この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ワタシアターが怖い。

2020-02-18 20:29:04 | 雑事
 昨日の記事でイオンシネマの新しいポイントサービス「ワタシアタープラス」に入会したことは書きました。
 で、入会の際に、正しくはポイントカードを購入した際に渡されたワタシアター利用規約がこちらです。


   

 読めねぇよっっっっ!!!!
 あまりの字の小ささに手に持った直後、身体が一分ぐらい硬直してしまいました。
 マジな話、この利用規約をちゃんと読んだ人って(関係者以外で)いるんでしょうか?
 いや、いるまい。
 思わず反語を使いたくなってしまいます。
 
 それにしても、たかだかシネコンのポイントサービスの利用規約がなぜここまで超長文になってしまうのでしょう?
 ちょっとだけ興味が湧いたのでネットの方の利用規約をちょろっと目を通してみることにしました(精読ではない)。
 するとそこには、わが目を疑う信じがたいことが書いてあったのです、、、というのは大袈裟ですが、「え?」と思うようなことが書いてありました。
 例えば第24条 管轄裁判所(本当にそういう条項がある)。
「1.本サービスの利用に関連して会員と当社との間で紛争が生じた場合には、両者は誠意をもって協議の上解決するものとします。」
 本サービスの利用に関連して会員と当社の間で紛争が生じた場合???
 ゴメンなさい、どういった場合にシネコンとそのポイントサービスを利用する会員との間に紛争が生じるのか、まったく想像がつかないんですけど?
 でもこういった条項があるということは過去にシネコンと利用会員との間で何かしらの諍いが起きたことがあるってことなんだろうなぁ。
 さらに続いて、
「2.前項の協議によっても解決せず、両者に紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。」
 どこまで紛争が続くんじゃい!!
 どういうふうにこじれればシネコンと会員の間の諍いが裁判沙汰になるっていうんでしょうねぇ。
 過去に裁判沙汰になったことがあるからその条項がある、、、のかなぁ?ちょっと信じられないのだけれど。

 他にも「ほわっと?」と思った条項があって、第19条 サービスの停止に「1.当社は、次の各号に該当する場合において、本サービスの全部又は一部の提供を停止することがあります。」とあるのはいいのですが、「(3)天災地変、戦争、テロ行為、暴動、騒乱、労働争議その他の非常事態の発生により、本サービスの提供が困難になったとき、又はそのおそれがあるとき」とあるのにはビックリしました。
 戦争が起こることまで想定しているのか・・・。
 そりゃまぁ利用規約が長くなるわけだね、と納得すると同時に空恐ろしさも覚えました。

 ちなみにワタシアター利用規約第15条 禁止事項の(8)に「本サービスの運営を妨げ、又は誹謗する行為(を禁ずる)」とあります。
 別段当記事はワタシアターの運営を妨げるつもりもなければ、誹謗したつもりもないのですが、相手方からしたら違うかもしれません。
 まぁ何かしら紛争が起きた場合は東京地方裁判所で決着をつけることにしますね。笑。
コメント
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