり、箱根ロープウェ
イを乗り継いで芦ノ湖に向かうことにした。


 まずは登山ケーブルで早雲山に向かう。




 強羅駅の標高は541m、途中4つの駅を経由して標高750mの早雲山駅に着き、
大涌谷(おおわくだに)駅行きのロープウェイに乗る。

 
 車両は12~13人乗りくらいの大きさ。


 大涌谷に向かって上がって行くうちにガスが濃くなり、視界は利かなくなった。




 標高は上がったのに、閉ざされた車内は蒸し暑い。そのため、車内には数本のうちわも
用意されていた。

 標高1,044mの大涌谷駅に着いた。小学生の遠足だろうか、駅構内や周辺は沢山の
子ども達で賑わっている。
    

 眼下の建物は見えるが、噴気の立つ大涌谷の辺りはガスでよく見えないし、数年前に来
ているので、噴気のそばまでは行かぬことにした。




 もう一つのロープウェイを乗り継ぎ、芦ノ湖の北岸、桃源台(とうげんだい)に向かう。

 こちらも車内は蒸し暑く、備え付けのうちわで扇ぐ乗客が多い。

 ガスの間から、大涌谷の噴気が少しだけ見えた。


 少し進むと、芦ノ湖の一部も望まれる。


 中間点の姥子(うばこ)駅が眼下に。ここで下りることも出来るし、そのまま乗ってい
れば駅構内で左カーブして芦ノ湖湖畔の桃源台へ下れる。


 相変わらずのガスで展望はよくないが、次第に芦ノ湖が近づく。


 標高741mの桃源台駅に着いた。


 駅構内の表示では、大涌谷の気温は22.3度とのこと。蒸し暑いロープウェイ内は、
30度前後あったのではないかと思われた。

 ここから桃源台港に着いているこの海賊船で、芦ノ湖南岸の箱根町港に向かう。
    

 乗船しようとしたら、別の海賊船も到着した。


 船は13時10分に桃源台港を出港した。


 湖の西岸は森林ばかりで同じような景観が続くので、もっぱら東岸を眺めながら行く。

 
 この船内も、中国語の会話がにぎやかだ。




 中ほどまで進むと、東にそびえる箱根第2の高峰、駒ヶ岳(1,356m)が目に入る。

 左下の湖畔に見える白い建物は、箱根園のそばから駒ヶ岳山頂に上がるロープウェイの
駅舎。

 船の向こうに見える和風の建物は、「小田急 山のホテル」だろうか…。


 別の観光船の向こうに、アンテナの林立する二子山(1,091m)が望まれる。




 海賊船の終点となる、元箱根が見えてきた。



 
 その前に寄港する箱根町港が近づき、港のそばの箱根関所が間近い。


 桃源台港から30分で箱根町港に着き、ここで下船した。


 14時近いので食事の場所を探し、箱根町郵便局のある国道1号沿いをうろつく。


 別の観光船発着所のある、近くの「旅物語館」の食堂に入り、遅い昼食をする。
    

 食事を終えたのは14時30分を過ぎていた。そろそろ帰路につくことにして館内の土
産店で少しの土産物を買い、そばの箱根関所跡バス停発15時01分の小田原駅行き箱根
登山バスに乗る。

 バスは元箱根から芦ノ湯、小涌谷、箱根湯本経由で小田原駅東口に16時10分頃に着
いた。駅ビルの商店街でも少しの買い物をして、小田急線の出札口で直近の上り電車を見
たら、16時35分発特急はこね34号がある。

    
 急ぎ特急券を求め、久しぶりのロマンスカーに乗る。新宿までは1時間14分、17時
49分に着いた。

 のんびりと回ったので、2日間で立ち寄ったのは箱根湿性花園とポーラ美術館、それに
今日の箱根強羅公園だけだったが、箱根の乗り物はかなり利用したフリーパスの旅だった。


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コメント
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