新型コロナウイルス ① 世界の感染状況
世界の死者数が20万人にせまる(米ジョンズ・ポプキンス大 集計)。
4/25午後5時の時点で前日より6,000人以上増えて19万7162人
感染者は前日より10万人以上増えて281万1891人
終息の兆しが見えて来た国(中国、韓国)もあるが、
世界的には感染の拡大はもっと増えるのではないか。
アフリカ大陸諸国の医療体制は、ご承知のように充実しているとはいいがたい。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、
当初は世界の豊かな国を襲ったが、
拡大するに従ってアフリカでの感染者も急増している。
人口12億のアフリカ大陸で初の感染者が出たのは2020年2月14日、場所はエジプトだった。
しかし、わずか2カ月足らずで、新型コロナウイルスはアフリカ大陸全域に広がった。
【 夜が明けたばかりですでににぎわい始めているキベラの路地 。写真右側の壁画は 「一緒にコロナと闘おう」と訴える。キベラのように人が密集したスラム街では、その戦いに勝利することはむずかしい。文・写真=NICHOLE SOBECKI】
写真でおわかりのように、
上下水道はままならないから、手洗いなども満足にはできない。。
トイレは共同で、衛生管理もままならない。
アフリカ大陸全土における感染者の合計は、4月上旬に1万人を超えた。
大半の国は医療水準が低く、機材や医療従事者も少ない。
起爆剤を握っているアフリカ大陸が今後、
コロナウイルスの感染拡大をどのように押さえ込むのかが大きなカギになるのではないか。
新型コロナウイルスの世界の死者を見てみよう。
今月3日…………5万人
11日…………10万人
18日…………15万人
つまり約1週間で5万人づつ増えている。
なんでも一番のアメリカは感染者90万5333人
5万1949人
感染拡大を防ごうと外出規制などが続くアメリカだが、
一部の州(ジョージア州等)では、美容院などの営業再開を認めた。
経済活動の再開に向けた動きで、
疲弊した経済を1日も早く回復させたいということなのだろうが、
感染がまだ収まっていない時期に、早すぎるのではないかと危惧されている。
「傘をさしているから雨に濡れていないのに、
『大丈夫だ』と思い違いして傘を捨てるようなもの」
とアトランタで働く救急専門医・中嶋優子さんは経済活動の再開に不安を呈する。
ジョージア州の死者数は減少傾向にあるが、
それは外出規制という傘をさすことが前提だと考えている。
中国の動き
中国 感染第二波を警戒。移動制限復活も。
新型コロナウイルスの押さえ込みが進んでいるとされる中国だが、
感染拡大の「第二波」につながりかねない動きに神経をとがらせている。
帰国者からの感染拡大や、無症状者の発見が続いているためで、
克服の難しさが浮き彫りになっている。(朝日新聞4/26)
罰則を設けず、強権力で私権を押さえ込むことなく、
歯がゆい思いはあるが、
規律を乱さず、
個人の良識ある行動でこの災厄を乗り切れることを
世界に示すことができればよいのだが……
国内での感染者 ………… 13227人(+366人)
死者 ………… 358人 (+13人)
東京都感染者 ………… 3836人(+103人)
幾分感染者が落ち着いてきたようですが、100人を割らないと安心できません。
(25日午後9時現在)
(昨日の風 今日の風№108) (2020.4.26記)