今回は初めて登場の軽自動車です。
最近の軽自動車は、昔と違い「ただ走ればいい」というものから、チャンとした乗車の位置を確立しています。その為に装備を充実させると、それなりのいいお値段になります。
さて今回の スズキ Kei ですが、普通の軽自動車よりも車体が高いです。同じスズキのワゴンRも車体(高さ)が高いですが、乗った感じは全く違います。その理由は、座席が高い位置に設計されています。その為目線が、普通乗車と同じくらいで、軽自動車を運転している事を忘れてしまいます。どの軽自動車を運転していても感じますが、車輪幅は狭い為、路面の凹凸が合わなくて、左右の揺れが微妙に起こります。足回りの構造も、普通乗用車のようには良く出来ていません。その為たまに軽自動車を運転すると、クビが痛くなる事が多々ありました。しかしこのスズキKeiはそれの症状が無かったです。
何故かと考えてみると、一つに足回りの良さですね。コーナーで加速しても、しっかりと安定して車体を支えていました。田舎道を走っていましたが、扁平率80のタイヤを装着している為、路面の振動もそれ程気にならないし、結構静かでした。
その2に、シートの形状ですね。このスズキKeiのシートは軽自動車にしては、脇腹をしっかりサポートしてくれます。その為に横揺れの時も、運転者に無駄な力をかけないで、楽に運転できます。
軽自動車のエンジンは660と決まっているので、ターボなどが付かない限り、それ程パワーは変わりませんが、今回のスズキKeiの3気搭DOHCエンジンは、普通車に負けない走りをします。その上エンジン音が静かなのには、驚きです。確かに外にいると、あの安っぽい軽いエンジン音は聞こえますが、運転しているとあまり気になりません。設計図を見ていませんが、アルトやワゴンRなどと違いシートの位置が高い為、エンジン位置より運転者の位置が高い位置にある為ではないかと、素人的に考えてしまいます。後は強化ボディのせいも考えられますね?
それに車体が高いことで乗り降りも楽ですし、運転席&助手席にポケット類も沢山あり使い勝手のいい車です。
このスズキKeiは、普通乗車感覚で乗れる軽自動車です。
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