先日の断捨離で帯どめに興味を
持っていただきありがとうございます。
帯留めは使ったことがないとのことですので、
帯留めについてアップさせていただきます。
帯留の裏にある金具に帯締めを通せば
いいようなものですが、これがなかなか。
というのは、
細い三部紐では重い帯支えきれないのです。
特に袋帯は重過ぎる。
この辺り帯留めについて
なかなか書いてないのは
少し残念です。
ご存知の方はともかく
あくまでわたくしはこうやっているとの
例です。
ワタクシは、
三部紐で帯を支えるときには、
隠し紐を使います。
あえて袋帯を使いました。
袋帯で後ろの形を作ったところです。
①垂れの下に隠し紐を通します。
私はストッキングの片方を使っています。
これは三原佳子さんの本で一番伸びやすく
しっかりしていると紹介されていました。
60ディールです。
この隠し紐はお太鼓の形を整えるのにも
便利なので一本作っておくと役立つと思います。
②で、この紐を着物のおはしょりの線に
そって前に回します。
前で結んで帯のなかに仕舞いこみます。
③ 手先をお太鼓のなかに入れたところ。
もうこれで、帯締めをしなくても
帯はしっかり安定しています。
④ ここに帯どめのついた帯締めを。
三部紐です。
☆ 隠し紐を使うのがメンドウな方は
帯締め二本使いというのがあります。
しっかりした帯締めでまず帯を支え、
それから本命?の三部紐をします。
二度、あるいは三度ねじって、後ろに回します。
こんな感じ。
帯締めの色が重なったシャレたイメージに。
三部紐を使わない帯留め(金具の穴が大きい)も
多いのですが、それだけでは少し心もとない、
こともありますね。
次はブローチ帯留めで。
これも要注意です。
① 帯締めに針をさしますが、
②帯締めが硬い場合、なかなか刺せない。
③帯に刺すと、いい帯だと小さな穴が開きます。
④ 刺すとき、針が指に刺さらないように注意してね。
⑤ちゃんとブローチを固定させないと、
いつのまにかなくなっているということも。
猫ブローチ。
うーん、ちょっと色が地味だな。
ではチューリップにしようか。
とすぐにチェンジできます
というわけで、知っている方は知っている。
帯留めの楽しみ方でした。
お茶席では使わないので、
お茶を嗜んでいると、
使う機会ないという方も、
お出かけなどで楽しんでくださいませ。
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というわけで、
僭越ながら、帯どめの遣い方でした。
こうして書くとメンドウに思えますが
慣れると楽しいです。
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