![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3a/46e1f1b6b79c0cb805fe7c531bf25378.jpg)
いま、ここに生を受けた奇跡は、、もちろんご先祖あってのこと。
そして、今こうして、平和に生きていられるのもご先祖の努力の積み重ね、ですね。
当事務所で関わらせていただくお宅は、
本当にご先祖に守られているなぁと感心する方ばかりです。
その中でも、今回のことは、本当に命拾いのような感覚を持っています。
代々そのお宅のことに関わっておられるお大師さまから
「工事の着工は延ばしたほうが良い。」のお伝え。
私自身、そういったことは依頼主さまにお任せするタイプなので、
「それならば、そうしましょう。」と工務店さんとも相談し、
既存の建物の解体を遅らせました。
すると、なんと、大型台風が上陸。
今年は、日本列島大変な当たり年でしたね。
ずらしていなかったら、、、解体途中でまともに受けていました。
壁もなく、構造体も取り替える前に、その風を受けていたら、、想像するだけで恐ろしいですね。
延期して、本当に良かった。運が良かった。と思いました。
事前に家祓い。(写真提供、工務店さん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/61/fa50850b03106565c023dd401475bea4_s.jpg)
ご先祖様にも、代々の家を改修することのお伺いですね。
現在無事に解体後の調査も終えて、構造の補強検討を行い
木材の手配と加工を工務店さんと大工さんで進めてもらっています。
解体の写真をHPにアップしました。築110年のほこり、いえいえ誇りも写っています。
http://www.mk-ds.jp/newworks/2015/11/201511-x.html
先日は、雨が降ったので既存の屋根の雨漏れがないかも確認。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b0/86a592641e0893cfc298cdfe3293e0d2.jpg)
今回、先代が遣り替えなさった瓦屋根をそのまま使います。
それでも、20年ほど経過しているので様子を見ます。
それにしても、CADのまっすぐな線では表しきれない古民家の造り。
それぞれで納まりも違い。。。
理解することが、これほどに難しいとは!?
それだからこそ、楽しい現場ですね。
車で片道1時間ほど。
打合せに伺う往復だけでも一仕事な感じですが、、、。
それでも、毎回通うのが楽しみでもあります。
↓現場定例会議にて、基礎補強工事の型枠を確認
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1d/80dd8e652c2c1bc506a1ce4d34612ac1.jpg)
こんな先代達の息遣いが聞こえる現場に関わらせてもらっていることに
感謝いたします。