おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

東京駅の名物パン   豆一豆

2012年12月06日 | パン


 外観を昔の姿にリニューアルして、装いも新たに生まれ変わった東京駅。本来交通の目的で使われている駅舎も、今では東京の人気スポットとして訪れる人もいます。
 東京駅の構内は広く、多くの人々が行き来してます。通勤・通学で利用する人々は、慣れた足取りで足早に歩いてますが、観光で東京に降り立った人は、この光景に圧倒させられることでしょう。でもそんな東京駅ですが、ゆっくりとした落ち着いた空間もあります。そんな数ある場所のひとつが、新幹線南乗車口の前にある ecute東京 です。ここはお惣菜やスイーツ・雑貨などを販売しているお店が集まる空間で、ここでしか売られていない品物もあります。その中にある、東京あんぱん・豆一豆で、ここ東京駅でしか売っていないパンを買いました。それが東京レンガぱんです。
 東京あんぱん・豆一豆は、その名のとおり、あんぱん専門のお店です。あんぱんは皆さんよくご存知の、丸くて中に餡子が入っているパンです。日本中のパン屋さんに、必ず置いてあるであろうあんぱんを、専門店としてやっている豆一豆は凄いと思います。

 僕はこの日、たまたまこの空間を横切りました。特別何を買うつもりも無く、ただただ左右をちらちら見ながらゆっくり歩いていました。はじめ目が止まったのは、豆一豆の反対にあるお店のメンチカツでしたが、美味しそうだけど購買意欲がわかず、数秒間の出会いで終わりました。で右を見れば左も見る。そのとき豆一豆の陳列ケースにも目が行きましたが、足は止まりませんでした。ただそこに東京レンガぱんが売れれていたのは分かりました。そこは一瞬の出会いで終わって、山形名物あかべこのように首を左右に振りながらその空間を通り過ぎました。
 では何故この写真があるのか?その場所を後にし、僕は京葉線の電車に乗るためホームに向かいました。ディズニーリゾートに来たことのある人はご存知のように、京葉線ホームと新幹線改札との距離がだいぶあります。その距離を歩いている間、何か気になるものが心の中に存在してたのです。それがこの東京レンガぱんでした。一瞬の出会いでしたが、どうも気になってしかたない。一目ぼれって、こんな感じなんでしょうね・・・?東京駅ならいつでも買えるのに、何故だか今日買わないと、もう買えないような気がして。でも、あんぱんの為に戻るのもね~。でもあの四角い形をしたあんぱんがどうも気になるー。そんな葛藤の末、これは買わないと気持ちが晴れないと思い、もう一度 ecute東京 まで戻りました。

        

 東京レンガぱん250円東京レンガぱんいちご250円の2個を買い、もう一度京葉線ホームに向かいました。半分に切った写真の、左側が東京レンガぱんで、右側が東京レンガぱんいちごになります。初めて食べる四角いあんぱんは、さすがあんぱん専門店というだけあり、中に入っている餡子の甘さが凄くいい。少しぱさついきのあるパン生地を、クリームを入れていることでなめらかな食感に仕上げてあります。次にいちご東京レンガぱんを食べてみると、こちらは先ほどのあんぱんと違い、パン生地が薄く焼かれ、生クリームもたっぷり入ってます。餡子の脇にいちごのジャムが少し見えます。食べた感じがしっとりしていて、僕はこちらの方が好きです。これはあんぱんのようで、パイ菓子のような新しい創作あんぱんです。
 レンガ造りの東京駅舎をイメージして誕生したであろうオリジナルあんぱん。お持ち帰り用に箱詰めも出来そうなので、「東京駅」の文字も入っていることだし、帰省土産としてもおもしろいと思います。


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