たい焼きを探しに、奈良県にやって参りました。奈良県といえば、奈良の大仏と鹿が有名です。関西圏の方から言わせれば、有名所はもっと有るとご指摘があると思います。でも関東にいる僕等からすると、一番最初に思い出されるのがこの2つかな?奈良県の皆さん、ごめんなさいね。
その奈良の大仏と鹿公園がある奈良市から南下し、和歌山県に程近い場所に大和高田市があります。今回訪れたたい焼き屋さんは、近鉄南大阪線の高田市駅から数分の所にある、うす皮たい焼き・たいきちさんです。たいきちさんのホームページhttp://taikichi.okoshi-yasu.com/index.htmlには、高田市駅から2分と書かれてあります。駅側のパチンコ屋さんの横断歩道を渡ってすぐの所にお店がありますが、お店の前に「脱毛」の看板が置かれ、隣にはエステらしきお店がある?でもお店に壁にはたい焼きのメニューが書かれたPOP が貼られてあるので、たい焼き屋に間違いないのですが、この組み合わせがなんとも奇抜。いったいどちらが先にオープンしたのでしょうね?
実は一年前にも一度こちらのお店に来てまして、今回が2度目なんですが、お店の表のPOPがいくらか華やかになったような気がします。それとテレビに取り上げられてようで、その映像の写真がありました。そして嬉しい事に、窓際のカウンターの所には、「ブログに書い下さい」等の内容が書かれてありました。前回訪れた時に、たいきちさんをブログに載せようと思っていましたが、そのタイミングを逃し月日が過ぎてしまいました。そして今回はそれに答え、記憶が新鮮なうちに書くことにしました。
うす皮たい焼き・たいきちさんは、なんていってもたい焼きのメニューが豊富な事です。ホームページを見ていただければわかりますが、定番の小倉あん・クリームから始まり、いそべもち!だし巻き玉子?の通常メニューに加え、日替わりメニューにグラタンはよしとしても、肉じゃが・・・!チンジャオロース・・・?って何ですか???そもそも通常メニューのだし巻き玉子の時点で驚いていたのに、日替わりメニューの内容はびっくりです。その日替わりメニューのところに「今日のメニューは『コチラ』をご覧下さい」とありますが、今日はどんなたい焼きがあるのか『コチラ』をクリックしたところ、クリッキーやチョコキーなる聞き覚えの無いたい焼きがありました?いったい何それ。常に進化しているのでしょうか?
前回を小倉あんを買いましたが、こちらのたい焼き屋はだし巻き玉子が一番人気らしく、後で知った僕はそれを買わなかった事を後悔しました。で今回はそのリベンジも兼ねて定番の小倉あんと人気のだし巻き玉子を買うことにしました。でもね^^お店に貼られたPOPを見ていると、他にも食べてみたいたい焼きが目に入ります。買って帰ってもいいけれど、でも焼きたてが一番の美味しさ。小倉あんとだし巻き玉子を注文して、焼き上がるまでの数分は買うか買わないかの葛藤です。
たいきちさんのたい焼きは、一匹一匹焼くので天然物のようですが、昔のような鉄の型を火に熱するのではなく、関西地方でよく見かける、上下から熱を加える機械式の焼き型です。僕が注文したたい焼きが焼きあがりました。お店の女性店主が、一匹一匹袋に入れ渡してくれました。中に何が入っているか間違えないように、袋の隅に種類が書いてくれてます。まずは定番の小倉あんから食べてみました。たい焼きの皮の表面がサクッとしてますが、でも食感はやわらかくやさしい食べ応え。薄皮ということで、あんこがたっぶり入ったそのお味は、食べていても甘ったるくなくたくさん食べられる甘さです。自家製あんこらしく、このたい焼きの皮にあった甘さに仕上げてありました。続いて人気のだし巻き玉子です。僕にとっては一年越しの待ち望んだたい焼きです。基本たい焼きの皮は小倉あんと同じようですが、でもだし巻き玉子の方がやわらかいように感じました。一口食べた瞬間、たい焼きの皮と中に入っているだし巻き玉子の、柔らかさと弾力の二段活用のよう!?まるで彦摩呂さんのような感想ですが、たい焼きを食べているというか・・・最終的に口の中はだし巻き玉子なんですが・・なんていうか美味しーじゃな。味はだしが薄っすら感じ、若干淡白なように思えますが、関西仕立てのお味だとしたら、このくらいが丁度いいのかも?欲を言わせていただけるなら、僕はここにわさび醤油を一滴たらしたいです。こうなると他のメニューにあった肉じゃがなんかも気になりますが、それよりクリッキーって何でしょう?
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