期限のある作業を行なう場合の基本です。
まずは、やるべき「全体量」を把握します。ここでは「引き算」が活躍します。
「今までにやった部分」や「やらなくてもいい部分」を全体から除くのです。
また、作業に当てられる「時間」や「稼働」も明確にします。使えない時間や当てにできない稼働等を、ここでも「引き算」で差っ引いていきます。
この「引き算」の作業により「やるべき全体量」と「やるにあたってのリソース」が確定できます。
あとは、「やるべき全体量」を「やるにあたってのリソース」で「割り算」を行なえばいいのです。
これで、「1日あたりどれだけやればいいのか」や「一人あたりどれだけやればいいのか」が明確になり、具体的作業に移れるのです。単位あたりの量を見て始めて、人が足りないとか時間が足りないとかが分かりますし、どうやってこなそうかといった実際の作業のやり方の選択ができるわけです。
あまりにも当たり前のことですが、実際の場では、往々にして、こういう当たり前のことがキチンとできていないものです。