けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2009年の最後です

2009-12-31 21:08:11 | football

どっちが
今年最後となります、マドリーの皆さんのトレーニングの様子。
まず、カカが全体と一緒にトレーニングできたのがポジティブなニュース。最初はランニング中心で、後にボールを使ったメニューもこなすことができたそうです。微妙なのが、昨日別メだったファン・デル・ファールト。この日、木曜日も、全体と同じメニューはできませんでした。室内にこもることはなかったものの、最初のチーム全体のランニングの後も、単独でランニングを継続していたようです。また長患いのグティとルートは、冒頭訓話の後、室内調整に移ったとのこと。
カカが全体練習に戻れたのは良いニュースですが、だからといって1ヶ月離脱していたのに、早速今週末のオサスナ戦に出てくるかというと……でもラフィが別メ中だし。どっちが間に合ってくることになるんでしょうか。

明日、新年最初のトレーニングは、さすがに朝からは免除のようですが、夕方16時30分からきっちりと行われます。試合が3日後ですから、仕方ないです。がんばれー。


風があるらしくカピタンですら寒そう


引っ込められた?
今年最後のトレーニング、バルデベバスには、バルダーノとパルデサが顔を出しました。何か選手や監督などスタッフたちに、ひとこと言いに来たんでしょう。その内容は、ASによればですけど、この冬にペペの代わりとなる選手の補強はありません、ということだそうで……ASによれば。何にわだかまっているのかというと、この記事、31日付けで出たばかりなのに、いつの間にかASトップページから行けなくなってしまったからなのです。しかも記事が出たのは、トレーニングよりもだいぶ前の時間帯。うーん、微妙。(追加:後から見たら、おもいきりトップニュースになってました@AS)。
とりあえず、バルダーノは選手たちのトレーニングが終わった後にメディア向けに話をする予定とのことなので、そこでもう少し詳しい話が出てくるかもしれません。
あと、この記事によれば、膝靭帯の手術を終えてポルトガルでクリスマスを過ごしているペペは、既に抜糸も終了、年明けの2日か3日にはマドリーに戻ってくるようです。


暇つぶし
帰省中です。年末年始の番組にまったく興味がもてないので、紙袋一杯分のビデオテープを発掘しました。とりあえず2000年インターコンチネンタルカップを見ることに。いきなりとんでもない展開だけど、結果も知ってるけど、いいんだ。エルゲラとかマッカの動きがとても軽快で楽しい。でも、ディフェンスひどいわ。

たぶん大丈夫

2009-12-31 08:42:58 | football
ラフィ
水曜日のトレーニングで突然別メ調整になっていたファン・デル・ファールトですが、メディコ情報によると、腰に違和感があったため別メを勧めたもので、日曜日のオサスナ戦には問題ないようです。火曜のトレーニングではシュート練までしていたカカについては、水曜日は特別なニュースなし。何か進展があれば、公式は喜んでニュースにしていただろうし、そうなるとカカの復帰はまだかかりそうな気がします。グティも戻ってこれていないし、ラフィにはメディアプンタとして当分元気でがんばってもらわないと。


年内最後
年内最後、仕事納めのトレーニングは、本日10時30分より行われます。


NG集
クアトロから、レアル・マドリーのファンに向けたクリスマスメッセージビデオ、のNG集。アルビオルが壊れてます。悪いものでも食ったか?






の、息子
アドリアン「僕は、ミチェルの息子であることに疲れている」

って、タイトルだけで切ないな。
-----------------
ヘタフェでプレイするアドリアン・ゴンサレスは「ミチェル(彼の父親でありヘタフェで監督を務める)の息子であることに疲れている」ことを認め、またロベルト・バッジオに魅了されていることも告白した。
「少し、ミチェルの息子であることに疲れている。でも現実は、僕は人生を通してそうであり続けるんだ。誰かが僕について話をするときに、その表現を使う。良かれ悪しかれ、僕はそれを背負っている。」と、Terraのインタビューに答えた。
アドリアンは10年間をレアル・マドリーのカンテラで過ごしたが、彼の祖父が、彼は父親より優れるだろうと言ったことを想起する。
「監督をしていた頃にエル・カンパーナのニックネームで知られた祖父は、僕は父より優れるだろうと言ってくれた。でも僕は現実的で、それはとても難しいことだとわかっていた。」
成長する間に、マドリーから教えられたものがある。
「何よりも、勝つことを知ること。戦うスピリットは譲りようがないものだ。カンテラでは、毎年大きな選抜がある(大きなふるいにかけられる)。振り返ってみて、一緒に始めた仲間がほんの少ししか残っていないことに気づく。それ以外の人たちは途中で挫折していった。そういうことを受け入れるのはとても辛いことだし、僕たちみんなの性格を鍛える(無理に作る)ことにもなる。」
現在ヘタフェにあって、彼は自身の状況が難しいものであることを理解しているが、次のように付け加えてもいる。
「僕は、自分がプレイするかしないかが自分の成績に拠っているということ、そしてチームが僕を必要としてくれるだろうということに、決して疑問を持ったりしていない。このことについて、僕は絶対の安心を持っている。」

「父は勝利を非常に好む。僕ももちろん同じだ。だけど、父は負けられない。レアル・マドリーで過ごす間に植えつけられたはずだね……(笑)。そして、とてもはっきりしたことがある。父は、誰かに肩入れしようとすることで、自分の仕事を危険な状態にしないだろうということだ。それは父にとっても僕にとっても、良いことではないだろう。」

フットボールのアイドルについては、ロベルト・バッジオだという。
「Youtubeで見た彼の動きは印象的だった、これまで見たことがない、最高だ。それから、僕はマルティン・バスケス(参考:熱狂的さんより)と会ったし、ミチェルのビデオはたくさん見た。でも本当のことを言うと、特別な好みはないよ。」(これは特に誰が好きだというのでもないのか、父親のプレイが特に好きじゃないという意味なのか、どうなんだろう。)
現役の選手では、シャビやイニエスタ、セスクの名を挙げ、特にシャビ・アロンソに注目し、ピレスのゲームを想起する。彼の、大きな短期目標は、ヘタフェで成功することだ。
「でも今は、プリメーラに定着することだ。そしてそこから、フットボール選手として成長を始めること。目標はそこでまた生まれてくるはずだ。」
-----------------
昨日のカンテラマップのニュースと併せて、いろいろと考えてしまいます。毎年のシビアなセレクション、いなくなっていく仲間たち、自分の身にもそれが起こりうるプレッシャー、に加えて偉大な父と祖父、周囲の目。
先ごろ、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、アドリアンを他クラブ(他国かセグンダ)へと出すことを考えている、といったような記事もありました。どうなるのかわかりませんが、冬のマーケット期間に入り(1月末まででしたっけ?)、父親の下から出て行くといったような転機があるのかもしれません。