あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

所沢に春の花開く(埼玉)

2009-03-18 19:27:20 | 所沢だより
 首都圏は、ここ3,4日、急速に暖かさが訪れました。そのため、春の
花が次々に咲き出しそうです。

 わが家の近くの家の庭に咲くサクラ。




 午後、ウオーキングに出たら、いつものコースなのに見覚えのない大き
な木に、白い花が咲いているのに気づきました。


 畑の中の一本の木なので伸び伸びと育ち、大きく枝を広げています。


 近づいてみたら、どうやらコブシのよう。こんな大きなコブシの木は、
見たことがありません。




 まだつぼみもかなり残っているので、もう少しすると、もっとみごとに
なるかもしれません。


 場所は、所沢市西部の国道463号バイパス、誓詞橋(せいしばし)
交差点から北東に見える畑の中です。


 そばの畑では、ナノハナも咲いていました。


 誓詞橋交差点から所沢西郵便局への道路の東側ですので、近くの方
はお出かけになり、ご覧下さい。下の地図上の中心、緑のピンのあたり
です。


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関東百駅巡礼歩行(53) JR八高線明覚駅(埼玉)

2009-03-17 14:25:51 | 関東百駅巡礼歩行
 2009年3月14日(土)



 午後まで風雨が強いとの予報だったが、関東百駅巡礼歩行第53番
に参加した。

 集合は、JR八高(はちこう)線明覚(みようかく)駅。私は下りで9時26
分に着いたが、10時着の上り列車から降りたのは、やまさんのみ。

 雨具を着けて10時20分に出発した。

 駅の近くの県道172号と都幾川を横断し、少し先から田んぼのあぜ
を走る道路へ。雨に煙る低い山並みがやわらかな彩りを見せる。


 都幾川の左岸沿いに出て、小さい橋の先に進むと、小屋の中に雨を
避けてヤギが休んでいた。対岸の畑の一角の白梅が見ごろ。


 本郷集落の、若い紅梅が10数本咲き競う梅林の近くの観音寺へ。
小さめの本堂だが、本尊の聖観世音菩薩は、弘法大師作といわれて
いるという。

 「江戸時代中期から、現明覚小開校まで、近村の寺子屋としても栄
えた」とも記されていた。門前には、六地蔵などを祭った小屋がある。

 県道30号を越え、別所集落を過ぎると、車のほとんどとおらぬ車道
は、緩やかな上り道となり、堂山(250m)の山腹をジグザクに進む。

 ウオーキング中らしい、傘を差した奥さんが前を行くが、足どりが早
い。しばらくして追いつき聞くと、近くにお住まいの方で毎日一人で歩
いているとのこと。

 見学自由の木作り工芸「木造ちゃんハウス」という木工所の横で奥
様と別れ、、少し上がるとその建物が見下ろせる。

 さらに上がると西側の展望が開け、眼下に雨に霞む宿(しゅく)集落
だろうか、家並みなどの展望が広がる。


 展望のよいカーブ点に、大きなセカンドハウスらしい建物があった。
へいのすき間からのぞいたら、中から人が出てきた。聞くと、池袋に事
務所を構えるS工房という設計事務所の所長別邸とか。

 壁面は檜皮葺(ひわだぶき)とのこと。「住宅特集」という雑誌の5月号
に紹介されるとも教えてくれた。


 そのあたりからは、雨に煙る山並みが幻想的な風景を見せている。

 さらに上がり雲河原集落へ。その名のように標高300m付近に散在
する山上集落。緑の斜面に梅が点々と咲き、日本の原風景ともいえる
静かなたたずまい。

 集落の先のうっそうとしたヒノキ林の下が四幡神社。八幡神社はあち
こちにあるが、半分の四幡神社というのは初めて。

 12時18分に着き、雨を避けて賽銭(さいせん)箱の横で昼食をさせて
もらう。


 12時半に出発、鳥居をくぐり、参道というより山道のようなヒノキ林の
中の土道を下る。分岐を右にとり、さらに細道をしばらく下り、後野集落
近くの車道に出た。

 集落の中ほど、「彩の森とき川」の建物下に下って県道273号西平
小川線を横断、林道赤木慈光線に入る。少し先のY字路で、「後野みか
ん山 慈光寺方面」の標識に従い山道へ。


 再び上りとなり、点在する集落を抜けると、あちこちに紅梅白梅が咲
き、緑の中に彩りを添える。

 桜の老木も幾つかあり、花どきにもう一度訪ねてみたいと思う。

 妙竹林山荘という一軒だけのセカンドハウス風の家を過ぎ、右からの
林道に合し、坂東三十三観音霊場九番札所の慈光寺に着いた。

 白鳳2年(673)慈光による開山という古寺。以後、役行者が修験道
場を建て、奈良から鑑真和尚の高弟、道忠(どうちゆう)が来山、慈光寺
第一世になったという。

 まず車道の上側にある観音堂に上がって参拝する。

 観音堂は享和3年(1803)の再建とか。社殿にはきめ細かな木彫が
施され、格天井にも絵が描かれていたようだが、今は色あせてしまって
判然としない。


 車道の下に下り、本堂に上がって参拝し、納経印をいただく。本堂内
にも2体の観音像などが祭られていた。

 本堂前には、最澄の弟子、慈覚大師円仁(794~864)が天長年間
(824~34)に植えたといわれる樹齢千百余年の多羅葉樹(たらよう
じゅ)が繁っている。

 葉の表皮に棒などで字が書けるので「郵便葉書(はがき)」の語源と
なった木だという。

 宝物殿には、後鳥羽法皇をはじめ、藤原兼実などが書写した国宝の
「法華経一品経」はじめ、多くの文化財があるが、時間の関係で拝観
は省略した。

 境内にいる間に急速に天気が回復、寺を出るころは日が差し、青空が
広がってきた。

 表参道である南へ下る車道へ。少し下ると、鎌倉時代の建立という板
石塔婆(いたいしとうば)9基など、りっぱな石碑が並んでいた。


 その下には、昭和61年(1986)に植えたという一葉と普賢象(ふげん
ぞう)という2種の八重桜の並木が続き、花どきが期待される。

 宿集落に入ったあたりには、入比坂東三十三ヶ所観音霊場一番札所
の女人堂が立っている。「入比」とは、埼玉県西南部の入間、比企地方
のこと。


 このあたりは宿集落の中心で、宿場の面影を残す建物も見られる。そ
のひとつ、宿交差点そばに、築150年という「寧々房(ねいねいぼう)」と
呼ぶ古民家ギャラリーがある。

 ウインドウや店内には、代表のSさんが自ら作ったという、仏像などの
陶器や木工家具がたくさん並んでいた。

 宿交差点から県道を東に少しで、インフォメーションセンターと記された
木造の建物があり、そこが慈光寺入口バス停、15時ちょうどに着いた。
すぐに来た明覚駅経由の小川町駅行きバスに乗る。

(参加 2人、天気 雨後晴、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 安戸、武蔵
 小川、(越生、正丸峠)、歩行地 埼玉県ときがわ町)
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第8回葛飾探見歩行で四ツ木から新小岩へ(東京)

2009-03-15 22:57:05 | 江戸・東京を歩く
 好天に恵まれた今日、3月15日(日)は、葛飾探見歩行の第8回で、
京成四ツ木駅からJR総武線新小岩へと歩きました。

 詳細は別途とし、本日もダイジェスト版での報告です。

 京成四ツ木駅に10時に集合、葛飾区外からの参加は私だけでした。
スタートを前に、改札前で記念撮影。最年少のMちゃんは小学1年生。

 今日は、葛飾のCATV局・JCNコアラ葛飾のWさんが取材に来たの
で、Wさんに撮ってもらいました。

 最初のポイント、東四つ木4丁目の白髭神社。若いお母さんが、生後
何日かの赤ちゃんをだっこして、初参りに来ていました。


 東立石1丁目のEさん宅のハクモクレンが、もう花を開いています。

 道を挟んだ北側のお宅にも、少し小ぶりの花ながら数はたくさんの
ハクモクレンが咲いていました。

 中川右岸際の水神社のある小公園で昼食後、東四つ木1丁目を経て、
綾瀬川と中川との合流点のそばの上平井橋を渡って、中川左岸へ。

 上平井橋からの中川上流の眺め。

 平和橋通りにある上品寺(じょうほんじ)には、大きなゑんま大王が
祭られていました。

 高さ約2mのゑんま様は、その手法から見て室町初期の作と推定
されるとのこと。江戸16エンマの一つとして江戸名所に数えられて
いたようです。

 平和橋通りを進んで、ゴールのJR総武線新小岩駅に14時42分
に着きました。


 

 
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雨の関東百駅 明覚へ

2009-03-14 22:22:26 | ウオーキング
 今日、2月14日(土)は、関東百駅巡礼歩行の53回目で、JR八高線
明覚(みょうかく)駅から坂東三十三観音霊場9番札所・慈光寺方面へと、
埼玉県ときがわ町を歩きました。

 帰宅後、投稿の時間が無くなりましたので、速報のみとします。

 強風と雨が昼過ぎまで予想されたためか、参加者は、やまさんと私の
2人だけでした。


 駅から本郷の里道を西に向かいます。雨に煙る里山。


 標高200m前後の山上集落・雲河原から望まれる山並み。


 山間の集落の斜面に咲く白梅。


 坂東三十三観音霊場9番札所・慈光寺の観音堂。雨でレンズの一部
が曇ってしまいました。14時過ぎです。

 この後、境内にいるうちに急速に天気が回復し、寺を出るころは、すっ
かり晴天となりました。

 南に下り、県道30号にある慈光寺入口バス停から、小川町駅行き
バスで帰途につき、私は明覚駅から上り八高線に乗りました。
 
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第2次 21世紀の朝鮮通信使 友情ウオークのブログ開設

2009-03-13 22:16:52 | Weblog
 4月1日(水)に韓国・ソウルをスタートして、5月20日(水)に東京・
日比谷公園を目指して歩く『第2回 21世紀の朝鮮通信使 ソウル
-東京 友情ウオーク』が開催されます。

 ソウルスタートを約半月後に控え、毎日の歩いた行程を現地から、
写真を中心に報告しようとするブログが開設されました。

 ブログの主は、2年前の第1次友情ウオークや、その前の韓国一周
ウオークにも参加されている、ウオーキングカメラマン「金ちゃん」こと、
金井 三喜雄さんです。

 金井さんは新聞社のカメラマンとして、世界各国や国内における事件
やスポーツその他の取材で活躍されました。

 また、1999.1~2001.1.1に開催された伊能ウオークの全行程
を取材されたことでも知られています。

 前回は、ホームページで日々の行程を逐次報告していましたが、今
回は、ご本人が直接ブログに投稿することになりました。

 出発を前に、前回をふり返っての画像がすでにアップされています
ので、下記にアクセスしてご覧下さい。

 また、現地からの日々の情報にご期待いただくとともに、激励などの
コメントもぜひ、多くの方からお寄せ下さるようお願いします。

ブログ「第2次 21世紀の朝鮮通信使 ソウル-東京 友情ウオーク
    2009・4・1~5・20」
 http://blog.goo.ne.jp/kanai4655/


【追記(3月17日)】
 朝日新聞東 京本社3月17日(火)発行のスポーツ欄に、下記の囲み
記事が掲載されました。
 


 4月28日(火)に大阪を発ち、5月20日(水)に東京にゴールするまで
の毎日、1日単位での参加が出来ます。ご都合のつく日に、ぜひご参加
下さい。日々の行程は、上記金井さんのブログに掲載されています。
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カントリーウオーク指扇(埼玉) 〈続き〉

2009-03-12 21:52:59 | カントリーウオーク
 2009年3月8日(日) 〈続き〉


 道路際の畑で、数本のサンシュユが競って咲く内野本郷に入ると、
地図にない幅広い道路敷地が確保され、その一部が開通していた。

 「上尾道路」と呼ぶ国道17号バイパスで、北側の日産ディーゼルの
工場横の既設道路に伸びるようだ。

 集合予定より遅れ、12時55分に昼食地の大宮花の丘公園に着く。
先着の皆さんは、東屋(あずまや)で食事を終えようとしていた。

 公園は、小さい流れを中心に南北に1㎞近く続き、面積約11ha。春
から秋にかけて数々の花が咲き競うようだが、今は季節外れで寒々と
した芝生地だけが目についた。


 ==地頭方から「川」を経て上尾へ==
 

 記念撮影をして、13時40分に出発する。花の丘公園の東側に回る
と、「戸崎の浅間塚(せんげんづか)」と呼ぶこんもりとした森がある。

 高さ4,8m、直径25mの円形の塚で、19世紀後半の築造と考え
られるという。富士山を模した富士塚で、上尾市の民俗文化財である。

 7月1日には、初山(はつやま)と呼ぶ民俗行事が行われるようだ。


 北側に残る樹林を抜けると、古木の梅林が花盛り。中新井集落に入
り、中新井稲荷神社から隣の西光寺へ。本堂に、江戸時代初期の製
作と推測されるという木造阿弥陀三尊立像が祭られていた。


 上尾南高の北を抜け、一部工事中の上尾道路を横切り、堤崎の愛宕
神社に入る。背後に背の高いケヤキが、社殿前には上尾市保存樹の
サワラの古木が立つ。


 境内の小さい社に「車地蔵」と呼ぶ珍しい地蔵がある。台座に石車が
あり、念仏を唱えながら回すと極楽往生できるという。

 寛政4年(1792)に造立し、弘化2年(1845)に再建したものと推定
されているようだ。

 北西に進み地頭方(じとうがた)集落へ。集落の中ほどに、立木が少な
く開放的な氷川神社があり、境内に28貫(約105㎏)と、同じくらいの
力石が、並んで保存されていた。


 そばに大きな狛犬(こまいぬ)があり、近くの民家の紅梅が色鮮やか。


 南西に回って田んぼに出て、あぜ道を500mほど進む。地頭方交差
点で県道51号を横断、「壱丁目」というどこにでもある大字(おおあざ)に
入る。

 住宅地と畑の間を抜け、上尾市民体育館横の公園で最後の小休止を
した。このあたりも、「川」という普通名詞的な大字である。


 鴨川を挟んで整然とした戸建て住宅地を進む。駅の近くの谷津神社
に16時過ぎに着き、ミーティングをして今後の予定などの周知など
を図る。


 ゴールのJR高崎線上尾駅には、16時半近くに着いた。
 
(参加 13人、天気 曇、距離 14㎞、地図(1/2.5万) 上尾、歩行地 
 さいたま市西区、上尾市)
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カントリーウオーク指扇(埼玉)

2009-03-11 22:19:33 | カントリーウオーク
 2009年3月8日(日)



 埼玉県内を中心にカントリーウオークを楽しむグループの第161回
となる3月例会に参加した。

 集合はJR川越線の指扇(さしおうぎ)駅。5組に分かれて10時5分
にスタートした。

 ==梅咲く里道を大宮花の丘公園へ==
 
 駅の東側の踏切を越え、県道57号に分かれて指扇領別所の住宅
地に入る。福正寺には、雷に打たれて中心に空洞のある太いイチョウ
があり、幹の中ほどから木根がたくさん下がっていた。


 3棟立つライオンズマンションの東側にある滝沼川湧水公園(下)を横
切り、何組もがグランドゴルフ中のグランドの先で、西大宮バイパスの
高架下を北に抜ける。


 台地下を右から回り込み福田稲荷へ。カシや竹などの多いうっそうと
した森は、「福田稲荷ふるさとの森」と呼び、貴重な緑が田畑に囲まれ
た一角に残っていた。



 境内や近くの畑の白梅が見ごろ。畑には、大きな丸株から伸びたナ
ノハナがきれいな彩りを見せる。


 そばの民家の庭先のミモザも、花をいっぱい開いていた。


 中釘集落に入り、ケヤキの大木が目につく秋葉神社に入る。天平年
間に創建されたと伝えられる古社で、徳川時代には領主・山内一唯の
守護神となり、紀州徳川家の祈願所にもなったという。

 火除け・盗除けの神として夏の例大祭には賑わうとのこと。境内には、
アラカシやモミの保存樹木が大きく枝を広げていた。

 秋葉通を横切り、北に進むと朱塗りの山門の妙玖寺(みようきゆうじ)。


 墓地には、土佐藩主山内一豊の甥で、指扇領3千石の領主となった山内
一唯(やまのうちかずただ)はじめ一族の墓がある。


 山門前には古木の桜並木が、境内にはケヤキの高木などが目立つ。

 東に少しで、新しい「秋葉の森総合公園」の入口。奥のサッカーグラン
ドは、大宮アルディージャの練習グランドとか。将来は遊戯広場や自然
観察ゾーンを整備し、約20haに拡張する計画という。

 のどかな里道をさらに進み、大きなケヤキが数本目につく永昌寺へ。


 本堂の前に古い6地蔵が2組並ぶ。その前には、寛政7年(1795)
と刻まれた、手が数本ある変わった石仏もある。


 火の見やぐらの立つ車道の東には、よく手入れされた庭の法光寺が
ある。旧大宮市の天然記念物だったイヌツゲは太い幹が枯れ、根本か
ら若枝が何本か伸びていた。


 それより目につくのが、手前のスダジイ。庭を覆うように枝を広げて立
ち、さいたま市の保存樹木となっている。


 県道216号を横断して古い老人ホームの前を進み、大字(おおあざ)
にもなっている清河寺(せいがんじ)へ。参道の両側の古木の紅梅白梅
が見ごろ。ピンクの桃も咲き始めている。


 山門を入ると、正面の大本堂と隣の建物は再建したばかりで真新し
い。

 本堂前にフキノトウが数個、花を見せていた。       〈続く〉

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青少年国際野外旅行研究会(ワンデル)都心ウオーク

2009-03-09 21:58:34 | ウオーキング
 2009年3月7日(土)



 青少年国際野外旅行研究会(ワンデル)で、日本ユースホステル協会
の少年パス会員とのミーティングの野外コースを実施した。

 集合は、JR中央線水道橋駅に近い、日本ユースホステル協会のある
ビル1階。13時に集合し、やまさんから参加者へ、趣旨やコースの説明
がある。

 少年パスメンバーは手前の2人。葛飾区のM君と江戸川区のS君。いず
れも中学生である。

 出発して間もなく西神田公園を抜け、日本橋川の西神田ランプ近くに行く
と、ビルに囲まれた一角に、古い洋館風の建物が残っていた。


 靖国通りに出て、九段下から靖国神社の入口に近い田安門際へ。
九段坂公園に、日露戦争時代の将軍、大山巌の銅像が建っていた。


 田安門を入り、ジャニーズの内 博貴の公演中の日本武道館前を過ぎ、
北の丸公園の中ほどにある、池の近くの芝生で記念撮影。


 春近しといえども公園内のケヤキなどは、まだ枯れ枝のまま。


 太平洋戦争の終結まで近衛師団司令部だった、国立近代美術館工芸館
前を抜ける。


 千鳥ヶ淵の南側、黒松などの多い遊歩道を進むと、コブシがもう咲き
出していた。


 遊歩道は高みにあるので、千鳥ヶ淵と戦没者墓苑の緑の樹林などが
見下ろせる。


 千鳥ヶ淵交差点から内堀通りを南へ、英国大使館に沿って進む。
 大使館の門にある飾りだが、左のライオンのような動物は、赤い舌を出
している。なぜなのだろうか?


 英国大使館の南端から西に回り込んで、麹町2丁目へ。ここにはアイル
ランド大使館があり、国旗の右にはEUの旗も掲げられていた。 


 近くにはポルトガル大使館もあり、その南側の麹町学園女子高のそば
に、古い民家の廃屋が残っていた。


 北側には、東大への進学校として知られているという、女子学院高と
同中学校が。


 さらに北側の四番町に入り、千代田区立四番町歴史民俗資料館へ。
江戸時代の資料や近代の道具などが展示されていて、これは江戸時代
の実語教絵抄と呼ぶ教育用の書物。


 階段の壁面には、明治初期に壊される前の江戸城の門の写真がたくさん
展示されていた。これは数寄屋橋御門(上)と現在の数寄屋橋交差点(下)。

 写真を見ると、江戸城にはずいぶん多くの門があったことが分かり、門を
入ってから職場(江戸城)までの距離も、かなりあったことがうかがえる。

 番町中央通りに入る。日テレ麹町ビルの先にベルギー大使館があった
が工事中。かなり大きなビルが出来そう。


 新宿通に出て、16時過ぎ、JR中央線四谷駅に着いた。

 JR中央線で4駅分のわずかな距離だったが、北の丸公園や幾つか
の大使館など、ふだん訪れることの少ない場所を、ゆっくりと巡ることが
できた。

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指扇から上尾へカントリーウオーク(埼玉)

2009-03-08 22:11:34 | カントリーウオーク
 今日、3月8日(日)は、1日中どんよりとした曇り空。カントリーウオーク
のグループで、さいたま市西区から上尾市を歩きました。

 レポートは別途とし、本日も速報版といたします。

 JR川越線指扇(さしおうぎ)駅を10時過ぎにスタートし、まず、さいたま
市西区の郊外に入ります。

 「福田稲荷ふるさとの森」と呼ばれる稲荷神社の森の近くには、ナノハナ
が咲いています。 

 実はこれ、大きな丸いカブの育ったナノハナ。右下の葉の陰に白いカブ
が姿を見せていますが、分かりますか?

 南側の梅畑は、白梅が満開でした。


 周囲を畑に囲まれた法光寺の境内林。ケヤキの大木が目につきます。


 大字(おおあざ)にもなっている清河寺(せいがんじ)参道も、紅梅、白梅
が花ざかり。


 昼食地の大宮花の丘公園にて、今日のメンバー一同。

 バックの白いのも梅林です。

 このように今日も、先月に続き、あちこちでたくさんの梅見を楽しみ、
JR高崎線上尾(あげお)駅に16時半ころゴールしました。
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青少年国際野外旅行研究会(ワンデル) 都心を歩く

2009-03-07 21:48:21 | 江戸・東京を歩く
 2009年3月7日〈土〉

 昨日の冷たい雨から一転、今日は暖かい日差しに恵まれました。
「青少年国際野外旅行研究会」(略称:ワンデル)の催しで午後、
ユースホステル協会の少年パス所持の皆さんとの、都心ウオーク
に出かけました。

 明日もカントリーウオークの例会があり、その準備があるので、
今日の報告は4枚の写真だけとし、詳細は別途レポートします。

 スタートは、JR中央線水道橋駅に近い日本ユースホステル協会
本部からでした。13時過ぎにスタートしました。

 靖国通りに出て、田安門から北の丸公園に入り記念撮影。参加者
は、少年パスメンバー2人と、成人パスの5人です。


 公園を南に抜け、もと近衛師団本部だった国立近代美術館前から
千鳥ヶ淵に向かいました。


 英国大使館前を通過して一番町に入ります。麹町学園のそばには、
都心とは思えぬ一角が残っています。


 四番町にある千代田区の「四番町歴史民俗資料館」に入り、壁面に
展示されていた明治初期の江戸城の門などの写真や、展示室〈下〉を
観覧しました。


 日本テレビや、建て替え中のベルギー大使館前などを通過し、15時
ころJR中央線四谷駅に着き、今日の予定を終えました。


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