せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

満月にまとめて、シェア

2012年07月04日 | ものづくり

オープンデスクのシェアの内容が更新出来ていませんでしたね。

実は、様々な話をしています。

まずは、社会人としてのベースの話し。

人間力の高め方だったり、コミュニケーションの仕方だったり。

女性がプロになろうとする時の壁(!?)の乗り越え方だったり。

私個人の失敗談(笑)も含めてアドバイスしたり。

満月の今日、まとめて仕事や視点の持ち方についてディスカッションをしたので、ここに記しておこうと思います。

1)電話の受け答え、声の出し方

先方が、当方に掛けて良かったと思えるような楽しい感じで発声。
電話をかけて来てくれてありがとうの気持ちで受ける。
どなたからでも、誠実に対応。

2)与えられたことの、やり方

言われたことを時間内に仕上げるのは基本。
言われてなくてもプラスαの工夫をする。

3)伝え方、聞き方

正直に、分からないこと、出来なかったことは聞く。伝える。我慢や遠慮はしない。

様々な方と接して来て、仕事ができる!(又は応援したい!)と感じる方は、まず正直に相手に聞いて来る方です。質問が出来るのは実はとても大事。相手の話を良く聞いている結果ですし、恥と思わない(←妙なプライドがない)。

案外、ここが難しくて、もったいない。
損しているなぁと感じることも多いですね。

私はよく若い方には、「図々しくなりなさい!」と激励します。

自分自身、ほとんどそれで乗り切って来たような、ははは。(←今でも)

4)視点をはっきりする

自分という価値観はどこにあるのか、視点をはっきり持つ。物事を深く考える。

世間にあるような一般論はいらないのです。

他の人が考えそうなことは、他の人が考えれば良くて、その人にしかないもの、その人のこだわり、長所、好きな物事、得意なこと・・・それらを打出すこと。

情報は判断材料に使うけど、情報には流されない。

一緒に仕事をする方には、ここが欲しいところですね。

5)仕事に、必要ない仕事はない

その他にも、例えばコピーはコピーが目的ではなくて、事務所の情報収集に使う!

今このプロジェクトで何の材料が使われているのか、どんな状況なのかとか、コピーを頼まれると自ずと情報が入って来ますよね。

中身を見ないで、ただ本当にコピーして渡す人。これは、もったいない。送られて来たFAXや郵便物もしかり。

私が新人の頃は、とにかく何か教えてもらうという時間はない中で仕事はどんどん進むので、そういった先輩からの小間使いで多いに学んだものです。

無意識の積極性でしょうか・・・。(注:自慢ではないですよ)

なぜ、ブログに書くかと言うと、今は、どんどん、シェアする時期。

与えられることは、与えていきたいと私の中でもエネルギーが高まって来ているのでしょう。

また、それらを引き出してくれる相手があればこそですね。

Nさん、事務所に来てくれてありがとう。一緒に学んでいきましょう。

あなたが代わりに図書館で得て来た林業の情報、まさに私が知りたかったタイムリーなものでした。

事務所に戻ったら、コピーが製本されていて感激!

お陰で持ちやすく、出先で待ち時間の合間に読めました。

これからも、その調子でね!!

追記:人に対しての接し方の基本

1)悪口を言わない

2)愚痴をこぼさない

3)人のせいにしない

まずは、人間性としてこれがベースに出来ているのが前提。さらに、

4)言い訳しない、5)相手を批判しない

だんだん仕事を覚えてくると、おごりが出て来てしまいます。
私も意識していることですが、なかなか出来ない時もありますよね。
Nさん、すでにしっかりとベースがあるので、大丈夫ですよ。

お互いに意識を高め合えたら良いですね!