2016年に制作されたイギリス映画です。
ジョン・ル・カレの小説が原作ということで観てみました。
派手なアクションシーンや奇抜な展開はありません。落ち着いた流れで物語は進んでいきます。
サスペンスタッチのストーリーや映像でみせるのというよりは、登場人物の枠割に応じた行動や心理描写に重きをおいた作品ですね。
その点では、キャスティングが肝になりますが、 ユアン・マクレガーとナオミ・ハリスの主人公夫妻はそれぞれのキャラクタの違いをうまく醸し出していましたし、どこかで見た顔のステラン・スカルスガルドもその渋い役回りにマッチしていました。