この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

頑張って『進撃の巨人』を読みました。

2014-05-24 21:04:18 | 漫画・アニメ
 今日は一日予定がなかったので(家の手伝いはしましたけどね)、GW前から知り合いに借りていた『進撃の巨人』を読みかけの9巻から最新13巻まで頑張って読みました。
 いやぁ、めちゃめちゃきつかったです。
 自分はそれなりに漫画でも小説でも本を読むのは早い方だと自負しているのですが、自分に合わない本は極端に遅くなるものだということが身に染みてわかりました。

 これから『進撃の巨人』を読んでの感想、というか思ったことを書きます。
 『進撃の巨人』のファンであれば間違いなく不快になると思うので読まない方がいいです。

 まず、これは熱烈なファンであっても認めることだと思いますが、『進撃の巨人』、画(え)が尋常じゃなく下手。
 巻を重ねていくうちにいつかは画力も向上するのだろうと思っていましたが、13巻の時点でそれはまったく認められませんでした。

 まぁ画が下手な漫画=ダメな漫画とは思ってはいないんですよ。画の下手さが逆に味になることもあるし。
 しかし『進撃の巨人』の場合、画が下手な上にやたら説明的な台詞や、演説じみた台詞でコマが埋め尽くされ、読みにくいことこの上なかったです。

 重箱の隅をつつかせてもらうと、『進撃の巨人』の世界に質量保存の法則ってないんですかね?フツーの人間が次の瞬間巨人になってるけど。『ウルトラマン』と同じようなものなんですかね?

 それから人間並みの知能を有するタイプならともかく、通常の巨人だったら、ワイヤーか何かで罠を仕掛けていれば簡単に捕まえられそうな気がするんですけど、そんな気がするのって自分だけですかね?

 これは言っても詮無いことなのかなとも思いますが、そもそも巨人が徘徊する世界で巨人が侵入するのを阻止する壁って作れないと思うんですけどね。それが出来るぐらいだったら巨人に苦労なんかしないと思うんだけど。

 まだいくつかあるんだけど、最後に一つだけ。人間の中に巨人化出来る人間が多すぎ!と思いました。次から次へと巨人になれる人間が現れて、そのうち、あぁ、コイツもか、と思うだけになりました。


 今述べたことはこの作品の欠点だと思います。
 ただ、ファンの人にはそれが気にならないんでしょう。
 いうなれば「痘痕も笑窪」って奴で。
 自分にはそれがどこまでも「痘痕」でしかなかったです。
 そういう漫画もあるってことですね。
コメント (2)
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