けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

翌日

2009-12-13 22:02:49 | football
ペペ、6ヶ月の離脱
マドリー公式より
本日、サニタス・ラ・モラレハ病院において、核磁気共鳴検査を行った結果、右膝の前十字靭帯の断裂と診断された。近日中に手術を行う予定で、離脱の期間は6ヶ月と考えられている。
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結局、最悪の結果でした。W杯、楽しみにしてただろうに……せめてそこだけでも、何とか間に合わないのかな……。


2日間休み
マドリーの選手たちは、今日明日と2日間休養。火曜日の10時30分より、サラゴサ戦に向けてトレーニングが再開されます。サラゴサ戦が終われば、クリスマス休暇。ですが、確か今年もどこかへ営業にいかなければいけなかったような。


サラゴサ
マドリーが次節で対戦するサラゴサは、昨日ラ・ロマレダでビルバオに敗れ、マルセリーノ監督の解任が発表されました。今節ここまで公式戦16試合で勝利は3試合のみ、国王杯も敗退。フロントと監督との関係もあまりしっくりいっていなかったこともあるようです。後任は未定(サラゴサBの監督が当面兼任の模様)。


後から追加:休日
シャビ・アロンソは、アンフィールドへ。
(結果は残念なことに……リバプール、どうしちゃったの?)


ペジェグリーニは、近場のビセンテ・カルデロンへ。
(結果は喜ばしいことに。ペジェグリーニ的に。アトレチコ……)

第14節

2009-12-13 08:02:17 | football

ペペの負傷について、初見では右膝の靭帯(複数形)に問題が起きている、ということのみ。

ASから、推測や不確定情報も含めて。
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ペペは右膝を損傷、3ヶ月~6ヶ月の離脱となる可能性
前半43分、ジャンプした後にまずい落ち方をして、ピッチを離れることになった。十字靭帯(前後は不明)に影響を受けていることがわかり、悲観論が広がっているが、今日(現地は0時を過ぎた)検査が行われる。

ペペは今夜のメスタージャでの試合で右膝を損傷、メディコの初見によると、3ヶ月~6ヶ月の離脱になる可能性がある。ペペは空中でのボールをビジャと競るためにジャンプし、着地する際に足のつき方が悪く、すぐに右膝を手で押さえた。
ピッチ上で動けない様子とともに、メディコがすぐに交代を進言したところからみても、不穏な状況であった。メディコは十字靭帯に損傷があることを認め、また半月板の損傷の可能性も示した。最悪の場合、彼の今シーズンは終了となる場合もある。ペペは既に、ポルトに所属していた際に、膝に深刻な負傷を負ったことがある。
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運がよければCLが再開される頃に……と期待を持ってはいますが、やはりかなり深刻な様子。最悪の場合、シーズン終了、W杯も危うい。最初の診断が間違いであってくれれば、と願っています。



公式のメディカルリポート
バレンシアとレアル・マドリーの試合の前半44分は、ロス・ブランコスにとって最悪の瞬間となってしまった。ラモスのヘディングがセーブされたプレイからすぐのこと、ペペはビジャとジャンプで競り合った後、負傷して倒れた。ペペはストレッチャーで運ばれなければならず、ロッカールームに入るときは目に涙を浮かべていた。最初の医学的診断は、同選手は右膝の靭帯に問題がある可能性を決定付けたが、日曜日に行われる検査の結果を待つ必要がある。


公式:チームメイトたちからのメッセージ
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バレンシア戦を終了した時、幸福感は完全なものとはならなかった。シーズンの中でもベストの試合をしたにも関わらず、レアル・マドリーの選手たちはペペの負傷への気がかりを見せていた。皆が、この辛い時に、彼をサポートしたがった。ハーフタイムまで1分というところで、ペペはビジャと競り合った後、顔に手を当てて倒れ、ピッチの上で痛みに苦しんでいた。最初の医学的診断では、右膝の靭帯に害が及んだ可能性が指摘された。「早く治ってくれるように僕たちは願っている。なぜなら、ペペはこのチームにとって基本になる選手だから。僕たち皆で彼をサポートする」といったメッセージが、マルセロやシャビ・アロンソ、ガライ、イグアイン、アルビオルなどから聞かれた。

ドレッシングルームから出てきたレアル・マドリーの選手たちからは、次々にコメントが聞かれた。マルセロは、最初にペペを元気付けるメッセージを示した1人だ。
「負傷がどの程度まで達するのか、まだ僕たちには正確なところはわからない。でも、ペペはいつも元気付け、どんな時でも僕たちを助けてくれる選手だ。だから今は、僕たちが彼を助けないといけない。できるだけ早く回復してくれるよう願っている。」
マルセロと同様に、シャビ・アロンソやガライ、ラモス、アルビオルもペペへのサポートを伝えたいと望んでいた。
アルビオル「ペペの負傷は痛手だ。できるだけ早く回復できるように皆で願おう。彼は僕たちにとって本当に重要な選手なんだ。怪我が深刻なものではありませんように。」
セルヒオ・ラモス「ペペの怪我は辛いものになった。彼はチームにとって重要な選手だ。できるだけ早く回復できるように願いたい。」
シャビ・アロンソ「間違いなく、この試合で起きた最悪な出来事だ。確実な診断が出るのを待たないといけないが、良い状態には見えない。ペペと共にある必要がある。」
ガライ「ペペの負傷は不幸なことだ。深刻なものでないよう願っている。僕たちは、いつでも彼をサポートするつもりだ。」

ゼネラル・ディレクターおよび会長補佐のホルヘ・バルダーノもまた、クラブからのサポートのメッセージを送り、ペペを元気付けたいとしている。
「我々はペペにこの勝利を捧げる。可能な限り怪我が短くて済むように願おう。彼が早く復帰できるように、一貫したサポートを提供していきたい。」
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確か、契約見直し・延長の話も出てましたよね。これで話が延期になったり…しないよね。なんかもう、やりきれないな……。


09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Valencia C.F. 2-3 Real Madrid C.F.

バレンシアの得点:ビジャ(58)、ホアキン(79)
マドリーの得点:イグアイン(53、64)、ガライ(82)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ(44、ガライ)、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ラス、ファン・デル・ファールト(74、ラウル)、マルセロ
FW:ベンゼマ(84、グラネロ)、イグアイン

よくがんばりました。というのが真っ先の感想。戦前言われていた「カカ抜き、Cロナウド抜き」のせいかどうか、前半開始からしばらくは押されていたし、ペペは負傷交代になってしまうし、得点しても追いつかれるし、リードしても追いつかれるし……はー、見てて疲れた。でも、やったこと、試合内容が報われる結果になってよかった。それに、試合中にがくっと集中力、ペースが落ちることも減っているように思うし(まったくないとは言わないけど)、良い内容・及第点の内容の試合が続けられる安定性も出てきたかなと思います。選手が少しずつ入れ替わっている中でできているんだから、チームとしてステップアップしていると言っても良いかも。
試合開始から押されてディフェンス陣がだいぶ下がってました。縦に通す長めのパスでマタとかビジャがラインの裏へ走り抜けるのを、必死になって捕まえたり抑えたり。シャビ・アロンソやラスはディフェンスのサポートの負荷が高く、マルセロやラフィも中盤の守備にまわり、FW2人が孤立したような感じに。ただ、時間が経過するにつれてタイミングが取れてきたのか、ディフェンスにも落ち着きが出てきた。とにかくマドリー中盤のがんばりが偉かったです。マルチェナとかバネガあたりの、パスが出る中盤を抑え、これでパブロやマタ、ビジャに良い形でボールが入らないようにして、ディフェンスラインもだいぶ押し上げられてペースが良くなったんではないかと思います。中盤、よく走ってたなあ……。
ベンゼマが相変わらず左サイドに行きたがって、もっと中に寄ればいいのにとも思うわけですが、これだけ続けるところを見ると、ああやって左に開いてから入ってくるのがやっぱり好きなんだろうな。イグアインの先制点のアシストになったのも、大きく開いてではないけど、エリア内の左深くまで突破してからだから、これでいいのかもしれない。でも、左にはクリスチアーノ・ロナウドもカカも寄っていくわけで……。前半の後半(ワイドオープン氏風に)は、右サイドを使う様子もありましたが、それが効果的かといわれるとやっぱりちょっと違うような。なんかほんと、不思議な選手。でも、今日は左が使いやすかったようだし、ちゃんと高い位置からプレッシャーもかけにいってたし、良かったんじゃないでしょうか。あとはオフサイドのルールを覚えてくれれば嬉しいかな。
イグアインは日々上手く強くなってますね。結果が出ればさらに自信がつくし、本当に充実してるんだろうなと思います。後半途中で、脚を引きずったところは焦りました。その後問題なくプレイできていたから、大丈夫だとは思いますが。でも、寒くなって、冬休み前の疲労のたまったこの時期は、やっぱり負傷が心配です。シャビ・アロンソとか、マルセロとか、ちょっとずつ軽い問題を訴えるケースが出てきているのも気になる。
決勝点のガライ。急な出場でしたが、最後に重要なゴールおめでとう! 試合が終わった後、ドレンテが飛びついていっていた(たぶん祝福のつもりであろう)のがほほえましかった。まだペペの負傷がどうなるかわかりませんが、ここまで出番のなかったガライの重みが増していくことだろうと思います。ガライの最終ラインからの配球に、ちょっと期待してます。

あと、イケルのパフォーマンスは……マルセイユ戦でもちょっとマズいプレイありましたよね。ラウルが先発から外されるようになって、途中出場の場合はキャプテンマーク移動させたりしないですから、ここのところずっとイケルがカピタンなわけですが、何か変な気負いとか意識とかになってないといいんだけど。って、スペイン代表でだって、ここのところずっとカピタンなんだし、メンタル云々は余計な気遣いか。
でも、ラウルに比べると、イケルのメンタルの波が目立つのはちょっと気になるところ。イケルがアルメリア戦後にロッカールームでチームメイトを非難したのを、シャビ・アロンソがやり返したなんてニュース(ソースも定かではないのでいたって怪しい話ではありますが)も見かけましたし。ディフェンダーたちがイケルに迷惑をかける機会の方が圧倒的に多いとは思うけど、お互い様な部分もあり、カピタンである以上、今までよりもさらに忍耐が必要になるんじゃないかと思います。

脱線。本日の放送で、一気に高感度をアップしたに違いないグラネロ。世間一般の22歳大学生としては、格段の収入を得ているはずですが、それでもアジア旅行の際にはバックパッカー姿であろうと思います。それ以外想像がつかないよ。