この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近見たDVDなど。

2022-03-24 21:13:18 | 旧作映画
 三連休の最終日にDVDをレンタルしました。
 連休の最終日にレンタルするのも何だかなぁと思ったのですが、初日と二日目は諸事情により借りられなかったんですよね。
 借りたのは『キャンディマン』、『映画大好きポンポさん』、『東京リベンジャーズ』の三本です。
 以下ショートレビュー。

○『キャンディマン』
 年間50本以上劇場に映画を観ているので、気になる作品はすべて観に行っていると思われるかもしれませんが、そんなことはなく、あえてスルーする作品もあります。
 『キャンディマン』はそんな一本です。

 オリジナルの『キャンディマン』はかなりお気に入りのホラー映画で、だからこそ趣向の異なるリブート版は観に行かなかったのですが、実際見てみるとこれはこれでアリかな、とは思いました。
 ただやっぱり疑問はあって。
 リブート版では「キャンディマン」という存在は代々引き継がれるものみたいなんですよね。
 でもキャンディマンってその名を呼ぶだけで突然現れるし、銃で撃たれても平然としているし、まさに神出鬼没の不死身の怪物なんですよ。
 そんな怪物が代々引き継がれるって?とは思っちゃいました。
 新たなるキャンディマンが誕生したら、先代のキャンディマンはどうなっちゃうんですかね?

○『映画大好きポンポさん』
 すべての映画好きに自信を持って薦められるアニメ映画、ではあるのですが、個人的にはそこまで面白いとは思わなかったかなぁ。
 う~ん、どうしてかな、展開があまりにベタすぎるからかも?

○『東京リベンジャーズ』 
 去年の邦画の大ヒット作ですが、ゴメンなさい、まったく面白くなかったです。
 27歳の主人公が10年前にタイムリープして、半グレ隊の中で成り上がっていくというお話なのですが、タイムリープした先で主人公が何をするかというと、未来に起こることを知っているというアドバンテージを活かすでもなく、何かしら機転を利かせるでもなく、ただひたすら頑張るだけなんですよね。
 そりゃ少年漫画(が原作)なんだから主人公が頑張るのは必須でしょうけれど、頑張るだけですべてが解決するのはどうなのよ、と思っちゃいました。

 それに本作のタイムリープってすっごく雑なんですよ。
 肉体はそのままで精神だけが過去に飛び、精神が過去にある間は同じ時間だけ意識がない状態が続くという設定らしいのですが、それだと精神が過去に一週間飛んでいたら、肉体のある現在では一週間意識不明ってこと?
 だとしたらその間の食事はどうするの?
 水分補給は?下の世話は?
 あの刑事が面倒を見るの?仕事を休職して?
 タイムリープもの自体を否定するわけではないですが、本作のタイムリープは雑過ぎてついていけなかったです。

 とりあえず以上です。
コメント
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