せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

子どもが自信を持つために

2013年02月06日 | ワーク・ライフ・バランス

冬休みの出来事です。

クラスのお友達の住所は分からない我が子ですが、年が明けたら皆に年賀状を渡すと張り切っていました。

クリスマスに祖母に貰ったくまモンの本に、素敵なカードのイラストがあり、コピーして使うようになっています。それを見て思いついたようです。

休みに入って、すぐに取り組み始めました。人数は先生も入れて13人。
一日かかっていたようです。

そして、学校が始まる日。
ランドセルに入れたかどうか、聞いたところ・・・

実は、全員分は書き終わっていないということが発覚!

あんなに張り切っていたのに。まさかの、まさか。

終わっていたとばかり思っていた親は唖然。

まぁ、確認してあげなかったのもいけないのかもしれませんが、何せ放任主義。

「もう、書かない。渡さない。」

という我が子。

叱りました!一度決めたら、最後までやりなさいと!

学校から帰って来てから書けば良い。遅れても良いから全員分出来たところで渡すこと。

そして、終えました。渡せて満足したのでしょう。機嫌良く帰宅しました。

その後、掃除機を掛けていて、マットの下から、一枚のカードが出てきました。

本人が自分に向けて書いたものでした。

「◯◯ちゃんへ お手紙頑張ったね。◯◯より。」

自分に向けたメッセージ。

これには、ちょっと涙が出ました。頑張ったんだなぁ・・・。

もちろん、私も褒めてはいましたけど、やっぱり、自分で自分を褒めること!には敵いませんね。

大人もそうです。人と比べたり人の評価を気にすると生きづらくなってきます。

やっぱり自分の満足が一番です。

そう思えるまで、私自身も鵜用曲折ありましたが、随分と楽になって来たかな、いえいえ、まだまだかな?

人に学んで、人にお返しする。

そんな日常を楽しんでします。


子どもの自信はどこから?

2013年02月06日 | 子ども・環境

日本の子どもたちの自己評価が低いことは、学会でもメディアでも調査結果を取り上げることが増えています。

カテゴリー「子ども・環境」のキーワードでこちらのブログに到達された方がいらしたら、きっとご存知でしょう。

書籍もいくつか出ています。識者での議論や教育従事者にも、その改善を希望します。

それは、子育ての中で、感じていることでもあります。

我が子は、本当に自信がないのです。人前に出るのも苦手。集団では恥ずかしい。苦手な人が出来ると、習い事は続かない。

その根底には、常に周りに「評価される」というプレッシャーがあると思っています。

見た目、成績、コミニュケーション能力など、大人は子どもに期待しすぎていませんか?親はせかしていませんか?実は私もその一人。

そんな我が子が人数の少ないクラスの学校に越して来てみるみる変化し、今では生き生きとしているのに驚かされています。

それは自分で「自分を評価出来る」ようになったからだと思っています。

人数が少ないと、常に「役」が回ってきます。「発言の機会」も多い。

責任を果たすチャンスさえあれば、どの子も輝いてきます。

そして、最後までやることの積み重ねが、自信になって、自分のことが大好きになってくるのだと思います。

長くなりました。

次のページで、鬼親ぶりをちょっと紹介します。