モリエンテスはデシャンに約束した
シーズン当初からコンディションも効率的な働きも欠いているが、フェルナンド・モリエンテスは大きな望みに固執している。以前と同じレベルを取り戻すこと、今シーズンのオリンピック・マルセイユで余計なものでいるつもりではないと証明することだ。
レキップのインタビューで、「ナンド」は彼の監督に対し、シーズンの最後まで何もあきらめたりしないことを約束する。
「エル・ミステル(ここだけスペイン語)は、僕を呼んでくれた。僕は彼が正しかったことを証明しなければならない。最大限の努力を続けていくつもりだ。この経験の半分まできただけだ。後悔はしていない。僕は常に正直にやってきた。ここで、ここの感覚で、僕は「続けていく」と言う。それに、団結したチームがあり、誰もが努力を尽くしている。だから、僕は最後まで行くつもりだ。」
生まれながらの特性を備え、DDの指揮の下、ヨーロッパで素晴らしい成果を見せた2004年当時のASモナコのFWは、確固として、彼が以前持っていたレベルを取り戻すだけの自身の可能性を信じている。ただ、今シーズンのチームでは存在が薄く目立たなく、リーグ・アンではほとんどゴールを生み出せていないのだが。
彼はただ、コンディションを取り戻すことが容易になるように、より多くのプレイ時間を望んでいる、それだけだ。
「すべてはリズム(ペース)の問題だ。プレイしていなければ、どうやってリズムを見出し、コンディションを取り戻して良い結果を出すんだろう。それはとても難しいことだ。どの試合でもプレイすれば、より自分が改善していくだろうとわかっている。僕は、僕の契約に対して良くしてくれた皆に、結果を示さなければならない。」
モナコの空の下で元マドリーの選手に明らかに魅了されたディディエ・デシャンは、常に彼のことを信頼している。
「もし、誰もがフェルナンドと同じように振る舞ってくれたなら、私の仕事はもっと楽になるだろうにな。でも今は、ブランドンがこのチームにとって重要さを持ち、結果を出している。」
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以上、
football.frのコラムからでした。記事中に出てくるl'equipeのインタビューは、探したけど見つからず。紙上だけなのかもしれません。
出場チャンスがあるたびに、「今度こそはっきりした結果を」とか「デシャンの立場を悪くしないために」と思いつつ、納得させられるような結果を出せていないモリエンテス。見ているこちらは、歯がゆいのもありますが、それ以上に不安感が大きい。もうトップリーグで働けるようにはならないんだろうか、とか、最後は汚名を着たまま終わることになるんだろうかとか、信頼して見てくれているデシャンやチームの人たちを落胆させるだけで終わるんじゃないだろうかとか。
それでも、モリエンテス自身が「まだ改善していける」と断言し、自分の可能性に疑いを持っていないことが、この短めのコラムでわかったのは、良かった。