この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近知って驚いたこと。

2021-07-21 00:04:53 | 蘊蓄・雑学
 22日は朝早く出かける予定なので、21日早く寝る予定です。
 というわけで、少し早いですが、最近知って驚いた蘊蓄ネタをいくつか紹介したいと思います。

 蘊蓄ネタ、その1。
 ダンゴムシはカルシウム摂取の為にコンクリートを食べる。
 この事実を知ったとき、「ぎょぇええええ」と思いましたね。
 単にコンクリートを食べるというだけでも、「マジで?」って感じですが、きちんと摂取する目的を把握していることにゾワゾワしました。
 つまりダンゴムシの奴らはその小さな脳みそで、「最近カルシウムが足りてねーなー、仕方ない、コンクリを食うか」って考えてるってことですよ。
 恐ろしすぎる…。
 というのは考えすぎかもしれませんが、ダンゴムシがコンクリートを食べるというのは本当です(こちら)。

 蘊蓄ネタ、その2。
 血液と牛乳は同じもの。
 牛で言えば牛乳、人で言えば母乳になりますかね、それらは血液から出来ているのです(こちら
 もちろんまったく同じ、というわけではなくて、おおざっぱに言えばそうだ、という感じなのですが、それでも「血液と牛乳が同じもの」と言われるとドキッとしますよね。

 蘊蓄ネタ、その3。
 そばかすは「そばの実のカス」が由来(こちら)。
 あまりにもストレートすぎて「本当?」と疑いたくなるネタですが、どうも本当のようです。

 今日は三つ蘊蓄ネタを紹介させてもらいましたが、一つぐらいは「え、本当?」と驚くものはありましたか?
 え、どのネタも既知だった?
 う~~~ん、そんな物知りのあなたにはとびきり驚くネタをお教えしましょう。
 それは自分は寝るとき、クーラーではなく、扇風機をつけて寝る、です。
 このことを言うと大概驚かれますけどね。
 まぁ蘊蓄ネタではないですが。笑。
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小山田圭吾に関して思うこと。

2021-07-20 21:11:31 | 戯言
 ではまずクイズです。
 次のアーティストたちの共通点を答えなさい。
 坂本龍一、布袋寅泰、サカナクション、電気グルーヴ、木村拓哉etc。
 答えはwebで!!

 小山田圭吾が東京オリンピックの音楽担当を辞任しましたね。
 彼へのバッシングは非常に激しいものがありますが、まぁ自業自得と言ってよいのではないでしょうか。
 ただ、個人的に違和感を覚えることがあります。

 彼は障害者の同級生に対して壮絶なイジメをしていたことが今回問題視されているわけですが、それは彼がひた隠しにしていたことを週刊誌がスクープしたわけではなく、1995年に発売された音楽雑誌のインタビュー記事の中で彼自身が語っていたことです。
 1995年、今から四半世紀以上前のことなんですよね。
 しかし自分の記憶が正しければ、今回の大炎上に至るまで、彼のイジメ問題がマスコミなどで大きく取り上げられたことはありません。
 つまり、こういうことなんですかね。
 同級生に排泄物を食べさせたり、自慰を強要したり、マットでぐるぐる巻きしたりしたことのある人間は、オリンピックで音楽を担当するには相応しくないが、通常の音楽活動をするだけであれば特に問題はない。
 マスコミが問題視してこなかったことは間違いないでしょう。
 そしてそれは音楽業界においても同じことが言えると思います。
 最初に挙げた五組のアーティストたちの共通点、それは小山田圭吾が自身のイジメを語った音楽雑誌が発売された以後、楽曲提供を受けたり、プロデュースされたりして、彼と音楽を通じて何らかの関係があった、です。

 まぁミュージシャン自身は知らなかったのかもしれません。
 でも周りのスタッフや関係者が誰一人問題のインタビュー記事を読んでいなかったとはさすがに考えにくいです。
 読んだ上で、イジメは過去のことだし、共演は問題ない、そう考えたのでしょう。

 25年以上の長きに渡って放置されてきたことが、オリンピックの音楽を担当することになったからという理由で問題視されるのはすごく変な気がします。
 もし仮に彼がオリンピックの音楽を担当することがなければ、この先もやはり問題視されることはなかったってこと?
 だとしたら、彼にオリンピックの音楽を任せようと考えた人に我々は感謝しなくちゃいけないのかもしれませんね。
コメント (2)
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いよいよオリンピック♪

2021-07-19 22:54:16 | 戯言
 いよいよオリンピックが今週末から開催されるそうですね♪
 「そうですね」と伝聞口調なのは、今現在がオリンピックの開催まで一週間を切っているとはとても思えないからです。
 本当にオリンピックって開催されるんかいな…。

 当ブログでは新型コロナウイルスと東京オリンピックに関してたびたび予言めいた書き込みをしてきました。
 予言めいた、といっても実際自分に予知能力があるわけではなく、単にその時点で最も可能性が高いことをつらつらと書いていただけなんですけどね。
 自分で言うのもなんですが、結構的中率は高かったのです。
 時には「え?こんなことまで当ててるの?」と驚くこともあるぐらいでした。
 ただし、東京オリンピックに関しては去年の4/3の記事のコメント欄にこう書いています(修正できないようにわざわざコメント欄に書きました)。
>断言してもよいですが、この日にオリンピックが開催されることはまずありません。
 もし23日にオリンピックが開催されたら、この予言は見事外れることになりますね。
 ただ、うわっ、予言が外れてもーた!っていうふうにはあまり思わないのです。
 だって東京では現在も緊急事態宣言が発令中なんでしょう?
 一年前の自分に「お前の予言は外れるよ。ただし、東京では緊急事態宣言が発令されてるけど」といっても、「はぁ?」って思うでしょう。
 緊急事態宣言が発令されているのにオリンピックは開催されるの?意味がわかんないんだけど?
 まぁわかんないですよね。
 なぜオリンピックが開催されるのか、たぶん誰もわからない。

 わからないといえば、開会式の音楽を誰が担当するのかもわからないですよね。
 最初、小山田圭吾が音楽を担当すると聞いた時、「はぃ???」と思いました。
 スゲー人選をするもんだな、と、ある意味感心しました。
 っていうか、自分はオリンピックにほとんど興味がなかったので、今でも音楽は椎名林檎が担当するのかと思ってました。
 いつ辞任したんですかね、椎名林檎。
 やっぱり彼女も転覆するとわかっている船にいつまでも乗り続けたくはなかったんでしょうか。
 まぁ、小山田圭吾に開会式の音楽を依頼することに決めた人にも同情しますね。
 別にその人もオリンピックの開会式の音楽は小山田圭吾しかありえない!と思って依頼したわけではないでしょうから。
 あのアーティストに断られ、このミュージシャンに断られ、受けてくれるのが小山田圭吾しかいなかったのでしょう。
 藁をも掴むつもりで依頼したら、掴んだ藁が糞にまみれていたってところじゃないかな。
 まぁでも依頼する相手の過去の言動ぐらいは最低限ちゃんとチェックするべきでしたね。

 それにしても開会式の四日前に開会式の音楽担当が辞任するって前代未聞ですね。
 ネットでは無音でやるんじゃないかとかいわれてますけど、果たしてどうなるんでしょうか。
 こうなると見逃せませんね、開会式。
 といっても自分は22日は旅行に出ていて、開会式を見る予定はないのですが。
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いろいろと腑に落ちなかった『SEOBOK/ソボク』。

2021-07-18 12:46:21 | 新作映画
  イ・ヨンジュ監督、コン・ユ主演。『SEOBOK/ソボク』、7/17、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年32本目。

 元々17日は『SEOBOK/ソボク』と『竜とそばかすの姫』の二本を観る予定でした。
 しかし、何だかやたら用事があったんですよね。
 まず、先日の記事でも書いたのですが、イオンシネマのACチケットの購入についてイオンカードの受付けで尋ねなければいけませんでした。
 さらにパソコン自体の調子がよくなかったので某ベスト電器にも行かねばならず、さらにさらに旅行前ということでガソリンも給油しに行かなければならず、もう一つおまけに治療していた歯もかけてしまいました。
 仏滅と三隣亡と13日の金曜日が同時にやってきたような慌ただしさだったのですが、優先順位をつけ、とりあえず痛みのない歯の治療は連休明けに行くことにしました。
 そして映画も二本観るのは無理だなと思って、一本に絞ることにしました。
 さてどちらを観るか。
 まぁどちらでもよかったのですが、『竜とそばかすの姫』が確実に一ヶ月後も上映されているだろうなと思われるのに対し(イオン筑紫野では驚異の一日15上映)、『SEOBOK/ソボク』が二週間後ぐらいには打ち切られそうな感じがしたので(こちらは一日3上映)、『SEOBOK/ソボク』の方を先に観に行くことにした次第です。

 そんなわけで消極的な理由で観に行った『SEOBOK/ソボク』でしたが、観に行ってよかったです。
 超能力を持つ実験体が研究所から逃亡するが逃げきれず、クライマックスで怒りを爆発させて地獄絵図を描く、というお話は昔からよくありますよね(ありますよね、と言っておいてパッと例が思いつかないのですが)。
 本作の新機軸は「生きるとは何か?」「生命とは何か?」といった哲学的なテーマを盛り込んだことでしょうか。
 なので非常に重たい作品となっています。
 単純に観て楽しい映画というわけではないです。
 
 今述べたことは別に欠点というわけではないのですが、明らかにそれはどうだろうと思うところもあって、例えば登場人物の立ち位置ですね。
 主人公のギホンは元凄腕のエージェントで余命いくばくもないのですが、かつての上司からクローン人間であるソボクの護衛を命じられます。
 で、その上司なのですが、実はソボクを抹殺しようとする立場にあるんですよ。
 ソボクを抹殺しようとする立場にある人間がなぜ主人公にソボクの護衛を命じるのか、それがまずわかりません。
 その理由が説明されるシーンってありましたっけ?

 というか、そもそもその細胞によって不死がもたらされるかもしれない存在を抹殺しようとする人たちの狙いって何なんですかね?
 それがもうまったくわからない…。

 そんな感じで、サスペンスとしては腑に落ちない部分も多いので、結果的に作品全体の完成度も高いとは言えないのですが、上述のクライマックスの地獄絵図のシーンなどは迫力があるので観に行って損はないかと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ブログの再開は未定です。その2。

2021-07-17 21:39:24 | インターネット
 木曜日の夜、突然パソコンの調子が悪くなりました。
 インターネットに接続できなくなってしまったのです。
 Windowsのネットワーク診断によると「コンピューターは正しく構成されていますが、デバイスまたはリソース(xxxx)が応答していません」とのことでした。

   

 自分はパソコン歴自体はそれなりに長いのですが、パソコンの知識に関しては「デバイスって何ですか?」というレベルなので(この場合デバイスはパソコンの周辺機器のことです)、どうすれば修復できるのか、さっぱりわかりません。
 とりあえずスマホのグーグルで【デバイスまたはリソースが応答しません】で検索してみたところ、解決方法が載っているサイトがヒットしました。
 そのサイトによるとデバイスまたはリソースが応答しない原因として考えられるのは、
①ネットワークアダプターのドライバーに問題が起きている
②IPアドレス、DNSサーバーの設定に問題がある
③DNSサーバーに問題が起きている
④取得したIPアドレスに問題がある
⑤DNSキャッシュに問題がある
⑥セキュリティソフトが干渉しているetcなのだそうです。
 はっきりいってどれが原因であったとしても自分には「あっしには何のことやらさっぱりですぜ、お代官様」状態だったのですが、⑥のセキュリティソフトの干渉でインターネットに接続できなくなるというのは、(ダチョウ倶楽部の上島竜平の口調で)「そりゃないよ~」と言いたくなりました。
 実際セキュリティソフトのせいでパソコンの調子がおかしくなった人ってどれぐらいいるのでしょうか。

 さて、泣き言を言っても仕方ないので上述のサイトに載っている解決方法で自分でも出来そうなことをやってみることにしました。
 まずやってみたのがネットワークアダプターの更新です。
 恥ずかしながらこの年になるまでネットワークアダプターは更新以前に存在すら知らなかったのですが、もしかしてパソコンを嗜む者であれば知っていて当然のことだったのでしょうか。
 ネットワークアダプターの更新をしたことのない自分は原宿の女子高生から「やだ~、このオジさん、遅れてる~、チョベリバ~」って笑われるんですかね。
 だとしたら女子高生に笑いを提供できて本望ですけど。
 というような戯言はさておき、ネットワークアダプターの更新では状況は改善しませんでした。
 その他の自分が出来る範囲内の解決方法も同様でした。

 それで土曜日になって映画を観た後に購入元の某ベスト電器にパソコンを持ち込んで、パソコンが動かないんですけど~って泣きついたんですよね。
 そしたらパソコンに詳しいスタッフの方がやってきて、パソコンを起動させ、こう言いました。
 パソコンに問題はありません、と。
 じゃあ、どうすればいいんですか、と尋ねた自分に、彼は(本当にパソコン初心者って奴はどうしようもないな、という冷たい目つきで)ルーターのコンセントを一度引っこ抜いてください、とだけ言うと、さっさとどこかに行ってしまいました。
 正直、え、それだけ?って思いましたよ。
 そんなことでパソコンが直るなら苦労はしない、ともそのときは思いました。

 さて、結果はどうだったのか?
 こうしてブログの記事を更新しているのが答えです。

 ところで個人的に気になることがあって、実は自分はちょうど一ヶ月前にも同じようにパソコンが動かなくなったという内容の記事を書いているのです(こちら)。
 パソコンが動かなくなったという内容の記事を書いているということはパソコンが動くようになったということに他ならないのですが、問題はパソコンが動かなくなった日の翌日に会社のパソコンから「パソコンが動かなくなりました。ブログの更新は未定です。」という旨のコメントをしているんですよね。
 別にパソコンが動かなくなったからといっていたずらに大騒ぎをするつもりはないですし、ましてそのことで人目を引こうとしているわけでもない、そうコメントするのが当然のことだと思ってコメントしているのですが、まさか二回続けてパソコンが動かなくなった翌々日に動くようになるとは…。

 次回パソコンが動かなくなるのは一ヶ月後の予定です(予定に入れるな)。
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我が家では『女医明妃伝~雪の日の誓い~』が流行っています。ただし一部で。

2021-07-16 16:52:15 | テレビ
 以前、ネット配信サービスは利用したことがないし、これからも利用するつもりもない、我が家は地上波テレビだけで充分だ、というようなことを書きました。
 ネットフレックスアマゾンプライムといったネット配信サービスのコンテンツの面白さを否定するつもりはありません。
 ただ、ネット配信サービスのコンテンツが面白いからといって、地上波放送の優れたテレビドラマ、例えば『俺の家の話』や『大豆田とわ子と三人の夫』を見逃すのは損だ、と言いたいのです。
 と言っている自分も今クールは地上波のドラマは何も見てないんですけどね。
 ピンとくるものがこれと言ってなかったのです。
 う~~む、やはり一つぐらいはネット配信サービスと契約するべきなのか、、、まぁ、まだ契約はしないけどね。

 テレビは地上波だけで充分というのはお袋も同意見なのです。
 ただ、お袋が自分とは若干事情が違うのは、お袋は自分と比較にならないぐらいテレビドラマを見ている、それもテレ東系で放送している中国の時代劇ものも見ているってことでしょうか。
 まぁ何を見るのも個人の自由なので、よく見ているなぁ、ぐらいにしか思ってなかったんですけどね。
 けれど、先日、やはりテレ東系で放映されていた『女医明妃伝~雪の日の誓い~』のBlu-rayをお袋が欲しいと言い出した時にはちょっと驚きました。
 これまでテレビドラマのDVDやBlu-rayをお袋が欲しがったことは一度もなかったからです。
 お袋曰く、もう一度最初から見たいのと、Blu-rayにはテレビ未放映話が収録されているから欲しいとのことでした。
 Blu-rayの購入を反対する理由は特になかったのですが、一応安いものではないので(価格は1万7千円也)何でもかんでも買っちゃダメだよ、とだけ釘を刺しました。

 それからというもの、お袋は暇さえあれば『女医明妃伝~雪の日の誓い~』を飽きずに見ています。
 そんなに面白いのかと思って少し付き合って見たのですが、すぐに見るのを止めました。
 だって『女医明妃伝~雪の日の誓い~』、テレビドラマなのに字幕なんだもん。
 全50話、2100分(!)を字幕で見ようという気にはさすがになれませんでした。

 そこまで流行っているドラマではなさそうなのですが、うちのお袋以外にも『女医明妃伝~雪の日の誓い~』にハマっている人っているんでしょうか?
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誤読をしてはダメですか?

2021-07-15 22:53:28 | 戯言
 昨日の記事の続きです。
 『ガタカ』の記事にコメントを寄せてくれた方とは『ガタカ』に関していくつもの解釈の違いがありました。
 それについてはまぁいいんですよ。
 みんな違ってみんないい、というふうに思っているわけではありませんが、所詮映画の解釈ですから、どちらかに間違いがあったとしてもそれは大したことじゃないと思っています。

 自分の方に言葉足らずの面もありましたし、言い過ぎたと思うことも、相手の言葉を捉え損ねていたと思うこともありました。
 ただ、それは如何なものかと思うこともあって、、、以下抜粋。
>お互いに不利益ですので、相手に誤読のレッテルを貼るような表現を控えていただけるとありがたいです。
 「誤読のレッテルを貼る」というのはわかりやすく言えば「誤読を指摘する」ってことですよね(ニュアンス的な違いがあるのかな)。
 
 自分は普段、誰かが誤読していたとしてもそれをこちらから指摘することはありません。
 それは自分が親切な人間ではないからです。
 見ず知らずの赤の他人が誤読をしていようといまいとそんなことは自分の知ったことではない、というスタンスなのです。

 ただ、誤読を指摘する行為自体が間違っている、とは思いません。
 相手の間違いを指摘するのって要は相手のことを慮ってのことじゃないですか。
 引いては社会を、そして世界を少しでも良くしようという行為でもある。
 そんなことは自分の知ったことではないと知らんぷりをする方が間違っている、と思います。

 誤読なんてしない方がいいに決まっています。
 ただ誤読をしたからといってそれで万死に値するとか、恥であるとか、そういうふうには思いません。
 誤読に限らず、見間違い、聞き間違い、勘違い、思い違い、記憶違いといった間違いはよくあることじゃないですか。
 間違いに気づいた時点で修正すればいいだけのことだし、他人からそれを指摘されたら受け入れればいい、その指摘が間違っていると思ったら反論すればいい、それだけのことなんじゃないかなぁ。
 それをまるで犯罪でも犯したかのように「レッテルを貼る」なんていうのは間違っている、、、と思うなぁ。

 と言ってる自分が間違いを指摘されて素直に認める人間かというと必ずしもそういうわけではないんですけどね。笑。
 器の大きい人間になりたいです。
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当ブログの考察記事を閲覧する際のちょっとした注意。

2021-07-14 23:26:57 | 戯言
 まずは映画『ガタカ』に関して思うことをいくつか。

 ヴィンセントはアントンとの遠泳競争で二度勝利しています。
 その二度の勝利によってⒶ「ヴィンセントは心臓の障害を克服し、実力でアントンに勝利した」と見る人が多いようです。
 しかしⒷ「ヴィンセントは心臓の障害を克服しておらず、競争でヴィンセントが勝利したのはアントンが勝ちを譲ったからだった」という可能性も否定できません。
 遠泳競争のシーンだけではⒶかⒷか判断はつきかねます。

 ただし、ヴィンセントが20分のランニングの直後ロッカールームで崩れ落ちるシーンがあります。
 たった20分すらまともに走れないヴィンセントが心臓の障害を克服していたとは考えにくいです。
 なので遠泳競争の真相はⒷであると考える方が妥当であると自分は考えます。
 ジェロームがヴィンセントに彼が地球に戻ってきたときのために用意した大量の血液や尿を披露するシーンがあります。
 自分はこのときの血液や尿はフェイクだった、そう考えています。
 理由はそれを示唆するシーンがあるからです。
 
 ヴィンセントが帰宅するとジェロームが電話で誰かと話している。
 電話を切ったジェロームはこんなことを言います。
 注文したものと違うものを送りつけてきやがった、返品はきかないらしい。
 ジェロームが言っていることっておかしいですよね。
 注文と違うものを送りつけておきながらどうして業者は返品に応じないのか。
 電話をしていたのですから、ジェロームが業者に何かしら注文したのは間違いないのでしょう。
 ただそれは染料や洗剤といった日用品ではなかった。
 では何なのか。
 ジェロームが取り寄せようとしたそれはヴィンセントには誤魔化さなければならないものだった。
 またヴィンセントの出発までに必要なものだった。
 そして返品の利かない特注品だった、と考えられます。
 結局ジェロームが何を注文していたのか、作中明かされることはありません。
 それどころか、それらしきものも登場しません。
 唯一、ジェロームが披露した大量の血液と尿を除いては。
 ですから自分はジェロームは業者に大量の血液と尿のフェイクを発注していたのだな、と思ったのです。
 
 もちろん血液と尿がまごうことなき本物で、ジェロームが発注したのは染料だった、という可能性はゼロではありません。
 しかしその場合、ジェロームが電話で業者とやり取りし、その後ヴィンセントに意味不明な言葉を口にしたシーンが丸々あってもなくてもどちらでもよかった。ということになります。
 果たして『ガタカ』において、あってもなくてもどちらでもよいシーンなどというものが存在しうるのか?
 自分はジェロームが注文していたのが日用品だったとは思えないので、必然的に血液や尿はフェイクであるということになります。

 その他、そもそも短時間であれだけ大量の血液や尿を用意することは出来ない(特に血液は無理)、また血液や尿を一年の間新鮮な状態で保存をしておく方法がないといった理由でもフェイク説を支持しますね。

 今述べたことは自分の『ガタカ』の考察の一部です。
 この考察に反する読み方は間違っている、そう考えます。

 先日ある方から自分の考察に対するクレームがつきました。
 そのクレームは一言で言うと「あなたの考察は上から目線で押しつけがましく不快だ」というものでした。
 まず言わせてもらうと、考察というものは大なり小なり上から目線だということです。
 やたらへりくだった考察って聞いたことがないですからね。

 それから押しつけがましいについてですが、自分ははっきり言って自分以外の誰かが『ガタカ』という映画をどのように解釈しようが興味がありません。
 自分の考察を参考にしてくれたら、それは単純に嬉しいですよ。
 考えを問われたら出来るだけ誠実に答えるようにはしています。
 でも自分の考えを押し付けようなどという気はさらさらありません。
 自分と考えの異なるブログに乗り込んで「お前の考えは間違っている!」などと言ったりしたこともありません。
 そんな面倒なことはしません。
 押しつけがましいと言われるのは正直心外です。

 不快であるということついてはどうしようもないですね。
 不快に思われる方は閲覧しないでくださいとしか言いようがないですね。
 こちらも殊更不快にしようと思っているわけではないので…。

 そんなわけで当ブログの考察記事は「上から目線で押しつけがましく不快である」可能性はありますが、そのクレームをこちらに寄せられても正直対応に応じかねます。
 あしからず。
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私たちの住む世界と地続きのSF映画である『ガタカ』。

2021-07-13 22:42:41 | 旧作映画
 突然ですが、宇宙人の存在を信じますか?
 宇宙人の存在を信じるかと尋ねられたら多くの方が「信じる」と答えるでしょう。
 そして「信じる」理由を尋ねたら、「宇宙は広いから」と答えるのではないでしょうか。
 宇宙は広いから宇宙人は存在する、何だかずいぶん論理の飛躍があるような気がしますが、言わんとするところはわかります。
 宇宙は広いのだから地球型惑星も多数存在する、であれば当然宇宙人も存在するはずだ、こんな感じじゃないかな。

 ではここで問題です。
 代表的な地球型惑星を一つ挙げよ。
 まぁ難しく考える必要はありません。
 代表的な地球型惑星といえば当然「地球」です。

 では第二問。
 その地球で生命が誕生したことは何度あるか?
 ここでいう「生命の誕生」とは、赤ちゃんがおぎゃーと生まれた、という意味ではなく、原始生命の誕生を意味します。
 原始生命はおよそ今から38億年前(諸説あり)この地球上に誕生しました。
 今から60年以上前、スタンリー・ミラーという学生がある実験をしました。
 原始生命が誕生した当時の地球を模した環境を作り、そこに放電したのです。
 実験の目的は生物の素材となるような成分ができるかどうか、でした。
 実験の結果がどうだったか、気になる方は検索されるとよいでしょう。
 以来多くの学者が同様の実験を試みましたが、我々人類は生命どころか細胞の一つ生み出せずにいます。
 生命が誕生したのは(おそらく)38億年前に一度切りです。
 この宇宙で生命が誕生する環境が最も整っていると思われるこの地球においてもそれは一度切りの奇跡だったのです。
 生命は環境が整っていたとしても容易には誕生しないのです。

 もちろん地球上で生命が誕生した以上、他の惑星で生命が誕生する可能性もゼロではありません。
 しかし仮に地球外生命体が誕生して、その生命体が地球以上の文明を築いていたとしても、彼らが地球にやってくることはありえません。
 なぜなら空間を跳躍したり、光速を超えることは不可能だからです。
 地球外生命体が存在する可能性は限りなく低く、いたとしても彼らが地球にやってくることはない、これが現代の科学の定説です。

 ですがSF映画で宇宙人を見かけることは珍しいことではありません。
 また宇宙船がワープすることも。
 SFは「サイエンス・フィクション」の略ですが、必ずしも現実の科学に準拠しているわけではないのです。
 私たちの住む世界の延長線上に『スター・ウォーズ』や『ターミネーター』は存在しません。
 ほとんどのSF映画がそうだ、といっても過言ではないと思います。

 ただし、ごく少数ですが、現実の科学に準拠した、いわば私たちの住む世界と地続きのSF映画もあります。
 その代表格が何と言っても『ガタカ』でしょう。
 同作はかつてもっとも現実的なSF映画としてNASAに選ばれました。
 『ガタカ』は監督であるアンドリュー・ニコルが生み出したフィクションですが、ただの「絵空事」とは切り捨てられないリアルさが魅力の一つなのです。
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欲しいものがあったことを思い出す。

2021-07-12 22:47:43 | 日常
 昨日の記事で欲しいものが何もない!って書きましたが、欲しいものがあったことを思い出しました。

 大牟田に【サクリファイス】というホラーバーがあるんですよ。
 このホラーバーがただのホラーバーであれば、いつか行ってみたいな、で済むのですが、ただのホラーバーではなく、オーナーさんが皮細工職人で、手作りの人面カバンを作っているんですよね。
 そのカバンを、一目見て、あ、これ、欲しい!と思っちゃいました。

 えーっと、、、一応リンクを貼っておきますが、カバンのデザインが超えぐいので、閲覧は自己責任でお願いします(こちら)。

 やっぱり値段がネックかな。
 小さなカバンでも4万円するからなぁ。
 自分に買えるのはせいぜいブックジャケットぐらいだなぁ。
 それも自分宛てのクリスマスプレゼントでよーやく買えるかどうかといったところ。。。
 貧乏が憎い!
 いや、働いてはいるんだけどさ。

 人面カバンはちょっと手が出なさそうなので、代わりにってわけではないですが、自分にも手が届く欲しいものを見つけました。
 それは【阿蘇カラクリ研究所】「フリフリLEDアソカラver.」です。
 これ、楽しくないですか?
 すぐ飽きそうな気もするけど(それ、言っちゃダメな奴)。
 今度阿蘇に行くのでお土産で買ってこようと思います。
 阿蘇に行く理由がもう一つ増えたぜ♪
 

 

 

 
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