
たい焼きを探しに、久しぶりに大阪にやって参りました。大阪といえば、たこ焼きやお好み焼きのように、粉物のメッカと言っても過言ではないでしょう。そんな大阪で頑張っているたい焼き屋を訪れました。
大阪の繁華街、難波から南海高野線準急の和泉中央行に乗り、泉北高速鉄道の深井駅で降りました。この辺りは難波の賑やかな雰囲気と違い、ほんと静かな住宅地です。そして今回お目当てのたい焼き屋が、この街に有ります。
のどかな路地を歩いて行くと、遠くの方に阪和自動車道の高架が見えます。10分から15分くらい歩き、やっと高速道路の下に到着。そこから左に百メーター位歩いた所に、今回ご紹介する鯛幸堂さんが有ります。郊外という事もあり、たい焼き屋にしては店構えが大きい。店の前に車を停める事ができるし、駅から歩くのは結構大変なので、車で買いに行く事をお薦めします。
店の中に入ると、これまた随分と広く、これだけ広いたい焼き屋さんは初めてです。メニューを見ると、つぶあん・しろあん・カスタードと、期間限定のさつまいもが有りましたし、横には白いたい焼きも置いてあります。さつまいものたい焼きが気になりますが、今日は定番のつぶあんを注文しました。既に焼きあがってあるたい焼きを、袋に入れて渡していただきました。それでも結構アツアツで、手渡す時に「熱いので気をつけて下さい」と店員さんが一言添えてくれました。
店を出て、少し冷ましてから食べようと、いま来た道のりを駅に向かって歩きました。外の気温一桁のこんな日には、このたい焼きの入った袋の温かさが、何よりもありがたい。数分後、そろそろ食べ頃になったので、袋からたい焼きを取り出し、一口食べてみました。薄皮の表面はパリッとしていますが、中はモチッとやわらかい・・・・?中のつぶあんは、食べた瞬間アレッと思うくらい甘さが抑えられていて、ちょっと物足りなさを抱きました。しかし食べているうちに、のどの奥からあずき本来の甘さがジワリジワリ味覚を刺激します。味に重さを感じない分、後味はさっぱりとしています。ここのたい焼きは、最初の甘さよりも、後味のうまさが決め手かな。
「一番大切な人に食べて頂きたい」という思いで材料を吟味し、「どこにもない、世界で一つ、オンリーワンの真心たいやき」を掲げている鯛幸堂のたい焼き。見た目シンプルなようですが、中身の濃いこだわりのたい焼きです。
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