芥川賞受賞者が発表になりましたね。
今期は、御年63歳の若竹千佐子さんが話題に。
老いがテーマだそう。
まさに今の日本の高齢化社会を象徴、
というか
そのものずばり。
若竹さま。
「おらおらでひとりいぐも」
お一人様の老後~~。
同時受賞の石井遊佳さんは54歳。
芥川賞は作家の登竜門と言われているから、
たとえば、同じレベルの作品が候補に
なっているとして、
「可能性のある」若い人が獲る、
40、50代以降は可能性低し、と
言われていたものよ。
それが今やシニア人口が増えたせいか、
文芸誌への応募もシニアが増えた?
賞とはビジネスの面もあるから、
シニア人口が増えた現代、
話題→売れ行きにつながるという内部事情も。
若竹さまは27歳で結婚、結婚生活27年目の
54歳で夫を亡くし、
残りの人生もおおよそ27年と見当をつけ、
これからの27年を
「嘆き悲しんで暮らすより何かやろう」
と小説教室に通い始めたとか。
27年、27年、いま63歳だからあと18年?
あるいはまだまだ~~?
人生こんなにうまく割り振りできる人も
珍しい。
「人生、何事かを成すには短すぎるが、
何もしないで過ごすには長すぎる」
とは、かつての作家の言葉だけど、
人生百年時代、
「人生、何事でも成せるほど長い」
という時代になったのね。
若い時に作家を目指し運よく賞を獲っても、
キビシイ世界ゆえ、
いつ食べていけなくなるかわからない~~。
そんな作家や作家志望の方々、多いでしょう。
でも、シニアから目指すなら、
年金あるからね(笑)
食いっぱぐれることない~~。
これからはいろんな分野で
60代より70代、80代が
話題になること多くなるのは確実、
だと思うわ。
こちらは石井さま。50代がいかに若いか~。
日本語教師だとか。やはり時代を感じさせます。
年を重ねて何かを始めても
「いい歳をして~~」と
言われない時代になったのは
いいことですよね。
脚光を浴びる、浴びないにかかわらず、
どんな小さなこと、ささやかなことでも、
昨日より今日、今日より明日~と、
命終えるまで
日々何かを積み重ねていくのは
楽しいわ。
というわけで、ささやかながら、
本日もやりたいこと
いろいろある紫苑でした。
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