おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  たい家 さぬきや本店 in 香川県高松市 

2010年03月19日 | たい焼き


 

林道駅から琴電に乗り、高松市の繁華街にある瓦町駅で下車しました。無人の林道駅に比べると、ここ瓦町駅は大きな駅です。
 そこからちょいと路地に入ると、交差して長いアーケード街がありました。このあたりに来ると結構人通りが多く、オシャレなお店もたくさん並んでいます。
ひとまずこのアーケードを抜け、目的のたい焼き屋に向かう事にします。路地を抜け大きな通りに出た時、僕が目にした物は、警察官や機動隊の物々しい光景です。向こう側に行くには歩道橋を使う訳ですが、ちょうど渡った所に高松国税局があります。何やら今にも起こりそうな警戒心が漂っていました。東京でもこんな雰囲気に遭遇した事ないのに、たまたま訪れた日にいったい何事でしょう?遠くからは、大音量で流れる演説の声・・・・は―。その通りから一歩中に入ると、まったくというくらい静か。


                              たい家

  高松国税局の横を入って行くと、オレンジ色の看板のお店が目に入りました。残念ながら赤い たい焼 の幟は立っていません。そのお店の名は、「たい家 さぬきや本店」といいます。近所の人が行き来するだけで、お客さんで込み合っている様子はありません。看板には「たい」の文字が書かれていますが、店先を見ると和菓子屋さんそのものです。中の様子を伺いながら店内に入ると、あらら!たい焼きが籠の上にいっぱい並んでいます。お店の中はそれ程広くなく、入ったすぐの所でたい焼きを焼いていました。あれ・・・目の前に並んでいるたい焼きですが、ラッピングされていて何か変です。籠ごとにいろんな種類に分けられていて、中でもラムレーズン?やガナッシュチョコ入り?といった、まるで洋菓子のような感じです。思わず「これたい焼きですか」とお店の人に訪ねると、これはたい焼きの形をしたケーキとのこと。なるほどケーキか、納得!納得?・・・いやちょっと待った。さぬきや本店は確か和菓子屋さんですよ。なのに何故にケーキを売っているのでしょう?そんな疑問をグットこらえ、「すみません、たい焼き有りますか」と本来の目的に徹する事にしました。すると隅の方から、たい焼きを出していただきました。たい焼きは6種類あり、中でもカレーツナといったお惣菜たい焼きもありました。そのほかにこもちたいなる物があり、なんでしょうねこのこもちたいとは?その時イメージしたのが、中に白玉が入ったたい焼きです。でもこれお惣菜たい焼きなので・・・?これもお店の方に訪ねると、中身はなんとたまごサラダが入っているそうです!和菓子屋さんが作るたい焼きにしては手が込んでます。そこで定番のあずきと珍しいこもちたいを買う事にしました。お会計をい済ませ、店を出ようとしましたが、やはり沢山並んでいるたい焼きケーキも気になります。どれもこれも目をひきますが、その中から一つだけ色が違う、ミックスフルーツを買う事にしました。
 お店を後にして、早速たい焼きを食べてみました。まずはあずきから食べると、たい焼きの皮はやわらかく、シンプルなたい焼きに思えました。しかし食べた瞬間、皮がしっかりしているというか、なんだろう・・・これ和菓子屋さんの栗まんじゅうの食感に似ているというか、噛むとギュット生地が引き締まる感じ・・・わかるかな-?お店の名前が「さぬきや本店」というだけあり、生地にこしがある感じです。中の餡子は、和菓子屋さんらしいしっとりしっとり感があり、甘さも控えめです。そしてこのたい焼きのおもしろいところが、たい焼きの尻尾のつけ根あたりに、桜の花の塩漬けが仕込んであります。さすが和菓子屋さんの技ですね。これがなんともいえない一味を与えてくれました。そしてもう一つの
こもちたいですが、中にゆでたまごを細かくして、サラダ風に和えた物がいっぱい詰まっていました。へー!と思い、何かに似ていると考えたところ、ランチパックたまごを思いだしました。味はちょっと淡白ですが、一風変わっていてなかなか美味しいです。


     たい家さぬきや本店のたい焼きケーキ.jpg  たい家

 たい焼きケーキは、家に持ち帰り食べました。ちなみに断面がこんな感じです。ホワイトチョコをコーティングしてあり、チョコで出来た目玉がデカイのがチャームポイントです。中にミックスフルーツが入っていて、よく知っている味です。

 

 

             なにかが見つかる広告


   


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする