ブログ不具合中のレポートを、10月上旬から順次アップする予定でしたが、最近
歩いた国際ウオーキングトレイル実踏を、割り込んで先に報告します。
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「やまさん」こと山浦正昭さんが、10年前の2003年6月に、日本海側の新潟
県上越市にある鳥ヶ首岬をスタートして、毎年春秋に2~4日ずつ歩き継いできた、
日本海から太平洋へと本州中心部を横断する「国際ウオーキングトレイル実踏」も、
最終行程を迎えた。
4年目の春、信州・松本駅から2日間を除いて歩き継いできたた私も、伊豆半島の
先端、石廊崎(いろうざき)のゴールを目指して今回も参加した。
2012年11月20日(火) == 南伊豆町子浦から吉田へ ==
伊豆急下田駅から11時55分発の東海バスに乗り、妻良(めら)港の北端にある
終点の子浦(こうら)まで行く。記念撮影をして12時50分にスタートした。今回
のメンバーは、初参加の3人を含む9人である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f0/be39908a4a765dd24a3fa30ca4764d50.jpg)
浜沿いの子浦の家並みを抜けて国道136号に上がり、南に向かう。南伊豆では珍し
い砂浜を見下ろしながら高度を上げ、以後の海岸は断崖絶壁の続く道のりとなる。好天
だが西風が冷たく、帽子が吹き飛ばされそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/81fc31d1c4548fb5cc2a276c637dace2.jpg)
白崎トンネルを抜けると、次の漁港、妻良港の防波堤が見えてきた。さらに海岸線を
眺めながら国道を進んで、田面(たづら)トンネルと東條トンネルを抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e4/d6f5b868b0f67352ffc9808bd2979071.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ab/43b6a8f0ac785f5cd9165a6270d75bbc.jpg)
子浦より家並みの多い妻良漁港沿いに下り、家並みの間を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1d/d66794c722367fb6214c35a68beba1cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/33851ecf134111b625391dfcc485d966.jpg)
三島神社↑の先から少しずつ高度を上げ、家並みの尽きるあたりで国道に分かれて、
標高50m前後の高見を走る南伊豆歩道に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cc/9a3beecf45ba185d3b821b72ebe7160a.jpg)
妻良から、次の集落で今日のゴールの吉田までは約4㎞である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/12/073d7f936eb5e43b129ee311f752ac05.jpg)
少し進むと妻良港の向こうに、前回近くを通過した波勝崎(はがちざき)方面の展望
が開けてきた。手前の小さい岬は、斜めに走る地層がはっきりと認識できる。紺碧の海
は白く波立ち、風の強いことが知れる。
左カーブ点から夫婦岬(めおとみさき)に向かっての歩道が延びているので回ってみ
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8c/2391a07d70358861860ee8a05316eb8c.jpg)
行き止まりのピークに、何の碑か分からぬ石碑があったが、周辺は常緑広葉樹が伸び、
その石碑の台石に上がらないと海の展望は得られない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/95/d7e877ab720972f30b9a55ae940ed1c3.jpg)
妻良から1㎞余りで簡易舗装が終わり、林間を抜ける土の道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/26/50e0e3ac0a2b0227e7c8a7142040424e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5a/3379f607393125138f3ef126d729fbce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/4f/36c07aeec17db0028df00f9c2f41245b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2e/4430f56e627e6d250bd914ba06f544dd.jpg)
木の段やロープの張られたところもあり、かなりの急斜面を下って急峻な断崖上に出
た。北側に急傾斜の大岩が立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5a/c9ef81ec93daad8e65f397ac742c94db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/03/3c695e4ff0ebd32d8f332b0a32c0825a.jpg)
風化して崩れそうな、大岩の横に付けられた木の段を再び上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0d/0362da9777179fabeeb64b7155063b9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/99/e518558f5b80db81f435ba9525fd38ef.jpg)
時折樹間から見える波立つ海を眺め、急斜面を下ったり上がったりが続き気が抜けな
い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7e/e3468e780bb91fb3b021eb2fd20dca73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/06/fb2a4b4931568e2118d105ffc803d11e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fc/33680788f46721a2079d3dd488863a99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a6/036075f77f2de7b7e2d0637561aba256.jpg)
斜面をトラバースしたり倒木をまたいだりして、標高238mピーク近くの左カーブ
点にあった木のベンチのところで休憩する。吉田までは1.1㎞の標柱がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/af/964569b09522a8f3b7be886230153c97.jpg)
北に向きを変えて林間を下って行くと、吉田集落が見えてきた。車道に出て、南伊豆
歩道の看板でこの先のコースを確認して、わずかな家並みを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/99/50b0ea15676ca3cf2f87be1423bbecbf.jpg)
谷が開けた浜に近い平地には、一面にアロエ畑が広がっていた。こんなにたくさんの
アロエは見たことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/af/53abea6d3e270ff1724ba1e0d6ccc53a.jpg)
その向こうの二階建ての大きな家が今日の宿、吉田亭。15時55分に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/45/1f0ae87d157f1a6df8ebfad5aadb7368.jpg)
距離は7㎞ほどだが、予想外に急斜面のアップダウンが続き、南伊豆歩道といっても、
ちょっとした山登りの感じだった。
ザックを玄関において、夕暮れ前に「吉田の浜」と呼ぶ海辺まで行ってみる。石のゴ
ロゴロした浜で、相変わらず海は白波を立てており風が冷たい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/49/8ded718589e8aadda7de7f91b1f6e398.jpg)
浜辺には黄色いイソギクがたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ba/9e5852ea58f44f52b16753cde31d3c41.jpg)
夕食にはエビやサザエ、マグロの刺身、タイの煮付けなど、新鮮な海の幸がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/69/de47ad3b621dd56f0fde32f7e8b07d18.jpg)
夕食後、やまさんから全行程の経過や見どころ、宿のことなどの話があり、ほかの参
加者からも、各々の参加行程の感想などが述べられた。
【コースタイム】子浦バス停終点12:50ー白崎トンネル南13:05ー妻良13:17ー南伊豆
歩道入口13:24ー夫婦岬13:43ー簡易舗装終了13:52ー南谷川分岐(ベンチ)14:21
ー238m点近くのカーブ点14:58~15:15ー吉田亭15:55
(天気 晴、距離 7㎞、地図(1/2.5万) 伊豆松崎、石廊崎、歩行地 静岡県
南伊豆町、歩数 11,900、上り 約570m、下り 約560m)
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歩いた国際ウオーキングトレイル実踏を、割り込んで先に報告します。
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「やまさん」こと山浦正昭さんが、10年前の2003年6月に、日本海側の新潟
県上越市にある鳥ヶ首岬をスタートして、毎年春秋に2~4日ずつ歩き継いできた、
日本海から太平洋へと本州中心部を横断する「国際ウオーキングトレイル実踏」も、
最終行程を迎えた。
4年目の春、信州・松本駅から2日間を除いて歩き継いできたた私も、伊豆半島の
先端、石廊崎(いろうざき)のゴールを目指して今回も参加した。
2012年11月20日(火) == 南伊豆町子浦から吉田へ ==
伊豆急下田駅から11時55分発の東海バスに乗り、妻良(めら)港の北端にある
終点の子浦(こうら)まで行く。記念撮影をして12時50分にスタートした。今回
のメンバーは、初参加の3人を含む9人である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f0/be39908a4a765dd24a3fa30ca4764d50.jpg)
浜沿いの子浦の家並みを抜けて国道136号に上がり、南に向かう。南伊豆では珍し
い砂浜を見下ろしながら高度を上げ、以後の海岸は断崖絶壁の続く道のりとなる。好天
だが西風が冷たく、帽子が吹き飛ばされそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/81fc31d1c4548fb5cc2a276c637dace2.jpg)
白崎トンネルを抜けると、次の漁港、妻良港の防波堤が見えてきた。さらに海岸線を
眺めながら国道を進んで、田面(たづら)トンネルと東條トンネルを抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e4/d6f5b868b0f67352ffc9808bd2979071.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ab/43b6a8f0ac785f5cd9165a6270d75bbc.jpg)
子浦より家並みの多い妻良漁港沿いに下り、家並みの間を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1d/d66794c722367fb6214c35a68beba1cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/33851ecf134111b625391dfcc485d966.jpg)
三島神社↑の先から少しずつ高度を上げ、家並みの尽きるあたりで国道に分かれて、
標高50m前後の高見を走る南伊豆歩道に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cc/9a3beecf45ba185d3b821b72ebe7160a.jpg)
妻良から、次の集落で今日のゴールの吉田までは約4㎞である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/12/073d7f936eb5e43b129ee311f752ac05.jpg)
少し進むと妻良港の向こうに、前回近くを通過した波勝崎(はがちざき)方面の展望
が開けてきた。手前の小さい岬は、斜めに走る地層がはっきりと認識できる。紺碧の海
は白く波立ち、風の強いことが知れる。
左カーブ点から夫婦岬(めおとみさき)に向かっての歩道が延びているので回ってみ
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8c/2391a07d70358861860ee8a05316eb8c.jpg)
行き止まりのピークに、何の碑か分からぬ石碑があったが、周辺は常緑広葉樹が伸び、
その石碑の台石に上がらないと海の展望は得られない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/95/d7e877ab720972f30b9a55ae940ed1c3.jpg)
妻良から1㎞余りで簡易舗装が終わり、林間を抜ける土の道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/26/50e0e3ac0a2b0227e7c8a7142040424e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5a/3379f607393125138f3ef126d729fbce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/4f/36c07aeec17db0028df00f9c2f41245b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/2e/4430f56e627e6d250bd914ba06f544dd.jpg)
木の段やロープの張られたところもあり、かなりの急斜面を下って急峻な断崖上に出
た。北側に急傾斜の大岩が立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5a/c9ef81ec93daad8e65f397ac742c94db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/03/3c695e4ff0ebd32d8f332b0a32c0825a.jpg)
風化して崩れそうな、大岩の横に付けられた木の段を再び上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0d/0362da9777179fabeeb64b7155063b9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/99/e518558f5b80db81f435ba9525fd38ef.jpg)
時折樹間から見える波立つ海を眺め、急斜面を下ったり上がったりが続き気が抜けな
い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7e/e3468e780bb91fb3b021eb2fd20dca73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/06/fb2a4b4931568e2118d105ffc803d11e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fc/33680788f46721a2079d3dd488863a99.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a6/036075f77f2de7b7e2d0637561aba256.jpg)
斜面をトラバースしたり倒木をまたいだりして、標高238mピーク近くの左カーブ
点にあった木のベンチのところで休憩する。吉田までは1.1㎞の標柱がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/af/964569b09522a8f3b7be886230153c97.jpg)
北に向きを変えて林間を下って行くと、吉田集落が見えてきた。車道に出て、南伊豆
歩道の看板でこの先のコースを確認して、わずかな家並みを進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/99/50b0ea15676ca3cf2f87be1423bbecbf.jpg)
谷が開けた浜に近い平地には、一面にアロエ畑が広がっていた。こんなにたくさんの
アロエは見たことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/af/53abea6d3e270ff1724ba1e0d6ccc53a.jpg)
その向こうの二階建ての大きな家が今日の宿、吉田亭。15時55分に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/45/1f0ae87d157f1a6df8ebfad5aadb7368.jpg)
距離は7㎞ほどだが、予想外に急斜面のアップダウンが続き、南伊豆歩道といっても、
ちょっとした山登りの感じだった。
ザックを玄関において、夕暮れ前に「吉田の浜」と呼ぶ海辺まで行ってみる。石のゴ
ロゴロした浜で、相変わらず海は白波を立てており風が冷たい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/49/8ded718589e8aadda7de7f91b1f6e398.jpg)
浜辺には黄色いイソギクがたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ba/9e5852ea58f44f52b16753cde31d3c41.jpg)
夕食にはエビやサザエ、マグロの刺身、タイの煮付けなど、新鮮な海の幸がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/69/de47ad3b621dd56f0fde32f7e8b07d18.jpg)
夕食後、やまさんから全行程の経過や見どころ、宿のことなどの話があり、ほかの参
加者からも、各々の参加行程の感想などが述べられた。
【コースタイム】子浦バス停終点12:50ー白崎トンネル南13:05ー妻良13:17ー南伊豆
歩道入口13:24ー夫婦岬13:43ー簡易舗装終了13:52ー南谷川分岐(ベンチ)14:21
ー238m点近くのカーブ点14:58~15:15ー吉田亭15:55
(天気 晴、距離 7㎞、地図(1/2.5万) 伊豆松崎、石廊崎、歩行地 静岡県
南伊豆町、歩数 11,900、上り 約570m、下り 約560m)
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