一昨日は、雪が少しちらつく中、建築士の仲間と小学校の授業支援に参加。
家庭科で行う「快適な住まいを考える」という住教育の授業。
子ども達に「住まいとは?」と先生が問えば、「寝るところ」「食事するところ」など機能的な話から「一人になるところ」「落ち着くところ」まで言葉が出た。
授業は間取りを考えて、それを立体にもするというもの。
6年生なので、自由に作っても良いけど、「快適」のポイントとして「日当り」「風通し」を考慮するというのが課題だ。
最初に何もないところから設計図を書くのは難しいだろうということで、スケール感覚を身につける意味も含めて、家具や浴室、トイレ、キッチンなどの設備パーツを切り抜いて使えるように用意。
「庭を広く取りたい」「屋上にサッカー場を作る」「南側の日当りの良いところにお風呂」など子どもらしい発言も飛び出す。
それでも、子ども達はやや苦戦気味。また、配られた家模型用の箱から組み立て始める子もいて、立体の認識の早さに感心していたら、クラスでも工作が得意な子出そう。
次回伺うときは、家模型が完成している予定。
今回の授業で出た案がどんなふうに工夫されているか・・楽しみである。