岩手県のお土産の中で、昔から変わらぬ形で親しまれている物といえば、あの南部せんべいです。昔は胡麻と落花生しかなかったと思いますが、現在ではたくさんの種類の南部せんべいが売られています。南部せんべいの特徴として、丸い形のせんべいの端に、薄いみみが付いてます。僕は昔、これを先にパリパリぐるりと一回り食べ、それから真ん中を食べていました。なんせ子供の頃なので、この真ん中のせんべいがやけに硬く、今だから言いますが、南部せんべいはあまり好きではなかったです。でも落花生の入った南部せんべいの方が若干甘く、もし食べるとしたら胡麻より落花生の方でした。現在の南部せんべいは20種類くらいの味があり、中でもいかすみやホタテ、それにやきいもなどの変わった物まで販売されています。
そんな南部せんべい一筋の巖手屋さんから、なんとチョコレートが発売されました。今の時代チョコレートのどこが珍しいの?と思われるでしょう。巖手屋さんで売られているチョコレートの中には、あの南部せんべいが入っているのです。見た目はクランチチョコのようですが、こんな形になっても中に南部せんべいの全ての内容が詰まっていて、その名も「チョコ南部」として登場しました。その内容は、こちらのチョコ南部をクリックするとわかりますが、南部せんべいの特徴でもある端のみみもちゃんと入ってます。
袋を開けると、ピーナッツチョコの香りがします。食感はサクサクとして、まるでクランチチョコのようです。せんべい屋さんが作ったチョコレートにしては、最高に美味しいといえますが、それ以上に素晴らしい出来です。これは売れるはずです。これでまた一つ、東北土産が増えました。
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