おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  たいやき鯛千社   in   東京都杉並区

2012年12月08日 | たい焼き


 数年前、空前のたい焼きブーム?が起こり、白いたい焼きを筆頭にメディア等に取り上げられました。それ以来、ブームが下火になったかと思っていましたが、現在でも陰ながら新店舗が増え続けてます。東京都でも、知らない間に路地裏にたい焼き屋が出来ていたりして、水面下でまだまだ新しいお店が出てきそうです。今日はそんな新しいお店をご紹介します。

 東京の路線に JR 中央線があります。東京駅から新宿駅を経由して八王子方向にまっすぐ延びる路線で、おもしろい事に、この路線沿いに多くのたい焼き屋さんが存在します。その中でも、中央線中野駅三鷹駅の間が、特に多いように思えます。確かにこの路線の周辺は住宅地が多く、それに伴って駅の利用者も多く、生活に欠かせないアーケード街や商店街もたくさん存在します。そんな人が多く集まる所に、いつしかぽつんとたい焼き屋が出来ていたりします。
 今回のお店は、新しいと言っても2011年4月にオープンしたようで、あの東日本大震災が発生した翌月には、すでにたい焼きを販売してました。そんな世の中が不安定が事もあり、僕自身この年はあまりたい焼きに目を向けていませでした。でもこの時期に、こんなおもしろい形のたい焼きが登場していたとは。

          

 そのたい焼き屋は、中央線 JR 高円寺駅の一角にあります。でもこのお店のおもしろいのは、たい焼き屋に見られる個人店ではなく、かといって大手のどこにでもあるたい焼き屋でもないのです。お店の名前は たいやき鯛千社(たいせんじゃ)と言い、JR東日本グループ日本レストランエンタプライズさんのたい焼き屋なのです。つまり大きく言えば、JR東日本が自社でたい焼き屋を始めたと言うことになりますよね。それもこんな丸い形の変わったたい焼き日本レストランエンタプライズさんのホームページによると、このたい焼きは「丸い跳ね鯛」と言うらしく、そのお腹には「高円寺」の千社札が刻印されてます。普通のたい焼きの形でなく、オリジナルの形とはそれなりのこだわりをもって登場させてます。その味はいかがなものなのか楽しみです。
 たいやき鯛千社さんのメニューを見ると、たい焼きは勿論、アイス最中も販売してました。たい焼きの種類は、おぐら餡・クリーム餡などの他に、今の季節はさつまいも餡もありましたが、僕はやはり定番のおぐら餡130円を買いました。袋に入れられたたい焼きを出し?といっても、たい焼きの形ではなくたい焼きの柄の丸いたい焼き?お腹には確かに「高円寺」の刻印がありました。その刻印の所が少し凹んでますが、実は袋の中から取り出す時に、皮の硬さが分からず、つい力を入れたらこのようになってしまいました。つまり表面はパリッとしていて、中は結構やわらかいです。実際に食べてみると、パリッとした薄皮で、この皮の薄さは丁寧に扱わないと形が崩れてしまいます?中の餡子は予想に反して凄く美味しく、このあずきの美味しさは僕は好きですね。しつこい甘さではなく、あずきその物のうまみと皮の食感が味わえる、オリジナルな美味しいあずき餡です。
 たいやき鯛千社さんのたい焼きは、その独特な形だけではない、味でも人を引き付ける美味しさです。

 

 

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