おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼きのよしかわ  in  東京都西東京市

2013年06月09日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、東京都の西にある、ずばりその名も西東京市東伏見にやって来ました。ここまで来る場合、西武新宿線に乗り、新宿から一本で東伏見駅に着きます。都心から離れている為、静かな雰囲気がする街です。
 今回のたい焼き屋さんは東伏見駅の近くにあるようで、改札を出て南口方面の階段を下りました。するといきなり目の前に、赤いの幟の「たい焼」の文字が目に飛び込んで来ました。確かに近くにあるとの情報でしたが、こんなにすぐ見つかるとはびっくりです。たい焼きの幟の側にブルーのワゴン車?が置かれてました。そう今回のたい焼き屋さんは、このブルーの車が目印の、鯛焼きのよしかわさんです。よしかわさんのあるこのスペースは、ダイドードリンコ・アイスアリーナに隣接していて、三つの木製のテーブルが置かれ、一休みできそうな一角です。なんでしょうね、よしかわさんのブルーの車が、この場所にすっぽりなじんでいるのがおもしろい。車にナンバーも付いているので、移動販売車と思いますが、そこにはなんだか根っこが生えているような?

       

  ではさっそくよしかわさんのたい焼きを注文してみましょう。お店のご主人が車のリヤゲートを開け、親子連れのお客さんを接客中でした。この日はそれなりに日差しもあり、気温もそこそこ上がってます。よしかわさんの店先では、既にかき氷が売られていて、親子連れが楽しそうにかき氷を食べていました。その他にアイスキャンディーも売っていて、種類もいろんな味が用意されていました。それを横目に、僕はたい焼きを注文。「お待ちいただければ、焼きたて・・・・」と嬉しいお言葉。時間をたずねると「10分くらいお待ち下さい」とご主人がにこり。僕は快く、焼き立てを待つ事にしました。見ると、よしかわさんのたい焼き一丁焼きの天然物のようで、これは出来上がるのが楽しみです。
 僕は車の側にある木製のベンチに座り、様子を伺いながら待っていました。このブルーの車ですが、見た目からして昭和50年前後の年代物と推測します。先ほども言いましたが、ちゃんとナンバープレートが付いてタイヤもしっかりしているので、今でも動くと思いますが・・・?そうこうしていると、注文したたい焼きが焼き上がりました。白い紙袋を渡していただくと同時に、「熱いので気をつけて下さい」と言われました。確かにその紙袋から、中のたい焼きが凄く熱い状態が、指先にじわじわ伝わって来ました。これはすぐには食べられないので、紙袋を片手に東伏見駅のホームまで戻る事にしました。
 駅のホームのベンチで、たい焼きが冷えるのを待ちます。10分おきくらいに来る電車を一本やり過ごし、そろそろ食べられる温度になったかな?と思いながら袋から取り出し、一口食べてみました。すると表面の皮は食べ頃でしたが、中のあんこがまだ熱い。まあ焼き立てのたい焼きって、こんな状況は付きものです。こうなったら、中のあんこをふーふーしながら食べることが最善策。そしてよしかわさんの一丁焼きのたい焼きは、薄皮のわりに皮がやわらかい?イメージではパリッとしていると思ったのに、この食感は意外でした。多分ですが、この弾力のある薄皮は、米粉を使用して、小麦粉との配分が米粉の方が多いのでは?薄皮の中にはたっぷりのあんこが入っていて、これがとろっとしたつぶあん。まだ熱いせいか、中からこぼれ落ちそうで、これはつぶあんをすすりながら食べるのがベスト。でもこの量のあんこを食べても、思ったより甘ったるくなくて、むしろつぶあんが美味しい。それに皮のやわらかさとこのつぶあんがよく合います。焼きたてはやっぱり美味しい。
 今回の鯛焼きのよしかわさんは駅前という事もあり、これは途中下車しても、食べる価値があるたい焼きです。

 

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コメント
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