閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

20年間続く飲み会

2015-11-23 07:37:20 | 閃き
今年も、年に1度開催している飲み会が開催された

今から20年前に経済団体の役員でご一緒した地域の皆さん6名に、同世代の仲の良い方を加えた会である

毎年年末近くになると集まって親交を深めている


20年という年月は一言では言い尽くせない長い期間である

それぞれの生活の中の変化も様々であり、所謂山坂があったのだろうと推測するのも、私自身がそう実感しているからである

それぞれの状態を見せぬようにしながらでも継続できたことは、ある意味幸せであると思う

病気や怪我など参加できない理由が無かったという証である為だ


そこに参加している方達との付き合い方も丁度良い距離感を保っていることも要因かもしれない

ある時期に苦役を分かち合った経験があるだけだが、その他はたまにショッピングセンターでお会いする程度の立ち話しかない

プライベートでのお付き合いは全く無くて、ただ年に1回飲み会だけをする関係だからかもしれない


昨夜は髪の毛が薄くなった話で盛り上がった

私と同じ歳の方以外は頭髪が薄くなっている

1年振りという関係は、その変化に驚かない期間なのだろうか、それとも急激に変化していないに過ぎないのだろうか

ある輩が、しきりに鏡を見ながら薄くなったと呟いた事を周りが聞きつけ茶化していた

その輩は、頭髪の薄い組に属してはいないと思っていたようだが、周りの殆どが薄い組だと思っていたことに笑いがある

これも年に1度という期間がもたらす事なのである


私は孫が4人になったと報告したら、娘が3人なので、もう1人は別の娘が居るのかと尋ねられたが、孫の居ない輩の発想なのである

孫が居ない輩は、一人目の孫の感覚しか無く、二人目が産まれるとは考えられないのだ

これも、そんな距離のお付き合いだから味わえる事なのである


今回は車で参加する事になったので、酒を呑まずにいたが、やはり呑まなければ面白くは無い

参加者に変化が無ければ、又、同じ様に開催されていくと推測している