雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

脱原発に向けて①二つの原発事故

2011-05-29 21:33:27 | つれづれ日記

二つの原発事故

 1951年、米国は世界初の原子力発電の始動に成功。

  そして、1953年、アイゼンハワー米国大統領は国連で「原子力の平和利用」を呼びかけ、原子力発電が世界に普及するきっかけを作った。

  「希望の火」、「第三の火」の火として世界に普及していくはずの原子力発電であったが、26年後の1979年米国スリーマイル島の原発事故である。

  世界で最初の原子力発電を開発し、世界第一の技術を持つアメリカの事故に、少なからず不安を抱いた世論ではあったが、反原発・脱原発の運動には至らなかった。

 

  スリーマイル島の事故から7年後の1986年チェリノブイリ原発事故は、世界を震撼(しんかん)させた「レベル7」の大惨事であった。放射能が空に舞い上がり、被害は広範囲に渡った。

 

  当時の世論は、反原発の意識が高まり、脱原発運動にまで進んでいくかに見えた。

 

  あれから25年、小さな反原発の運動はあっても、世論を動かすだけの大きなうねりにはならず、脱原発の運動には発展していかなかった。

  むしろ、化石燃料(石炭・石油)の枯渇問題や地球温暖化を巡るCO2 の問題などで、「第三の火」として原子力発電は逆に脚光を浴びる表舞台を歩んできたかのようである。

 

  世界を震撼させたチェリノブイリ原発事故であったが、あたかも現代社会のエネルギー問題の救世主の地位を譲ることはなかった。

 

  そして、福島第一原発の「レベル7」の事故が起きた。

  何故、日本で脱原発への取り組みが進まないのか。

  その原因の一つに「電源三法交付金」がある(田中角栄首相時代の1974年制定。電気料金の一部を電源開発促進税として集め、発電所立地市町村などへの交付金や補助金に使われる)。

                                                  (つづく)                                                  

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人の言葉をきちんと受け止めているか

2011-05-17 21:26:14 | ことの葉散歩道

  20世紀の後半、ぼくらは、豊かさを求めて走り続けてきた。

  忙しさの中で、人の言葉をきちんと受け止めなくなったんじゃないだろうか。

  ぼくたちは、家庭でも地域でも職場でも言葉を聞き流してしまうことが多い。

  子どもたちの言葉をもっと受け止めてあげなければいけない。

  夫婦だって、言葉を受け止めあっているだろうか。

  ぼくは、自分の胸にじっと手を当てて考えてみた。

            「それでもやっぱりがんばらない」より

  鎌田實著 集英社 2005年刊 第一刷

 

 ことの葉散歩道は、日々の読書の中で、心に触れた文章を紹介し、

 みなさんと感動を共有したいと思い作った新しいページです。

 鎌田實氏の文章は、誰にでも理解できるるような優しい文章である。

 そして、内容も優しい。 

 思わずうなずいて、納得してしまう。

 「そうだ、全くその通りだ! でもこれがなかなかできないんだよな」。

 ちょっとした誤解や感情の行き違いなど、相手の言葉をきちんと受け止めていれば……。

 などと後悔することが多い。

 「以心伝心」とか、「あっ、うん」などと、

 言葉で表現しなくてもわかるとは言うものの、

 やっぱり僕らは言葉をきちんと受け止めて、相手を理解したいと思う。

                                                                                 ことの葉散歩道(1)  メモ№1

                                                                                                                                                                          

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