閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

東西南北

2015-11-28 06:39:07 | 閃き
北海道に住む仲のよい友人と東京近郊で会った

共通する取引先の行事に参加する為に前乗りして落ち合ったのだ

彼には先日の北海道訪問時に食事先や二次会のお店を紹介して頂いて大変恩義がある友人だ

彼も全国を渡り歩いているので、滅多に合わない彼と落ち合う場所は全国的になっている


北海道の時のお礼をする為に夕食は招待した

招待と言っても見知らぬ土地の見知らぬ店で食事するので、簡単に言えば奢りなのである


彼と会って食事をするのは本当に各地に渡っている

その都度に思い出があるが、それが何処の街だったのか思い出せない

彼の特技はよい飲食店を選ぶ嗅覚を持っている事だ

今回も全ての店を彼がチョイスした

二次会に選んだスナックは暇な店だったが、料金は良心的な店だった

彼が事前に調査した時に発見したキャバクラはどうも怪しいと別の店を選んでいた

二次会のお店の女性にキャバクラについて尋ねたところ、その店はボッタクリの店で地元の客は一切無いと言っていた

彼は危ない店を嗅ぎ分ける嗅覚が評価されて得意げにしていた

それもこれも、彼が全国的に経験した裏返しであるという気がしている


今度彼と会うのは何処の土地になるのか楽しみである

遠く離れて住まう2人が縁あって待ち合わせて食事する場所は、何度も言うが全国的である

北海道で食べられない各地の旬の食材を美味しく食べられる店はそう簡単に見つけられるものでは無い

従って、情報の取得のノウハウと、選択する感覚が備わっているという証拠だ


彼との付き合いも正に東西南北という事になる

しかし、彼とはそれ以下も、それ以上も無い

そんな友人がある事が誇らしい


コメント
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