現場に入ると、様々なところと打合せが発生する。
今回は電柱の支柱が敷地内に入っているため、その移設の相談を東京電力と行う。
沢山部署がある組織のようで、実際の工事の話をするまでに実に4人の方に状況を説明させてもらった。
今日はやっと具体的な話が出来、前進してほっとしつつ、技術的なことはいくつか確認したい点も出てくる。
電柱は、耐震設計の基準はないらしい。耐風圧のみで強度計算されているとのこと。土圧だけで支えているという支柱を、つい建築的には、耐震設計が気になってしまうのだが、、。
そんな疑問を投げかけると、移設後の支柱の根入れをかなり深くしてくれるという。まずは一安心。やはり、常に確認して行くことは大事だと思う。
ちなみに担当の方は、阪神大震災での電柱の倒壊のデータを、口答だが数字で示して下さり、こういった話が出来る方だと、初めてのやり取りでも信頼感が増すものだ。