おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  錦水橋のたい焼き in 三重県伊勢市

2016年04月01日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、三重県伊勢市に来ました。前回の日吉屋さんを訪れた後に、もう一軒寄りました。

 一番近い駅は、伊勢市駅の隣の近鉄山田線宇治山田駅になります。ただ伊勢市駅から歩いても行ける場所なので、日吉屋さんから宇治山田駅に向かいます。そして駅前を通り過ぎ、近鉄線の線路のガードをくぐり、勢田川にかかる錦水橋に着きます。すると橋の所にたい焼き屋さんが!ここも地元でも有名なたい焼き屋さんのようですが、時々お店が閉まっているらしく、僕も半信半疑で訪れました。お店の前に、たい焼きの赤い幟が風になびいていました。ただ店名が表記されていなく、皆さんが「錦水橋のたい焼き屋」と呼んでいるので、僕も同じように呼ばさせていただきます。

      

 お店の中には、年配の女性の方が二人。その様子から、ここで長年営んでいるのが伺えました。お店の間口は狭く、入り口でたい焼きを注文します。「たい焼き一つお願いします」というと、すぐに出してくれました。という事は、たい焼きの種類は一つですね?そして既に焼いてありました。紙袋に入ったたい焼きは、少しずっしりし重さがあります?中を見ると、丸く大きなたい焼きが出て来ました。

 たい焼きの入った袋を手に持って、すぐ近くを流れる勢田川を眺めながら食べてみました。日差しの加減で、薄っすらたい焼きの柄がわかるほどの、年季を感じさせる型で焼かれたたい焼きです。そして型からはみ出した生地が、うまい具合に丸いたい焼きを形成してます。
 それを頭から食べると、表面の皮は若干パリッとしていますが、意外にも中はやわらかいです。まぁパンケーキまでとは言いませんが、それを2枚重ねた間にあんこが挟んであります。あんこは程よい甘さで、このやわらかい皮にはぴったり。連式の型で焼かれていると思うので、「昔ながらのたい焼き」と言いたいのですが、他には無い独特な食感のたい焼きです。上手く表現できないけれど、皮と甘さがいい具合にバランスが取れているおいしさです。ただ食べ終えた後は、蓄積された甘さが口の中に残りました。

 伊勢市の名物といえば、伊勢うどんがあります。伊勢市で2軒のたい焼きを食べたので、凄くしょっぱい物が食べた気分になりました。ここはやはり 黒々した出汁の伊勢うどんと行きたいところですが、帰りの電車の時間が迫っていたので、この甘い状況をお茶で処理しました。

 

 

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