おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  一丁 たい焼き・たいあん in 福井県福井市

2013年12月16日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、福井県福井市に来ました。そういえば福井市に来たのは何年ぶりだろう?多分4年か5年くらい前に来た覚えがありますが・・・。久しぶりに来た福井市はあの頃のままで、なんだか懐かしさがあります。街にはパルコもあるし路面電車も健在でした。ただ違っていたのは、福井駅前が工事していて、次に来た時にどのように生まれ変わっているのか楽しみです。
 北陸地方には、僕が知る限りたい焼き屋さんが少なく、そんな中で新しいお店が出来ると、なんか嬉しくなりますね。今回のたい焼き屋さんは、以前来た時には多分無かったと思います。なので楽しみでもあり、福井市に来た甲斐があります。
 国道8号線のブックオフ福井板垣店がある板垣の交差点を北陸本線方面に入り、すぐ右側にローソンがあります。そこの路地を右に入り、すぐにまた右に曲がって100メートル弱進んだ右側に、こげ茶色の板張りの建物が有ります。そのお店が今回お邪魔した一丁たい焼き・たいあんさんです。

        

  このたたずまい、一見雑貨屋かギャラリーのようにも思えます。お店の建物の角上に、「たいあん」と書かれた小さな看板があります。目だった表通りではなく、裏通りでなおかつ小さい看板でひっそり営んでいる。但しお店の造りはこだわりが伺え、そんなお店で焼かれているたい焼きが楽しみです。
 お店の中に入るとカウンターと椅子のカフェ風。こじんまりした店内で、若いご主人が一人でお店を切り盛りしているようです。たい焼きつぶあんカスタードクリームがあり、僕はいつものようにつぶあんにしました。注文してから焼くので、椅子に腰掛け待つ事に。一丁焼きの焼き型が火にかけられました。平日という事もあり、お客さんの姿が無く静かな時間が過ぎていきます。10分程してたい焼きが焼きあがりました。
 焼きたてのたい焼きが入った紙袋を手に、冷たい空気の福井の街を歩きながら食べる事にしました。じんわりと指先に伝わる携帯カイロのようなたい焼きを、紙袋から少しずつ出しながら食べました。これが意外にも一丁焼きにしては皮がもっちりしてやわらかい?今まで食べてきた一丁焼きのたい焼きは、皮がパリッとした薄皮ですが、たいあんさんのたい焼きはいい意味で違和感があります。あの熱量と時間を考えると、もしかしたら生地に小麦粉だけではく、米粉のようなものが配合されているのかな?薄皮の中には黒々したつぶあんがたっぷり。一口目は甘さ控えめですが、食べていくうちに徐々に甘さが増していきます。一丁焼きのこだわりと、この食感と甘いたい焼きは、地元でも人気ではないでしょうか?一度食べると、また食べたくなります。
 これからの季節、福井市も雪が降り、たいあんさんのお店のたたずまいは雪景色が似合いそうです。

 

 

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