ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「21Lessons」未来を考えるすごい本だけど、年金生活のヒントも&はまぐり

2022-03-04 10:27:29 | きものの本&本
本日はまた寒くなりましたね。
暖かさのあとの寒さのほうが
身に堪えます。
用心しましょう。

この何日か、
すごい本に夢中になっています。
幸い、まだ眼鏡をかけなくても
本が読めるので、
読める間に読んでおこうと思って。

「21Lessonns」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)
全世界2100万部突破という
「サピエンス全史」を書いた歴史学・哲学者。
21世紀の人類のための21の思考とあります。

「レッスン」というタイトルに惹かれて
軽い気持ちで借りたら、
もう止まらない~~。
何、この人?
何、この本?って感じ。

21のレッスン内容は
「テクノロジー、政治、絶望と希望」など
おおまかに分けられ、
雇用、テロ、教育、神、民族、
移民などの21項目です。
まず興味のあるところから読み、
次に順番に。
わかりやすい展開、本の構成が素晴らしい。


これからの30年、
想像もつかない勢いで
世の中が変わっていく、
そうなると、
今の考えではとてもついていけない、
まず何が起こっているのかを知り、
個人としても集団としても
何ができるかのか。

難しいそうだけど、
「大きな革命(AIとバイオ)
個人の内面世界のつながりを
強調したい」と
目の前に起きている、
明日食べる心配と世界が
どうつながっているのかを
明確に教えてくれます。
いや、ホント。


たとえば、
バイオテクノロジーとAIの躍進で
30年後には「仕事・雇用」が
なくなっている可能性がある。
医者や弁護士、音楽家までAIが肩代わり。
成長産業は
「人間の情動に関わる介護職や看護師」

新しい「無用者」階級の増大。
そうなると、
すべての人に一定額を支給する
「最低所得保障」という制度ができる、
では、「最低」とはどのくらいが妥当か。

そして、ここが肝心ですが、
人は「無用」という立場に
我慢できるのか。

「人間の幸福は未来への期待と
人生の意味にかかっている」

それを解決するヒントとして、
イスラエルでは
ユダヤ教超正統派の男性の半分は
一生働かないそうです。
「政府の補助金や妻の働き」で生活、
何をしているかというと、
「聖典の研究と宗教的儀式を行うことに
人生を捧げている」
高等遊民?

宗教か~~と思うなかれ、
宗教が大事ということではなく、
人生の意味の探求とコミュニティの大切さ。

つまり仲間と社会的な意義。

年金世代や生活保護受けている人にも
応用できると思うけど。

あとの世代に向けて何ができるかを考える、
ほかの人との繋がりのなかで
何ができるかということ。

休憩。
ひな祭りなのでハマグリのお吸い物を。
奮発!110円プラス胸肉とシイタケ炒め、
残りのひじき。2百円。

ウクライナ問題や温暖化より
明日食べるものがないという切実な人も
いる世界で、それでも云々と著者

コ難しい話で済みません。
こういうこと、
ときどき知っておいたほうがいいと思って。

ほかに身近な例でいうと
フェイクニュースから身を守るには
「洗脳マシーンから抜け出す」
そのためには
重要だとおもったら
関連資料の文献を読む。

そして最後に
自分を知ることの重要性、
「自分の身体感覚」を研ぎ澄ます。
ひたすら自分を観察する。
怒りや悲しみを感じた時
自分の身体に何が起きているのかを、
「一呼吸、一呼吸を感じながら」

とまあ、どんなに書いても
伝わらないじれったさ、
一言ではまとめられないすごさ、
アマゾンでは長文感想が多いのも
わかるけど、
それを読むより、直接読んだほうが
よほどわかりやすい。
それほど大切なことが
わかりやすく書いてあります。

コロナ後の世界がどうなるかを書いた本も。

もちろん、ウクライナとソ連の話も。

単行本を読み、
文庫本を買いました。
何度も読みなおそうと思って、
文庫本(価値ある1320円)

文字が小さすぎて、読みにくい、
ぎっちりなんだもの。
わかったのは、
眼鏡なし時間も残り少ないこと~。

そんなこともありますが、
きょうも元気にいきましょう。

というわけで、
最後までお付き合いありがとうございます。

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コメント (2)
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