この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

若松に行ってきました。その3。

2016-08-22 21:46:01 | 旅行
 次の目的地がこの旅行の最終の、そしてメインの目的地でした。
 それはどこかというと《ベラミ山荘》です。
 「ベラミ山荘」という名前がスゲー胡散臭いですね。笑。
 まず「ベラミ」というのが何かというと直訳すると「美貌の青年」という意味のフランス語だそうです。何だ、自分のことじゃん(どこがだよ!)。
 まだ石炭産業が賑わっていた古き良き時代、若松に『ベラミ』という名前のキャバレーがありました。
 そしてそのキャバレーの従業員寮が高塔山にあったのですが、キャバレーが無くなった後もその名を冠した山荘として今に至るとのこと、、、この説明で合っているかな?

 どの建築物だって謂われ(来歴)はありますよね。
 自分が惹かれたのはもちろん謂われではなく、現在のベラミ山荘そのものですけどね。
 ともかく、写真を見てもらえばわかるんじゃないかな。どん!


   

 これが通称「ベラミ山荘の五重塔」。
 一階部分が鳥の飼育小屋で、二階が茶室になっているのだそうです。飼育小屋と茶室の組み合わせが素敵ですよね。笑。
 ちなみにこの五重塔、ガウディのサグラダ・ファミリアと同じく未完成で、サグラダ・ファミリアと違い完成の予定はないとのこと、そりゃそうだ。
 こんなけったいな建築物をテレビで紹介されたその日には、自分の目で見てみたいと思わずにはいられませんって。
 それにしても、ベラミ山荘がある高塔山(公園)には今年の6月にバス旅行で来ていて、そのときはこんな建築物があるとは夢にも思わなかったなぁ。

 さて先ほどの五重塔ですが、あれはあくまで鳥の飼育小屋であり、また茶室なので、従業員寮ではないのです。従業員寮がこちら。


   

 一見すると平屋に見えますが、実際はベラミ山荘は山の斜面に建てられた建物なので、ここが山荘の最上階ということになります。たぶん山荘は二階建てだと思うのですが、実際のところどうなのだろう、山荘の全容はよくわかりませんね。

 そしてこの夜、世にも奇妙なベラミ山荘で、世にも奇妙なイベントが開かれたのです…。


                                  続く。
コメント
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