きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

一都二県を旅する

2018-01-30 07:33:39 | 遠くへ~少しだけ非日常
去年の真面目な自主研修。帰る途中の道草ラン。秋葉原のカプセルを出て、京成線で青戸という駅まで行く。今日はここが起点と終点。

駅近くの「お堂」だが、地図には載っていない。よく分からん。とりあえず川を目指す。川に出れば現在地が分かる。

中川に出て中川を渡る。都道に出て都道を走る。朝日が綺麗。

京成高砂駅を越える。道は狭い。商店街っぽい雰囲気も残っているが、それより車が多い。

京成金町付近で、道路標示に従い、柴又帝釈天へ。寅さんの映画に興味はないが、一度は覗いてみたかったところ。

参道を走り、帝釈天へ。少し前に「有吉くん」で見た。

江戸川に出る。前の日は隅田川、荒川と走って今日は江戸川。四国の人間だから、細かな位置関係が今ひとつよく分かっていない。向こう岸には「矢切の渡し」がある。

海まで16キロ。海までは無理だが途中まで行くことに。

走り始める。R15は右岸の海まで残り15キロということか。北総線の橋を越えてさらに進む。

川岸は、延々グラウンドが広がる。景色そのものはは緩やかで長閑である。東京に住めばこういうところを毎日走るのだろうか。川とは逆の方向を見れば遠くにスカイツリー。京成本線、国道14号千葉街道を通過。昔、成田から新宿まで夜通し走った(約70キロ)のはここかと思う。さらに総武本線、都営新宿線、京葉道路を通過する。ポニーランド、やっとるんかな。

篠崎水門で曲がり、引き続き江戸川沿いを走る。結構自転車の往来がある。競技用じゃなくて通学用とか買い物用とかの。

で行徳橋で向こう岸、つまり千葉県へ。

また橋の下をくぐり、今度は上流へ向かう。

京成本線越えて市川の辺りだったか、この辺りで一瞬道が狭くなった。市川といえば、二十数年前に転職のための面接を受けたところでもあるし(相変わらず懲りていない)、十数年前に資格試験を0泊3日で受けに来たところでもある(夜行バス利用)。実技で思いっ切りミスしてとぼとぼと国府台の駅まで川岸を歩いたが、それがここかもしれないと思う(結局合格しましたが)。また、大学の時にウマが合った絵本関係が御専門の非常勤の先生のお宅があって、在学時は菅平の山荘に行ったり、一度卒業したからも呑みに来たりした。

矢切の渡し。ここが、ねえと。

で、さらに上流へ。このでかい橋は国道298号か。

そろそろバテて来たので一旦補給のため川を降りる。松戸神社付近のコンビニ。すぐ近くだったのでラッキーだった。

この辺りの対岸は、東京都と埼玉県。地図で見ると、埼玉県がちょっと入り込んでいる感じ。この辺りから暫く行くと、海から20キロの表示。ということは、そんなには走ってないのか。でも予定ではぼちぼち川を離れる。

川を降りて、階段を上る。対岸の埼玉の県境を確認してから尤も近い上葛飾橋へ。


江戸川を再び渡り、今度は千葉県から埼玉県へ。

東京外環自動車道をくぐり、県道をまっすぐに進む。生活道路にホッとした気分になる。

景色が良いところも良いが、所謂普通の道も良い本当に。

で汐留橋ではなく潮止橋から中川を渡る。

上野風月堂の工場があったり水門があったり。水門は大場川。

つちへんに行で「がけ」と読むらしい。武蔵野の道へは行かず、そのまま中川沿いを進む。

ずんずん行かずに、途中の道を右に折れて、川沿いから一本内側の道へ。どうして予定を変更したかというと、この小学校の名前に惹かれて。

環七通りに入る。

葛飾の駅。記念撮影。

葛飾からさらに南下。まっすぐ行く。かなりバテている。

まっすぐ行けば、起点の青砥だが、もう一つ道草。そして漸く目指す線路を見つける。


呑兵衛の街、立石。平日の昼間なのに人がわんさか。気後れして店には入らず。人がもう少し少なければとも思ったが。まあ、見ただけでも面白かった。

青戸駅に戻る。終了。よう走った。

駅のベンチで慰労。さっきの活気があるところも趣があるのかもしれないが、儂はこちらの方がいい。

で、ここはどこか忘れた。多分空港か。

ジェットスターを利用することも、この先どうなるんか、なあと、思う。
ただ、それよりも、走れるときに走っておいてよかった、なあと、思う。

この稿、手術の4日前に振り返ってみた。
その手術から3ヶ月経った。不思議な感じで投稿している。