「たい焼きを探しに」では、今日現在まで約100匹のたい焼きを食べて来ました。北は青森の五所川原から南は福岡県の大野城市と、日本各地の様々なたい焼きに出会いました。そして今回初となる、静岡県のたい焼きをご紹介します。
静岡県磐田市といえば、サッカーチーム・ジェビロ磐田のホームです。その磐田市には数件のたい焼き屋が有りますが、今回はその中の一軒のたい焼き屋を訪れてみました。市内の真ん中を国道1号線が通っています。その富士見町西の交差点を曲がり数百メートル走ると、JA遠州中央見付があります。そのすぐ近くにたい焼き屋・山岡製菓舗さんがあります。詳しい場所と営業時間は、こちらの⇒ 山岡製菓舗のページをご覧下さい。
この山岡製菓舗さんは、みそまんじゅう・さくら餅・いちご大福・どら焼き・みたらし団子の幟でもおわかりのように、本業は和菓子屋さんです。創業昭和24年から続く和菓子屋が作るたい焼き、結構興味が湧いてきます。早速買って見ることにしました。
和菓子屋とは別のお店のような作りのたい焼き屋。このお店の営業時間が15時からなので、焼きあがったたい焼きが、数匹窓際でお客さんを待っていました。この日はあいにくの雨模様の為、お客さんの足を鈍らせている様子。店の前に立つと、僕の姿に気が付いたおじさんが、「いらっしゃい」と言ってくれて小窓を開けてくれました。たい焼きは一種類のみ。110円を支払いたい焼き一匹購入完了。
小雨を避けるように、車の中で食べました。その瞬間、皮の表面がパリッとしたいましたが、中はふわっというよりモッチリしてます。モッチリというと、白いたい焼きを思い浮かべますが、それとは違いう和菓子屋が作る独特の食感です。それ以上に独特なのが、山岡製菓舗さんの餡子の味です。勿論甘いのは間違いないけれど、甘さの奥に微妙に感じる塩分?昔田舎に行くと、微妙に塩味がする餡子を食べた事があります。昔の家は、あずきを茹でて自家製の餡子を作っていましたからね。そんな既製品ではない、家庭的なオリジナルの餡子が味わえる美味しいたい焼きです。
ちなみに山岡製菓舗さんのたい焼きは、3月中旬までの販売になります。タイミングよく出会えてよかった。もしかするとジェビロ磐田の選手の中にも、山岡製菓舗さんのたい焼きが好きな人もいるかもしれませんね。
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