緊急事態宣言解除前から、
Web打合せで、ご相談に乗ってきた
コロナ対策のための店舗の改修工事。
これまで、多くの方がセミナーに訪れていたため
広かった玄関ホール。
クローゼットも、たっぷりとってあった入り口です。
しかし、今後は、予約の方のみ、
店舗に上がって頂くように
営業形態を変えていかれるとのこと。
蜜を避けるためです。
今後は、セミナーは、オンライン開催だそうです。
今回の新型肺炎の世界的広がりから、
様々なことが見直されていますが、
店舗営業の運営の在り方まで、
影響を及ぼす自体となっています。
メールなどでもらっていた写真で確認していたところを
宣言解除後に、現調(現地で測定すること)し、
宣言解除後に、現調(現地で測定すること)し、
まずは、現況図を起こします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/86/b7839ae2f7bd898c5c8d55403baefe8e.jpg)
対面で近づいて会計をするところには、
ガード設置など、備品対応も必須。
そして、このような事態なので、状況はどのように変化するか分かりません。
そこで、工事箇所を最小限にできるよう
当初、すべての造作家具やカウンターを
撤去したいというご要望を
「いえいえ、待って、一部再利用し、
解体を最小限にしましょう!」
と、提案させていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0a/38aacce052dd5a25dcb734bb98d2a18d.jpg)
そうすることで、
工事金額も工期も抑えられます。
そして、それができるのも、
家具などに、無垢の木を使っていらっしゃったからこそ!
なのです。
撤去する家具の扉も木材なので、再利用します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d9/13ddc7451e65f33bf6271801fded7306.jpg)
ここで、日本の建築に話が飛びます。
日本の古民家など、調査すると
再利用の木材が結構あります。
解体した後、木材を取っておいて、使うのです。
どこで、どう切っても、使える!!!
本物の木だからできることですね。
そう、日本のもったいない精神と物を大事にする力。
さらに、木には、、、神が宿る!?
木の主(ぬし、あるじ)が柱=神さまの単位ですからねぇ。
私自身も日本の木のものづくりに出会っていなかったら、
どんどん、壊して、どんどん造れ!派
になっていたかもしれません、笑。
そんな訳で、再利用できることが分かると
依頼主さまも、喜んでくださいました。
忙しい大工さんも数日で済みそうと、
準備する施工店さんも、ほっ。
本来なら、工事金額も、工事期間も長い方が
利益は上がるのに、、、
とにかく職方の確保が大変な、昨今ということで
むしろ、喜ばれるという矛盾。
三方良しになったかな!?
いろいろと、工事の事情も変わってきていまね。
今後も、コロナ対策、、、行っていきます。
この工事には、その他の部分の続きがあるので、
そのお話は、また、明日。
そのお話は、また、明日。