この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

終末の予定。

2014-12-11 21:02:41 | 日常
 終末の予定です。おっと間違えた、終末じゃなくて週末でした。

 こちらの記事で、12月は予定が少ない、みたいなことを書きましたが、実際にはそんなこともなく、何やかやと用事があって忙しいです。ありがたいことだと思っています。
 問題は正月休みに入ってから、ですね。
 マジで何も予定がない。何して過ごそうかなぁ…。

 さて、明後日13日は那珂川町にある『ふれあいこども館』でカプラのワークショップのお手伝いをします。
 で、なぜだか折り紙教室の講師を引き受けることになっちゃいました。
 折り紙教室には正直いい思い出がないのですが、今回は大丈夫だろう!
 前回と違って準備は万端だし、心強いサポートもいるし、何より嫌な思い出を引きずったままじゃよい年を迎えられないしね!

 ワークショップが終わったら天神に出向きます。
 ガチャピン会の忘年会があるのです。
 あ、でも出来たら忘年会の前に赤煉瓦文化館であっている《人形浪漫展》に行けたらな、って思っています。時間的に厳しいかな?

 忘年会は一次会がジュンク堂二階にあるサイゼリアで19:00からやります。うん、セコイね。笑。
 二次会は念願のガールズバーに行きます!
 今泉にすごく胡散臭い、、、訂正、面白そうなガールズバーが見つけたんですよ。
 公式サイトもフェイスブックもない、ブログはあるけれど、システムもメニューもよくわからない、何じゃこりゃ?というようなガールズバーがあったので、土曜日、突撃してきます。
 果たしてこのブログで報告出来るようなお店なのでしょうか?
 乞うご期待♪(報告出来ないようなお店だったら、ガールズバーに関する記述は全部削除させてもらいます。ゴメンよ。笑。)

 この後さらに体力に余裕があるようならレイトショーで『ゴーン・ガール』を観たいですね。さすがにきついか。
 でも『ホビット 決戦のゆくえ』も今週末に公開されるから、出来たら観ときたいんですよね。

 日曜日は一日空いてます。
 まぁ土曜日にどれぐらい無茶するか次第ですね。
 出来たら『ホビット』を観に行きたいんだけど、一日家で臥せっているかも?笑。

 以上です。
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はり太郎くんとかね子ちゃん。

2014-12-10 22:30:21 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 大学の後輩が亡くなりました。
 肺癌だったそうです。
 おそらくは喫煙の習慣があったのでしょう。煙草を吸われる方はくれぐれも量に気をつけてください。

 大学の後輩と言っても在学中特別親しかったわけではないですし、卒業後はまったく縁が絶えていたので(実際葬式にも呼ばれなかった)、そんなに悲しいってわけではないです。
 知り合いが死んで悲しいと思わない自分って冷血なのかなと思わないでもないですが、実際現在まったく交流がない昔の知り合いより、現在交流のあるネットの知り合いの方が自分にとってはるかに大事です。
 大事ではない存在がこの世から消えてしまったとしても、やはり悲しいとか残念とか思えないのです。

 ただそいつのことを思い出して、そういえば針金で何かを作るのが好きだったなぁという記憶があるので(大学では二人とも美術部でした)、弔うってわけではないのですが、自分もちょっと針金を使って工作してみましたよ。

 どこの家にでもある、クリーニング屋さんでもらえる針金ハンガーを、


   


 ちょいちょいちょいと曲げて、こんなのを出来ました。


   


 タイトルは《はり太郎くんとかね子ちゃん》です。
 実際作ってみて分かったのは針金ハンガーは硬すぎて工作には適さないってことですね。笑。
 まぁでも作っている間は案外楽しかったのでまた何か作るかもしれません。
 針金工作をするたびに後輩のことを思い出すことでしょう。
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2014年劇場鑑賞映画ワースト5!

2014-12-09 21:16:21 | 新作映画
 2014年も残すところ二十日間ほどになりました。
 その二十日間の間にあと三、四本は映画を観に行くつもりですが、その中に駄作はないだろうと思うので、ちょっぴり時期尚早ですが、(独断と偏見による)2014年劇場鑑賞映画を発表したいと思います。


 まずは5位『エンダーのゲーム』
 まぁいろいろツッコミどころがある作品なんですが、一番それはどうかと思ったのは主人公たち訓練生が訓練期間中男子女子全員同室で寝起きを共にするんですよね。
 そんな環境じゃとても訓練に集中できないと思うんだけど。モヤモヤしないんですかね?

 続いて4位が『ノア 約束の舟』
 何でも監督のダーレン・アロノフスキーが長年温めていた企画らしいんですけど、長年温めていた企画ってホントろくなものがないですよね。もしくは温め方が足りなかったのか。

 そして3位が『プリズナーズ』
 世間的にはそこそこ評判のいい作品ですが、自分的にはまったくダメ。
 まず、ジェイク・ギレンホール演じる刑事が働きすぎ。張り込み、尾行、陣頭指揮、全部一人でやっちゃうんだもの。そんな警察ねーよ、って言いたくなりました。
 ヒュー・ジャックマン扮する主人公も観ていてイライラしましたよ。
 容疑者に対しては問答無用で拷問して娘の居所を聞き出そうとするのに、真犯人に対しては妙に紳士的な態度を取るんだもんな。そこはもうこっそり忍び込んで角材で後ろから頭をどつけば済む話なんじゃないの?

 いよいよ2位は『ロボコップ』
 この映画を観たとき、2014年のワースト映画はこれに違いない!と思いましたね。それぐらいつまらなかったです。
 でもまさかさらに上回ってつまらない映画があるとは…。

 そして栄光(?)の1位は、ジョニー・デップ主演、ウォーリー・フォスター監督、『トランセンデンス』
 いやぁ、『トランセンデンス』、タイトル通り他の作品をはるかに超越してつまらなかったです。これに比べれば『ロボコップ』もまだしも面白い気がします。
 実は自分は世間的にかなり評判がいい『インターステラー』もあまり良いとは思ってないのです。
 恋人が生きているという前提でアメリアを彼のいる星に送り出しておきながら、後になってクーパーがアメリアを追っかけて旅立つというエンディングはおかしいと思うんだけどな。恋人が生きていたらクーパーはただのお邪魔虫じゃん。
 とはいえ、『インターステラー』を高く評価する人がいたとしてもわからないではないのです。やっぱりヴィジュアルは圧倒されたしね!
 でも『トランセンデンス』を高く評価する人がいたら、本当に理解出来ないですね。是非ともレビューを読んでみたいです。


 他にも『アメイジング・スパイダーマン2』、『麦子さんと』などが自分的にはイマイチでした。
 来年は少しでもイマイチだと思う映画を減らしたいです。
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おしゃれカフェ&おしゃれ雑貨屋さん巡りをしてきました。

2014-12-08 20:57:00 | 日常
 土曜日は野暮用を一つ済ませたあと、おしゃれカフェ&おしゃれ雑貨屋さん巡りをしてきました。
 と書こうと思ったんですが、よくよく考えてみたら、そんなにおしゃれだったかなぁと思ったり、思わなかったり、、、まぁでもどのお店も個性的なことこの上なかったですよ。


 まずカフェ&雑貨屋さん巡りをする前にギャラリーおいしで開かれていたアジサカコウジ個展『ピリカ』に行きました。

   

 この展示会は非っ常によかった!
 作品の半分ぐらいがローティーン少女の半裸or全裸ですから、今どきよくそんなものをモチーフに出来るなぁと感心してしまいました(でもエロくはないです)。

   

 美少女に眼帯!最高の組み合わせですね。

   

 美少女にドクロ!最高の組み合わせですね。


 次に三菱地所アルティアムで行われていた『星空からのメッセージ展 大宮エリー』に行きました。
 
   

 悪くはなかったです。でもロマンチックすぎて自分の趣味じゃなかったかな。


 その後向かったのが今泉にある雑貨屋さんの『TiNoM』

   

 ここはもう超わかりづらいところにありました。もし地図だけでこのお店にたどり着ける人がいたら【お店探しの天才】の称号を与えたいですね。
 でもいろんな雑貨が置いてあって面白かったですよ。
 看板犬のTinkもめっちゃ可愛かったです。


 ここから車で移動、100円パーキングに車を停め、平尾を散策しました。

 平尾でまず訪れたのが『カフェあぴ』

   

 値段もそれなりにリーズナブル、メニューもそれなりに豊富、雰囲気もそれなりに悪くなかったです。
 でも「おぉ!」というものはなかったかな(まぁフツーのカフェにそんなものはないわけですが)。


 次に行ったのが雑貨屋さんの『メリアノーチェ』

   

 雑貨屋さんだけど、カフェコーナーもアリ。
 この日行ったお店の中でここが一番落ち着けたかなぁ。
 でもここも恐ろしくわかりにくい場所にありましたよ。

 
 最後に訪ねたのが『喫茶ふら』
 最初、廃屋かと思って店の前を通り過ぎましたよ。

   

 廃屋と思うよねぇ?笑。
 ここもまた個性的なお店でメニューが珈琲しかないっぽいです。
 でも狭いお店の中に常連さんは数名いましたよ。憩いの場所になってるみたいですね。


 この日訪れたお店で、不思議博物館に代わる、心のオアシスになるようなところはなかったです。
 まぁそんなお店がほいほい見つかったら苦労はしないんだけどね。

 大橋周辺でもう少しお店を探してみようかな。
 天神や平尾だと駐車場代がかかってのんびりと出来ないからね…。
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『マジックハート』を作ってみよう♪その2。

2014-12-07 10:08:40 | 折り紙・ペーパークラフト
 昨日の続きです。


   

⑥二つの角をつぶして平たくしたばかりですが、それをもう一度立て直します。
 今大きな正方形を小さな正方形四つで分割している状態ですが、重なっている部分もあります。
 その重なりを半分表に出すような感じで折ります。
 折る角度は写真の左側に黒線で示しています。
 繰り返しますが、実際折るのは重なって隠れている部分です。
 四ヶ所同じことを繰り返します。

   

⑦二つの角を持ち上げ、折り畳みます。

   

⑧きつねの面みたいな感じになりました。
 ハートにするためには角を丸めなければなりません。
 先端の尖ったところを下に折ります。
 しっかりと折り目をつけてから、その部分を中割り折りします。
 45°の角度だった耳が90°になりました。

   

⑨中割り折りしたところを開いて正方形を作ります。
 ①でやったのと同じように下からめくるように折り、軽く印をつけ、その印まで左右の角を折り、元に戻します。

   

⑩完成です。

 これを下からめくるようにくるっとひっくり返すとハート形から四角に一瞬で変形します。

   

 
 久しぶりにブログで折り紙教室を開いて思うのは、人に何かを教えるのって難しいってことですね。
 教える内容(この場合は『マジックハート』)自体はすごく簡単なのに、それを教えるとなるとすごく難しくて、投げ出してしまいたくなります。
 たぶん、蒼史さんもついて来れてないんだろうなぁ…。
 まぁでもどこら辺が教えるのが難しいのか、自分なりにわかりました。今週末の折り紙教室で役立てたいと思います。

ps.わからないところがあれば遠慮なく聞いてください。また表現はこう変えた方がいいというところもあれば教えてください。
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『マジックハート』を作ってみよう♪その1。

2014-12-06 21:36:48 | 折り紙・ペーパークラフト
 先日予告した通り『マジックハート』の折り方教室を開きたいと思います。
 今日だけは自分のことを「教官」と呼んでください!

 まず15センチ角の折り紙を用意してください。
 このサイズより小さいと折りにくく、大きいと変形がスムーズに行かないと思います。
 ただし手元にある紙が24センチ角などしかないのであれば、わざわざ15センチ角に切る必要はありません。

   

①白い面を表側に持ってきます。
 縦線と横線を山折り、二本の対角線を谷折りで折ります。
 ここまでの工程は折り鶴とほぼ同じですね。

   

②折り鶴で言えば羽根に当たる部分を上に持っていき、半分のところで折り、戻します。
 このとき印がつく程度に軽く折ります。

   

③今ついた印のところに反対の、折り鶴の袋に当たる部分を折り下げます。
 今度は折り目をしっかりつけます。

   

④しっかりつけた折り目を軸にするようにして、羽に当たる部分を上に持っていき、ゆっくりと開きます。

   

⑤角のように立っていた箇所を自然な感じで左右につぶします。全体が(小さな正方形が四つ組み合わさった)正方形になるようにしてください。
 見た目がクローバーか紫陽花のようになっているはずです。

 このとき裏返すとこうなっています。

   


 さて、、、どうでしょうか、⑤の段階まできていますか?
 本当はこのまま最後まで行くつもりだったのですが、心配なのでいったん休憩とし、続きは明日にします。
 わからないところがあったら遠慮なく聞いてください。

 蒼史さんはついて来れてるかなぁ…。 
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おしゃれカフェ巡りをしてみようかな、と思い立つ。

2014-12-05 20:35:21 | 日常
 不思議博物館が今月で閉館となるそうです。
 館長、今までいろいろ楽しい思い出をありがとう…。


 といっても閉館は冬の間(一、二月)だけのことですが。笑。

 というわけで、不思議博物館が閉館している一、二月の間、心のオアシスにするべく、カフェや雑貨店をいくつかピックアップしてみましたよ。

 まずは平尾にある『カフェあぴ』
 フェイスブックを見る限り何だかいい感じ。
 それにしても「あぴ」ってどんな意味なんだろ?『北斗の拳』の雑魚キャラの断末魔の声ですか?(確実に違う)

 次は同じく平尾にある、以前館長に教えてもらった『喫茶ふら』
 ここもよさげな感じ。看板ネコがいるみたい。
 ところで検索したら『喫茶ふら』と同じ住所で『ふらごはん』という定食屋さんがヒットしたんだけど、同じ店なんだろうか?それとも別店舗?
 
 もういっちょ平尾で雑貨屋の『メリアノーチェ』。
 それにしても平尾はおしゃれなお店が多いなぁ。
 でも駅から近くて立地がいい分駐車場代が別途かかるんだよね。
 そうなるとなかなかのんびりってわけにはいかないなぁ。

 『メリアノーチェ』繋がりで『アトリエ9CUE』
 手元にある名刺には住所が載っているんだけど、そこに実際工房があるのかどうかはブログを読んでもわかりませんでした。
 工房があれば遊びに行ってみたいんだけどね。

 さらに『アトリエ9CUE』繋がりで今泉にある雑貨屋の『TiNoM』
 長居するような場所ではなさそうなのですが、面白そうなので今週末にでも行ってみようかと思っています。

 
 とりあえずこんなところかな。
 他にも福岡市近辺でよさげなお店があったら教えてください。
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こんなものも作ってみました。

2014-12-04 21:00:00 | 折り紙・ペーパークラフト
 先日『マジックハート』というハート形の折り紙作品を発表しました。
 でも実はあれは最初から「よし、ハート形の作品を作ろう!」と思って作った作品ではないのです。
 あの作品は別のものを作ろうと思って試行錯誤しているうちにたまたま出来たものなのです。
 では本来は何を作ろうと思っていたのか?
 実は折り紙でドクロを折ってみようと思い立ったんですよね。そーいえば折り紙のドクロって見かけないなぁと思ったので(ないことはない)。

 で、実際出来たドクロというのがこれ。


   


 いやいやいや、出来が悪いでしょ。本来であれば公開したくないレベル。
 でもドクロを作ろうと思ってハートが出来るというのは我ながら不思議というか、面白いというか(二つの作品に共通点はないです)。


 他にも最近こんなものも作ってみました。


   


 スケルトンの折り鶴。要はビニルフィルムで折った折り鶴ですが、案外綺麗に出来たのでアップします。誰にでも出来るといえば出来ますが、折り目が付きにくいので折りにくいです。


 あとはこんなものも。


   


 これが何かと聞かれても作った本人がわかりません。笑。
 要は正方形の紙を三方向から組み合わせた形のもの、なんですが。当然一枚折りです。
 仕切り箱の応用で出来ました。


 こんな感じでいろいろ創作していても未発表のものも多いです。
 狙ってレベルの高い作品を作り出す技術はないのでこの創作スタンスはこれからも続くと思います。

 『マジックハート』の折り紙教室は今週の土曜日開講予定です。
 一人でも多くの参加者が来てくれることを希望します。
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思っていた以上に良かった!映画『寄生獣』。

2014-12-03 20:54:01 | 新作映画
 岩明均原作、山崎貴監督、染谷将太主演、『寄生獣』、11/30、イオンシネマ筑紫野にてポイントカードで鑑賞。2014年44本目。


 映画『寄生獣』はたまっていたポイントカードのポイントを使って観に行きました。
 ポイントを使って観に行ったということはつまり前売り券を買っていなかった、鑑賞するかどうか確定していなかったということになります。
 なぜ鑑賞するかどうか確定していなかったかというと、単純に監督の山崎貴のことを信用していなかったからです。
 世間では『三丁目の夕日』の監督として知られる山崎貴ですが、自分はあの映画がどうしても好きになれないのです。
 あの映画が描いている昭和三十年代って、現実のそれではなくて、あくまで山崎貴の頭の中にだけにある昭和三十年代ですよね。出てくる人があまりにもいい人ばかりで、何だか長時間ぬるま湯に入らされているような気分にさせられます。
 だから、あんなぬるま湯映画を撮った監督に『寄生獣』をまともに映画化出来るわけがないって思っていたんですよね。
 けれど、映画秘宝の今月号のインタビューを読んで、「お、これはもしかして本気なのかな?」と思い、たまっていたポイントを使って観に行った次第です。

 で、実際観に行った感想ですが、、、いやいや、これは思っていた以上に良かったです。ちゃんと前売り券を購入して観に行くべきでしたね。

 まず感心したのは原作を上手く映画向きにお話を書き換えているなぁってことでしょうか。
 何といっても原作は全十巻にも及ぶ、決して短いとは言えないお話です。
 そのまま映画にしようと思ったら明らかに尺が足りない。
 だから、かなりの部分が削ぎ落とされて、設定も変えられていました。
 例えば主人公の新一の父親がすでに亡くなっていて、母子家庭であることに最初は「え?」と思いましたが、確かにその方がお話はスムーズに進むなぁと思い直しました。
 また原作の『寄生獣』は何しろ二十年以上前のお話ですから、携帯電話が存在しないんですよ。
 だから、登場人物が携帯電話を持っていたら成り立たないシチュエーションのシーンもいくつかあるのですが、それを巧妙に回避しているように感じました。
 パラサイトである島田秀雄の正体がバレるシーンや新一の母親の脳を乗っ取るのがAというのも上手いなぁと思いましたよ。

 もっとも手放しで褒められるほどの傑作かというとそうではなくて、細かいところが気になったかな。
 例えば、新一が帰宅部ではなく美術部に所属しているというのはいいのですが、新一や里美が制服のまま油絵を描いてるんですよね。
 油絵って汚れてもいい服装に着替えて描くものだと思うけどなぁ。油絵の具が制服についたらどうするつもりなんだろ?
 それから、新一の母親は苦労して息子を育てたようなのですが、その割に住む家が一軒家で立派なんですよね。笑。薬剤師ってそんなに稼ぎがいいんですかね?
 あと、新一の家では週に何回メンチカツを食べるんだよ、とかですね。まぁそれはどうでもいいことですが。笑。

 こんな感じで、映画『寄生獣』は完璧ではないにせよ、決してぬるま湯的作品ではありませんでした。
 原作の全十巻をすべて初版で所有しているヘビーな読者である自分でも十分満足出来る内容でした。
 来年の四月の完結編の公開が今から楽しみです。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆は五つで満点、☆は★の半分)。
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一瞬で四角形がハート形に!『マジックハート』。

2014-12-02 21:56:19 | 折り紙・ペーパークラフト
 さて問題です。次の折り紙作品は何なのでしょう?


   


 っていきなり聞いてもわかりませんよね。笑。
 もしかしたら人によっては折り鶴を折っている途中、と答えるかもしれませんが、この四角形は最終的にはこうなります。


   


 折り紙のハートです(お袋は「きつね?」などという失礼なことを言ったのですが、断固きつねではないのです、コン。)。
 
 さて上の四角形が下のハートになるにはあと何工程必要だと思いますか?また時間はどれぐらいかかるでしょう?

 といってもこれもわかるわけないですね。
 実はこの四角形は1アクション、時間にすれば約一秒でハート型に変形します。

 この《マジックハート》、折り方が知りたいという方はいらっしゃいますか?
 知りたいという方が五名以上いるようであれば、久しぶりに折り紙教室を開こうかと思っています。
 折り方を知りたい、教室に付き合ってやってもいいという方はコメント欄にその旨コメントしてください、コン。
 ちなみに折り鶴を折れる人であれば折れると思いますよ、ぽいさん!(名指し。笑。)
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