きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

観覧車’12【改めて】

2012-10-05 19:00:00 | 徒然に2010-2013
甲斐バンドにそういうのがあったはず。
・・・って、ここまでで止めて予約投稿の状態で放置してました。失礼しました。改めて「観覧車」です。

甲斐バンドのは有名な「観覧車’82」。ただ儂はどちらかというと遊佐未森の「雨上がりの観覧車」の方が色んなものがフラッシュバックしてしっくりくる。リリースは90年らしいから納得できる。

M市にも観覧車がある。それも街のど真ん中。百貨店の屋上。
毎年のように一度は必ず利用するその百貨店のビアガーテンでは(安いし交通の便がいいからか)、麦酒のおまけとしてその観覧車の100円優待チケットがもらえる。
が、ここ3年ぐらい使ったことはなかった。子どもは乗るわけないし、一人で乗るのも何だかなあだし。一枚しかないから、使い勝手が悪いといえば確かにそう。
が、今年は思い切って使ってみた。まあ一人でも乗ってみようかと。期限切れ直前のある日の退勤ランの途中でふと思った。思ってからキロ5分半ぐらいにペースが上がった。街に観覧車の灯りが見えた。

観覧車には飲食物持ち込み禁止なので、几帳面に乗る前に呑む。
若いアルバイト君にチケットとワンコイン渡す。夜の観覧車は久しぶりだ。

しばらく景色が見えない間の、この光が宇宙っぽくて子どものように立ち上がって見ていた。ゴンドラはゆっくりと上がり、やがて景色が見えるようになる。


週末の街は、灯りが元気なように見える。

20分弱の空中散歩が終わる。

アルバイトさんに迎えられる。
いいトシのおっさんが、という感じだが、ビアガーデンのチケットだからこういうのもありかなと思う。

帰りの電車では、まだ遊佐未森が聞こえている。
だからまだやくそくははれたそらうかんでる。
いつだってごんどらはぼくをのせのぼってく。