ひな祭りの3月3日(火)も、首都圏は真冬並みのひとけたの気温。
夕方からの雨は夜になり雪もちらつきました。
雨の降る前にと朝から出かけ、目黒駅前の久米美術館と、東京駅に
近い東京フォーラムにある、相田みつを美術館に行きました。
目黒駅西口の、久米ビルという8階建てのビル8階にあるのが、最初
の目的地、久米美術館です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e7/7c50615f934f314d0d22d4aae8d9e221.jpg)
久米美術館は、歴史家・久米邦武と、その長男で洋画家の久米桂一郎
を記念して、二人のゆかりの地に昭和57年(1982)に開館したとのこと。
私の目的は、久米邦武についての展示です。久米邦武は、2月17日の
当ブログで紹介した、NHK総合TV「その時歴史が動いた」で取り上げられ
た「岩倉使節団 世界一周の旅 …」の公式報告書「特命全権大使米欧
回覧実記」の執筆者です。
5巻の実記のうちの第2巻だけを読んだのですが、詳細な見聞録に関心
し、久米邦武のことをもっと知りたいと思ったからでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e2/71513960cc06c03dd80157b789046eeb.jpg)
入館して観覧しましたが、久米邦武の資料としては、その「米欧回覧
実記」の初版や原稿の1部、その後の著作など、わずかのスペースに
10点前後のものしかなく、期待はずれでした。
展示室の回りの壁面には、久米敬一郎の作品や、交流のあった黒田
清輝などの作品が展示され、こちらの方がメインでした。
これは、入場券に印刷されている久米の「林檎拾い」という作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/77/2079d93bd9e95bbaf35444577c35e73c.jpg)
美術館と銘打っているので、美術品中心は仕方ないとしても、邦武の
業績が分かるものを、もっと展示して欲しかったところです。
30分足らずで館を出て、目黒駅から東京メトロ南北線で永田町まで
行き、赤坂見附を通って青山通りへ。
工事中の赤坂警察署の隣に、港区の施設、「赤坂コミュニティぷらざ」
があったので入り、港区の観光地図などを入手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7c/59f1a45fccf637bffc28b62be7cf387a.jpg)
青山通りの北側は、赤坂御用地の緑が広がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b4/4fb741b79c9a49ad9b4db3d0f492b1c1.jpg)
すぐ先にあるのが高橋是清公園。園内を南東に抜けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/bf/26c4a177cf6ed28d2fdcf7e4e008c368.jpg)
公園の南東にあるのがドイツ文化会館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8e/220643798d76ebe38fe5b3120d1e555f.jpg)
4階のドイツ観光局に行き、8月に歩く予定のドイツの地図やパンフレ
ットを入手したいと思ったのですが、あまり役にたちそうなものはありま
せんでした。
赤坂4丁目を経て、赤坂見附駅の南で外堀通りに出て、日枝神社下
から内閣府下を通り、文部科学省と財務省の間の三年坂を下りました。
霞ヶ関2丁目交差点から振りかえる財務省(手前)と超高層になった
文部科学省などの入ったビル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/57/7e4746d27d36873ebaaffa0c753d62ef.jpg)
日比谷公園へ南西端から入りました。野外音楽堂の北側、花壇の近く
ではヒカンザクラが見ごろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0d/065df78a141c7b5e4a7fb5900411f57f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/65/20fe2558b7b75dec4b9035fc15abf354.jpg)
心字池のほとりを通り、公園の北東端に抜けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3f/b1fa87802e0d5e28f8cf44c40f49334e.jpg)
晴海通りに出て、JR有楽町駅西口の電気ビルにある「ふるさと情報
プラザ」に寄り、これから歩く予定の市町のパンフレットを入手し、さらに
東口の交通会館にも寄り、長野県や和歌山県などのアンテナショップ
をのぞきました。
JR有楽町駅と東京駅との間にある東京国際フォーラムに入り、地階
に下ります。地階に下りたのは初めてでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/97/60bd8fe906705deb4a40d06f4a8b7b30.jpg)
今日の主目的の2つめ、相田みつを美術館がここにあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/13/8ede283e364e7971d9d8c0cc0b55fc45.jpg)
美術館には2つのホールがあり、順次観覧し、相田みつをの味わい深
い言葉と文字をじっくりと鑑賞しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/0047f8a5e126b1793adbc9e75e94b10e.jpg)
「相田みつを こころの道」というテーマでの特別企画展を開催中で、
「道」に関わる言葉が幾つもありましたが、通行する「道」のことだけ
でなく、「未知」にも通じるのではないかと、私は感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d6/8968451c103bb936c7ef8cc5ed601055.jpg)
第2ホールでは、もうひとつの企画、「祈りの道 -ルイス・オカニャ
&六田知弘写真展」を開催中。
世界遺産であるスペインのサンティアゴ巡礼の道と熊野古道の、
姉妹道提携10周年記念の催しで、スペインの写真家・ルイス・オス
カニャ氏が熊野古道を、日本の写真家・六田知弘氏がスペインの巡
礼の道を撮ったものです。
熊野古道は、昨年10月下旬に歩いた中辺路(なかへち)の写真
が中心だったので懐かしく眺め、そして相田みつをの「道」と、2つの
巡礼道が同じこころの道として結ばれているように感じられ、よい企
画だと思いました。
ちなみに、この催しは、3月15日(日)まで開催中です。
この後、八重洲ブックセンターにも寄り、東京メトロ丸ノ内線の東京
駅から帰途につきました。
夕方からの雨は夜になり雪もちらつきました。
雨の降る前にと朝から出かけ、目黒駅前の久米美術館と、東京駅に
近い東京フォーラムにある、相田みつを美術館に行きました。
目黒駅西口の、久米ビルという8階建てのビル8階にあるのが、最初
の目的地、久米美術館です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e7/7c50615f934f314d0d22d4aae8d9e221.jpg)
久米美術館は、歴史家・久米邦武と、その長男で洋画家の久米桂一郎
を記念して、二人のゆかりの地に昭和57年(1982)に開館したとのこと。
私の目的は、久米邦武についての展示です。久米邦武は、2月17日の
当ブログで紹介した、NHK総合TV「その時歴史が動いた」で取り上げられ
た「岩倉使節団 世界一周の旅 …」の公式報告書「特命全権大使米欧
回覧実記」の執筆者です。
5巻の実記のうちの第2巻だけを読んだのですが、詳細な見聞録に関心
し、久米邦武のことをもっと知りたいと思ったからでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e2/71513960cc06c03dd80157b789046eeb.jpg)
入館して観覧しましたが、久米邦武の資料としては、その「米欧回覧
実記」の初版や原稿の1部、その後の著作など、わずかのスペースに
10点前後のものしかなく、期待はずれでした。
展示室の回りの壁面には、久米敬一郎の作品や、交流のあった黒田
清輝などの作品が展示され、こちらの方がメインでした。
これは、入場券に印刷されている久米の「林檎拾い」という作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/77/2079d93bd9e95bbaf35444577c35e73c.jpg)
美術館と銘打っているので、美術品中心は仕方ないとしても、邦武の
業績が分かるものを、もっと展示して欲しかったところです。
30分足らずで館を出て、目黒駅から東京メトロ南北線で永田町まで
行き、赤坂見附を通って青山通りへ。
工事中の赤坂警察署の隣に、港区の施設、「赤坂コミュニティぷらざ」
があったので入り、港区の観光地図などを入手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7c/59f1a45fccf637bffc28b62be7cf387a.jpg)
青山通りの北側は、赤坂御用地の緑が広がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b4/4fb741b79c9a49ad9b4db3d0f492b1c1.jpg)
すぐ先にあるのが高橋是清公園。園内を南東に抜けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/bf/26c4a177cf6ed28d2fdcf7e4e008c368.jpg)
公園の南東にあるのがドイツ文化会館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8e/220643798d76ebe38fe5b3120d1e555f.jpg)
4階のドイツ観光局に行き、8月に歩く予定のドイツの地図やパンフレ
ットを入手したいと思ったのですが、あまり役にたちそうなものはありま
せんでした。
赤坂4丁目を経て、赤坂見附駅の南で外堀通りに出て、日枝神社下
から内閣府下を通り、文部科学省と財務省の間の三年坂を下りました。
霞ヶ関2丁目交差点から振りかえる財務省(手前)と超高層になった
文部科学省などの入ったビル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/57/7e4746d27d36873ebaaffa0c753d62ef.jpg)
日比谷公園へ南西端から入りました。野外音楽堂の北側、花壇の近く
ではヒカンザクラが見ごろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0d/065df78a141c7b5e4a7fb5900411f57f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/65/20fe2558b7b75dec4b9035fc15abf354.jpg)
心字池のほとりを通り、公園の北東端に抜けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3f/b1fa87802e0d5e28f8cf44c40f49334e.jpg)
晴海通りに出て、JR有楽町駅西口の電気ビルにある「ふるさと情報
プラザ」に寄り、これから歩く予定の市町のパンフレットを入手し、さらに
東口の交通会館にも寄り、長野県や和歌山県などのアンテナショップ
をのぞきました。
JR有楽町駅と東京駅との間にある東京国際フォーラムに入り、地階
に下ります。地階に下りたのは初めてでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/97/60bd8fe906705deb4a40d06f4a8b7b30.jpg)
今日の主目的の2つめ、相田みつを美術館がここにあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/13/8ede283e364e7971d9d8c0cc0b55fc45.jpg)
美術館には2つのホールがあり、順次観覧し、相田みつをの味わい深
い言葉と文字をじっくりと鑑賞しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/0047f8a5e126b1793adbc9e75e94b10e.jpg)
「相田みつを こころの道」というテーマでの特別企画展を開催中で、
「道」に関わる言葉が幾つもありましたが、通行する「道」のことだけ
でなく、「未知」にも通じるのではないかと、私は感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d6/8968451c103bb936c7ef8cc5ed601055.jpg)
第2ホールでは、もうひとつの企画、「祈りの道 -ルイス・オカニャ
&六田知弘写真展」を開催中。
世界遺産であるスペインのサンティアゴ巡礼の道と熊野古道の、
姉妹道提携10周年記念の催しで、スペインの写真家・ルイス・オス
カニャ氏が熊野古道を、日本の写真家・六田知弘氏がスペインの巡
礼の道を撮ったものです。
熊野古道は、昨年10月下旬に歩いた中辺路(なかへち)の写真
が中心だったので懐かしく眺め、そして相田みつをの「道」と、2つの
巡礼道が同じこころの道として結ばれているように感じられ、よい企
画だと思いました。
ちなみに、この催しは、3月15日(日)まで開催中です。
この後、八重洲ブックセンターにも寄り、東京メトロ丸ノ内線の東京
駅から帰途につきました。