閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

小咄

2015-11-06 10:09:48 | 閃き
小咄(小ネタ)特集

「ひよっこ」

父と慕う方のお誘いで銀行主催のゴルフコンペに参加した

支店区域の方達が参加されているのだが、評議員に就任したこともあって支店長からも誘われたので仕方無く参加することにした

始めて参加した私はオープン参加で、競技には参加できなかったがそれなりに楽しくプレーすることが出来た

終了後レストランで表彰式があったのだが、参加者を見て驚いた

殆どの方が60歳以上で最高齢は85歳だとか

勿論、私は支店長の次に若い参加者だった

同席した形から年齢を問われ答えると、若~いと一言

久し振りに若僧、ひよっこを味わった


「人に言えない失敗」

夕方、コンビニでコーヒーを購入した

勿論、缶ではなくカップのコーヒーは100円で飲めるので良く利用する

カップを貰ってコーヒーメーカーへ向かうと1人のおば様がいた

コーヒーを買おうとする私に「お兄さんそれ100円?私にも買ってくれない?」と話しかけて100円を差し出してきたので、レジでお金払ってカップを貰うんですよと説明した

おば様はレジで並んでいる客を押し退けました100円玉を差し出して強引にカップを貰ってきた

既にコーヒーを作り終わっていた私は蓋をした所だったので、おば様はからカップを受け取り説明しながら作り方を教えた

そして目を見張った

ホットコーヒーなのにアイスコーヒーのボタンを押していたのを発見した

しまった❗と思いつつ、自分のコーヒーをおば様に差し出し、ミルクや砂糖を教え、マドラーを渡した

その頃にはカップ半分くらいで終った氷無しのアイスコーヒーに蓋をして飛び出した

当然、エスプレッソより濃くて苦い熱いコーヒーは飲めないので、仕方無く水で薄めて飲んだが不味くて飲めなかった

情けなくなった


「不合理」

国内線の飛行機は満席だった

それでもなるべく前の席に予約をした

通常は後部座席や優先搭乗の後に搭乗する事になる

機内に入ると既に通路側の席には痩せた年配の女性が座っていた

3列の真ん中のシートに少々無理して入った

女性の前を通る時、前向きか後ろ向きか迷う

お尻を向けるのも失礼かと前向きで通り抜けた

残るは窓側の席、スリムな乗客であるように祈った

しかし、祈りも虚しくやって来たのはお相撲さん張りの体格の若者

私はオープン隣の女性に声を掛けて一旦席を立って頂いて若者を奥に通した

身体がデカイ順に奥から座るなんて不合理な話だが仕方無い