先のページの続きです。
研修会、別の会場で「木の奥ゆかしさ」というテーマで開催。
こちらは、夜である。行くのは諦めていたのだが「奥ゆかしさ...」という言葉にどうしても魅かれてしまう。
相棒にこどもを託せる交渉が出来たのが、前日夜。夜中のFAXで申込。
朝から、夕食を作る段取りを経て、仕事の後、いざ会場へ。
行って良かった!やはりここへ私は来るべきだった!
答えがありました。
内田祥哉先生が講演の中で、木造の美しさは「肌の美しさと隙間とチリのない納まりである。」と断言下さいました。
そうなのです!
集成材にしてしまうと、木の木肌の美しさが失われてしまうのです。
個性がなくなるのです。
美しさが、、、やはり私は欲しいのだと気がつきました。
そして、個性。
私のこだわりについては、建築家のリレーコラムでちょうど公開されたので、良かったら下記を読んで下さいね。
https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/column/hello/room/topic/707.htm
さらに私が木の建築の良さをあげるとすれば「謙虚さ」
これを表現出来るのは、他の材料ではないでしょう。
日本人の心ですね。「奥ゆかしさ」「謙虚さ」「誠実さ」などなど
表現したいですねぇ。
では、こういった木の建築を創るには、皆さん何が必要だと思いますか?
○材料(良い木)
○職人(大工さんの技)
○設計者の力、想いなど
これらは条件ですね。
どうしたら、製材のこだわりの建築が創れるだろうか...私のつぶやきに、会場で中山章先生が励まして下さいました。ワイン片手なので、ご本人が覚えていらっしゃるかは、分かりませんが、
まずは、
クライアント!!
そう、理解力と資金力と心の余裕(時間)のある方。
大募集中です。
追伸:こだわらなくても、余裕がなくても、素直に木を活かした建築を創りたいという想いの方ももちろんOKです(笑)