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器との出会いは、一期一会。
焼き窯を訪れるのは、本当に楽しい。
建築のものづくりもそうだけれど、器も一つとして同じものがない。
形が似ていても、デザインは近くても、、、
その時の焼き具合で、微妙に変わるなんとも言えない味わい。
焼き釜を訪ねた時に、ハツとする出会いがあると、気に入つてオーダーもします。
先日訪れた御船窯で驚いたのは、いろいろな作風があること。
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↑野菜柄が可愛らしい
これまで訪ねた窯は、それぞれの器が持つ特徴に、統一感を感じて来ました。
何が本軸なのかなぁ、、、、と不思議に思い、尋ねたら、
実は3人の作家さんの窯だつたのです。なるほど〜、それでいろいろと焼き方があるのね。
熊本では白が美しい天草陶器が有名です。熊本に戻り天草の窯元は訪ねました。
今回の熊本の御船窯は、実は知りませんでした。
地元より遠方からの来訪者が多いくらいだそうです。
山の上にひっそりと、遠方は五木村から移築された古民家の中で、出会いを待つ器たち。
目移りしてしまいました。
いつも必ず一品は買うのですが、今回はまた訪れる予感があり、、、
(実はとても好みのものがありました、うふふ。全部欲しいくらい。
懐が暖かくなってからでしょうか、笑)
前置きが長くなりました。
建築で使う器と言えば、そう手洗鉢。今回は、柄物。白、焼締め、青瓷と種類が豊富で
排水口の金物をつければ、どれもすぐに使えそうです。
ゴメンなさい。お料理の発想ではなくて。。。
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ご相談したところ、深さを調整したり、大きさも自由に制作頂けるとのこと。
掃除がしやすいようにシリコンコーティングをして納品されるそうです。
事例も幾つかみせて頂きました。
窯元のご主人とは、柄か?色か?という話になり、、、
建築は地(背景)と考える私としては、遊び心で柄もありかなぁ、
いややはり、シンプルが良いかなぁ、とワクワクしてしまいます。
お皿はお料理により、出番のある時とない時がありますが、手洗鉢は毎日使うもの。
少しの予算アップでお気に入りの雰囲気を実現できるので、オススメアイテムです。
設計例はこちら、建主さまのご親戚が自らつくられたもの。
愛らしい柄が、ヒノキの床と漆喰壁に映えます。
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落として割る心配もなし。芸術を生活の中に取り入れるチャンスでもあります。
以外と簡単にできるプチリフォームにも。
写真アップした器が気になる方は、ぜひ熊本の御船窯をお尋ねくださいね。(事前連絡がベター)
作家さんの詳しい情報は、熊本伝統工芸館のHP情報をどうぞ。
http://kumamoto-kougeikan.jp/kougei/cn7/cn36/pg412.html
御船窯の方には、写真撮影を許可いただき、ありがとうございました!