あるきメデス

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箱根への小旅行② 強羅公園と大涌谷経由で芦ノ湖海賊船(神奈川)(その1)

2014-07-20 21:19:14 | 国内旅行
 2014年7月17日(木)

 宿泊した箱根ホテル小涌園でゆっくり起床し、8時半過ぎに朝食をする。朝食もビュッ
フェグランヴェールでのビュッフェ形式なので、自分の食べたいものを選ぶ。
    

    

 食事を終えたのは9時を過ぎていて、ロビー周辺は閑散としている。






 ホテルを出たのは10時近かった。


 小涌園前バス停から10時03分発湿性花園前行きバスに乗り、強羅駅から2つめの強
羅公園バス停で降りた。今日はまず、箱根強羅公園を巡ってみることにする。

 バス停のそばは、公園では一番高い西門で、園内を回遊して行くと、強羅駅に近い正門
に下ることが出来る。下のイラストマップでは、上から下へと下ることになる
    
 10時17分頃に西門から入園した。

 箱根強羅公園は強羅の中心部に位置し、大正3年(1914)に開園したフランス式整
形庭園。中心部の噴水を中心に、左右対称に造園された設計は、当時の造園の第一人者、
一色七五郎によるもの。

 大小の岩石を園内いたるところに配置したことから「東洋のロックガーデン」とも呼ば
れてきたという。公園は、国登録有形記念物になっている。
 
 ちなみに、入園料は550円だが、箱根フリーパスがあると無料で入園できる。


 西門を入ると正面はローズガーデン。桜、ツツジ、アジサイなど四季折々に花が楽しめ
るようで、ひときわ多いのが名前の通りバラ、約140種約1,000株あるとか。盛りは
やや過ぎてはいるが、まだ沢山の花を観賞できた。
    

    

    

        

    

 周辺のアジサイの一部も、みずみずしい彩り。


 左手上部には斎藤茂吉の歌碑があり、「おのづから寂しくもあるか ゆふぐれ雲は 大
きく渓に沈みぬ 茂吉」と刻まれているよう。
        

 カンゾウも何か所かで咲き残っていた。


 カラマツのような木は、箱根登山鉄道と姉妹提携したスイスのレーティシュ鉄道から7
周年記念の昭和61年(1986)7月に贈られた記念樹。
      

 ローズガーデン下部斜面の広葉樹。




 実のついたサンショウバラ、箱根バラとも呼ばれているよう。


 ローズガーデンと、その下の噴水との間に立つヒマラヤスギ。

 強羅公園の築園当時の大正元年(1912)~2年頃、英国から輸入したもの。高さは
20~30m、樹齢約100年を超えると推定されるという。

 噴水は水を入れている最中だった。噴水の西側には「Cafe Pic」と呼ぶお休み処があり、
その奥にある「白雲洞茶苑」に回ってみた。

 大正3年(1914)、利休以来の茶人といわれた鈍翁・益田孝により創案され、大正
11年には三渓・原富太郎に、昭和15年(1940)には耳庵・松永安左右衞門に受け
継がれてきた名茶室群とのこと。

 深山の趣を残す苑内斜面に、3つの建物が配され、清楚なヤマユリも花を見せる。
    





 公園の西南下部にある、熱帯植物館とブーゲンビレア館に入ることにした。まずは熱帯
植物館へ。


 5月下旬に訪ねた新宿御苑の熱帯植物園でも見た記憶のあるメディニラ。
      

 実がふくらんできたマンゴー




 ジャポチカバ


 南米原産というプルメリア


  

 この辺りからはブーゲンビレア館に入っていたよう。


 ブーゲンビレア館には、ブーゲンビレアやハイビスカスなどが咲き競っていた。








 こちらは熱帯ハーブ館のフイリソシンカ。

 
 ショウガ科のキバナシュクシャ


 熱帯ハーブ館のそばのモミジもよい彩り。



 園内を上から下に回遊し、正面を出たのは11時30分を過ぎていた。

 それにしても、昨日の電車車中をはじめこの箱根強羅公園でも、中国語が沢山飛び交っ
ていて、箱根の観光客中に中国人の占める比率がかなりの高率と感じられ、おしとやかな
日本人観光客の陰は、かなり薄いように感じられた。(続く)




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コメント
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