2014年1月24日(金) 曇一時雨後晴
== バリ島 2つの寺院巡りとケチャックダンス鑑賞 ==
連泊のホテルで6時30分に起床、7時10分頃からレストランでバイキング朝食をす
る。ツアー用の観光バスに乗り、8時30分にホテル パトラ ジャサ バリ リゾート ビラ
を出発する。
ホテルのあるクタの町並みから近い市街地に、こんな彫刻があった。
バスは、午前中の観光地、島の東部のアグン(Agung)山の南西にあるブサキ(Besakih)
寺院に向かう。
海の向こうに豊富なマングローブの森を眺めながら東北に進んで、9時8分に問屋街に
ある民芸品店に着いた。ここはすべて卸値で買えるので、値段の交渉は不要という。
店には木彫り製品、皿、シルバー製品、キンタマーニコーヒー、チョコレート、菓子、
酒、シャツなど豊富な品揃えだったが、店内は撮影禁止なので中庭の一隅を…。
10時ちょうどに店を後にする。
町を抜けると水田地帯となり、植えて間もない田、収穫後の田、刈り入れの近い田んぼ
などが次々に目に入る。
沿道の民家には内寺が目につき、町の交差点にはヒンドゥー信仰のシンボル的な石像な
どが立っている。
バスの中では現地ガイドさんが、インドネシアの概要などを話してくれたので、重複も
あるがそれらの幾つかを紹介する。
インドネシア全土では80%がイスラム教だが、バリ島では95%がヒンドゥー教徒。
1番大きな島はスマトラ島で象も住み、次がジャワ島、3番目はカリマンタン(ボルネオ)
島、4番はセレベス島、5番目はパプアニューギニア島(西部のみ)。
主な人種としては、チリチリ毛のミクロネシア人、背が高く天然パーマのポリネシア人、
バリ島やジャワ島に多いメラネシア人。
バリ島の首都はデンパサール市で、島には8つの県、57の郡に1,676の村がある。
国の共通語はインドネシア語で、バリではバリ語とインドネシア語が使われている。
それらの話を聞きながらバスは少しずつ高度を上げ、アグン山の南西斜面、標高900
mにあるバリ・ヒンドゥー教の総本山、ブサキ寺院の駐車場に11時20分に着いた。
駐車場の周辺には土産物店が並び、各々にトイレ表示があるが有料で、トイレチップは
2,000ルピア(約20円)。2つの店のトイレに分かれて入り用を済ます。
駐車場から寺までは、緩やかな坂道を15分ほど歩いて上るという。左側に土産物店の
並ぶ道を進んで、寺院下の広場まで上がると、幾つもの塔の並び立つ寺院が一望できる。
ここから先は聖地なので、半ズボンでは入れないという。
ブサキ寺院は、大小30余りの寺院の総称で、破壊神シヴァを祭るプナタラン・アグン
寺院を中心に、創造神ブラフマを祭るキドゥラン・クレテッ寺院、繁栄神ヴィシュヌを祭
るバトゥ・マデ寺院など、ヒンドゥーの三大神を中心に様々な神々を祭る寺が並び立って
いる。
雲が厚く低くなり、ポチポチと雨が落ちてきた。寺院下の広場で説明を聞いてから、斜
面に並び立つ寺に向かって階段を上がって行く。
ここではガイドさんも、ヒンドゥーの衣装で説明しなくてはならないのだとか。
中ほどの寺院では祭礼の最中で中には入れず、柵の外からその様子を眺める。
最上部付近まで上がった頃には、雨が本降りになってきた。バリ島では10月~3月が
雨季で、1月の月間平均降水量は345mmと1年で1番多いとか。でも1日中降ること
はなく、20分ほどのスコールで止むという。
寺院の観覧をひととおり終えたので、急いでバスに向かって下って行く。雨水が道路上
を流れ下り、上がってきた車に水をはねられたりして、靴も靴下も濡れてしまった。
バスに戻った頃には雨は弱まり、間もなく止んだ。12時40分にブサキ寺院の駐車場
を出発する。
空港やホテルのあるクタ方面に向かって戻り、13時5分に途中の「Puri Boga」という
レストランで昼食となる。
また雨が降ってきたので、急いで建物に入った。
食事はバイキング形式、料理の傍らには可愛い人形が並んでいた。
レストランの周辺は、深い森と緩やかな斜面のライステラスに囲まれた好展望地だが、
雲が低く立ちこめていて遠望は得られない。
でも、ライステラスは昨日の場所より自然が豊富で、しっとりした雨の景観もまたなか
なか見応えがある。
食後、思いがけないサービスがあった。果物の王様、ドリアンを味合わせてくれるとい
う。殻を割った中身を皆に少しずつ分けてくれたが、種の回りについた白い実は甘くねっ
とりしていて、気になるという匂いもさほどには感じず、さすが果物の王様と言われる美
味しい味わいだった。
雨模様の中、14時にレストランを出発する。(続く)
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== バリ島 2つの寺院巡りとケチャックダンス鑑賞 ==
連泊のホテルで6時30分に起床、7時10分頃からレストランでバイキング朝食をす
る。ツアー用の観光バスに乗り、8時30分にホテル パトラ ジャサ バリ リゾート ビラ
を出発する。
ホテルのあるクタの町並みから近い市街地に、こんな彫刻があった。
バスは、午前中の観光地、島の東部のアグン(Agung)山の南西にあるブサキ(Besakih)
寺院に向かう。
海の向こうに豊富なマングローブの森を眺めながら東北に進んで、9時8分に問屋街に
ある民芸品店に着いた。ここはすべて卸値で買えるので、値段の交渉は不要という。
店には木彫り製品、皿、シルバー製品、キンタマーニコーヒー、チョコレート、菓子、
酒、シャツなど豊富な品揃えだったが、店内は撮影禁止なので中庭の一隅を…。
10時ちょうどに店を後にする。
町を抜けると水田地帯となり、植えて間もない田、収穫後の田、刈り入れの近い田んぼ
などが次々に目に入る。
沿道の民家には内寺が目につき、町の交差点にはヒンドゥー信仰のシンボル的な石像な
どが立っている。
バスの中では現地ガイドさんが、インドネシアの概要などを話してくれたので、重複も
あるがそれらの幾つかを紹介する。
インドネシア全土では80%がイスラム教だが、バリ島では95%がヒンドゥー教徒。
1番大きな島はスマトラ島で象も住み、次がジャワ島、3番目はカリマンタン(ボルネオ)
島、4番はセレベス島、5番目はパプアニューギニア島(西部のみ)。
主な人種としては、チリチリ毛のミクロネシア人、背が高く天然パーマのポリネシア人、
バリ島やジャワ島に多いメラネシア人。
バリ島の首都はデンパサール市で、島には8つの県、57の郡に1,676の村がある。
国の共通語はインドネシア語で、バリではバリ語とインドネシア語が使われている。
それらの話を聞きながらバスは少しずつ高度を上げ、アグン山の南西斜面、標高900
mにあるバリ・ヒンドゥー教の総本山、ブサキ寺院の駐車場に11時20分に着いた。
駐車場の周辺には土産物店が並び、各々にトイレ表示があるが有料で、トイレチップは
2,000ルピア(約20円)。2つの店のトイレに分かれて入り用を済ます。
駐車場から寺までは、緩やかな坂道を15分ほど歩いて上るという。左側に土産物店の
並ぶ道を進んで、寺院下の広場まで上がると、幾つもの塔の並び立つ寺院が一望できる。
ここから先は聖地なので、半ズボンでは入れないという。
ブサキ寺院は、大小30余りの寺院の総称で、破壊神シヴァを祭るプナタラン・アグン
寺院を中心に、創造神ブラフマを祭るキドゥラン・クレテッ寺院、繁栄神ヴィシュヌを祭
るバトゥ・マデ寺院など、ヒンドゥーの三大神を中心に様々な神々を祭る寺が並び立って
いる。
雲が厚く低くなり、ポチポチと雨が落ちてきた。寺院下の広場で説明を聞いてから、斜
面に並び立つ寺に向かって階段を上がって行く。
ここではガイドさんも、ヒンドゥーの衣装で説明しなくてはならないのだとか。
中ほどの寺院では祭礼の最中で中には入れず、柵の外からその様子を眺める。
最上部付近まで上がった頃には、雨が本降りになってきた。バリ島では10月~3月が
雨季で、1月の月間平均降水量は345mmと1年で1番多いとか。でも1日中降ること
はなく、20分ほどのスコールで止むという。
寺院の観覧をひととおり終えたので、急いでバスに向かって下って行く。雨水が道路上
を流れ下り、上がってきた車に水をはねられたりして、靴も靴下も濡れてしまった。
バスに戻った頃には雨は弱まり、間もなく止んだ。12時40分にブサキ寺院の駐車場
を出発する。
空港やホテルのあるクタ方面に向かって戻り、13時5分に途中の「Puri Boga」という
レストランで昼食となる。
また雨が降ってきたので、急いで建物に入った。
食事はバイキング形式、料理の傍らには可愛い人形が並んでいた。
レストランの周辺は、深い森と緩やかな斜面のライステラスに囲まれた好展望地だが、
雲が低く立ちこめていて遠望は得られない。
でも、ライステラスは昨日の場所より自然が豊富で、しっとりした雨の景観もまたなか
なか見応えがある。
食後、思いがけないサービスがあった。果物の王様、ドリアンを味合わせてくれるとい
う。殻を割った中身を皆に少しずつ分けてくれたが、種の回りについた白い実は甘くねっ
とりしていて、気になるという匂いもさほどには感じず、さすが果物の王様と言われる美
味しい味わいだった。
雨模様の中、14時にレストランを出発する。(続く)
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