2009年公開の日本映画です。
「Sideways」というアメリカ映画のリメイク版とのこと。
「Sideways」の方は、アカデミー賞で脚色賞を、ゴールデングローブ賞で作品賞を受賞している作品なので、かなり出来はよかったのでしょうが、こちらの日本版は正直なところ “イマイチ” といった印象ですね。
どうにも、メリハリのない展開で、ラストも尻切れトンボ。
小日向文世さんが演じた主人公も、ただグズグズしているだけの中年おじさんに見えて、どうにも魅力を感じません。コメディアンヌとしても力量のある鈴木京香さんですら、この作品では輝かなかったですね。
これは役者さんではなく、シナリオや演出の出来のせいでしょう。
その中でも何とか持ち味の片鱗を見せていたのは菊地凛子さん、自然で素直な明るさに溢れた表情は “西海岸” でした。
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