1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

年金事務所で

2018年12月04日 | 高齢の親のこと
生徒から、おさらい会に招待したお知り合いの感想を聞くのはとてもうれしいです。
家族にも友人にも内緒で出ている生徒もいますが、私としてはどなたかを呼んでほしいんです。
無条件に応援してくれる人がいるって、心強いですよね。
たまに例外もあるかもしれませんが、たいていは「ステージで1人で演奏してるだけでもすごい!」と思ってくれるはず。
よかったね、がんばったね、と言ってもらえると、本当に励みになります。

さて、母が亡くなった後の手続きの話です。
今日は年金事務所で、「母が受け取るはずだった年金を父の口座に振り込む」という手続きをしてきました。

年金事務所の相談や手続きは予約制で、指定された日は申込みから2週間後くらいだったような。粗大ゴミの収集なみに時間がかかります。

予約した時間に行ってみたら3人待ちで、窓口に呼ばれたのは30分後。
予約の時点でかなりの個人情報を聞かれているので、一から説明する必要はなく、用意した書類を渡すだけです。
でもここから時間がかかった…。
書類の確認作業というものを係りの人がやり、それをその場でただ待つ。
ペーパーレスの正反対のように、たくさんの紙にプリントをし、それをつき合わせてスタンプを押す、という作業。
1人の死亡についてこれだけの紙が必要なのか、果たしてこの大量の紙はこのまま保存されるのか…
などなどをずっと考えていました。

年金事務所を出たのは入ってから約1時間後。私は父の代理人として手続きをしたんですが、高齢者1人だったら結構大変だろうと思いました。
予約の時点で、私の父の場合は挫折することでしょう。耳も遠いし。
提出する書類を聞き取って用意するのも、かなりハードルが高いです。
こういうことで困ってる人って多いんだろうなあ、と思います。子供がいないとか、いても遠くに住んでいるとか。

委任状1枚書くのでも高齢者(一概には言えませんが、我が家の場合)にはとても大変。書類の字が小さいですしね。

銀行の口座もただ解約するのではなく、相続するという手続きになるらしい。
大金があるならそれも納得ですが、少額でも同じ段取りなのかしら。
取り敢えず、先々のことを考えると自分の口座はなるべくまとめておこう、という気持ちになります。

あとは携帯の解約。これもいかなくちゃ。クレジットカードも解約しないと。

今日、父が透析(送迎有り)から帰ってきたとき

「シルベスちゃんがいてくれてよかった。
ひとりじゃさみしい」

と言ったので泣きそうになりました。
コメント
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